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私の名前は美香。
自分で言うのもなんだけど友達は少ないし、部活にも入っていない。
あの子になりたい、そう思ったことは何度も何度もあった。
「自分を変える方法 ーこれであなたも人気者!-」、という本や色々なサイトを見た。
これで行けそうって思った。だが、現実はそう甘くは無かった。
また、あの子に先取られてしまった。
茶道部に入部届を書いたときも、先越されてしまった。
勉強、運動、皆を笑わせる事とか...
あの子と比べられるのが辛い。
皆が尊敬しているあの子なんかを恨めない。
「ねえ、あの子ってさあ...」
最後まで聞かなくてもできる。陰キャ、嫌い、この学校にはいんなければ良かったのに。
こんな世界間違っている。
才能、性格なんかで未来で変わる。
変えたい。世界を。
気持ちがれる人も居た。気持ちがれる人いいた。
だけど、こんなことでも無邪気に笑ってくれる彼がいる。
小さな、ささやかなことで。
笑顔が素敵だ。
嫌みを言ってくる人なんかじゃ無い。
裏の顔をなんて無い。
私の将来の夢を否定しない人を、初めて見つけた。
星みたいだった。
私の将来の夢は、スクールカウンセラー。
悩んでいる人たちを助けたい。
その願いを彼とかなえる。
私の人生は、今、始まる。