『大先生』はこの病院の先代院長だ。
おじいちゃんとは幼馴染で、昔はよく二人でつるんで悪さばかりしていたらしい。そのせいなのかどうかは知らないけど、話し方やにらみを利かせた時の迫力はおじいちゃんそっくりだ。陽気で面倒見が良くて、あたしが小さい頃はよく遊び相手になってもらっていた。
病院を息子さんに譲ってからは日本全国を旅してて、たまにふらっと帰って来る生活を送っている。
「大先生、帰って来てたんだ!」
「ああよ。草津で湯治と洒落込んでたんだがよ。せがれがヤクザのジジイを何とかしてくれって泣きついてきやがったんだ。おかげで、せっかくいい調子だった腰がまた痛くてしようがねえや」
おじいちゃんはストレッチャーの上から声の主を振り返って睨んだ。
「何言ってやがる、てめエだってジジイだろうが。モウロクした腕でヤブな治*****
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