キジサバザマス
今回感動系かもしれない
私、エミリーと15の約束好きなんですよ
そしてこの曲聴いて思いました
小峠のカシラに合いそうじゃね?
それではどうぞ
天羽組は今、年末の事務所の大掃除をしていた
組員全員が事務所の隅から隅まで掃除をしていた時である
小峠のカシラは道具や食料の買い出しに出掛けていた
おやっさんが本の整理をしていると
おやっさん「?なんだこれ?」
一枚のCDが挟まっていた
おやっさん「確かこれ……ああ!華太に頼まれた物だ」
それは一ヶ月前の時、
小峠「おやっさん…少しお願いがあるのですかよろしいでしょうか?」
おやっさん「いいぞ、珍しいなぁ。華太が俺にお願いなんて」
小峠「ありがとうございます。実はこちらなんですけど」
小峠がおやっさんにCDを差し出す
小峠「このCD、俺が死んだ時にあいつらに見せてくれませんか?」
おやっさん「……変なことは考えていないよな?」
小峠「大丈夫です、悪い方向ではありませんよ。これは俺からの遺書です」
おやっさん「遺書…………無茶するなよ?とりあえずこれはここの本棚に隠しとく」
小峠「わかりました」
おやっさん「………………」
小林「おやっさん?それなんですかー?」
須永「気になる気になる!!」
2人がCDを不思議そうに見る
おやっさん「これは華太から渡されたやつでな……お前ら宛てだ」
米倉「俺ら宛に?」
喜多川「小峠のカシラが?」
和中「そちらはどのような内容でしょうか?」
おやっさん「いや、その」
阿久津「内容が分からなければ扱いがわかりません」
工藤「何か重要な事が入っているかもしれませんし」
おやっさん「こ、これはな………華太が居なくなった時に見せてくれと頼まれてな。つまりざっくり言うと
遺書だ 」
全員「?!」
野田「なんですって?!」
南雲「小峠のカシラが俺らに遺書?!」
矢部「一体どういう事です?!」
おやっさん「落ち付け、言いたい事がわかるが、俺も遺書と言われただけで中身は知らないんだよ」
江藤「………それ今見る事出来ません?」
野田「江藤!何言ってんのだ!!」
江藤「カシラが遺書だというならそうかもしれんが、それがもし誰かに脅されて言われた物なのか、もしくは死ぬ予定を決め、その日に死ぬために用意したのかもしれんし」
薮下「確かになぁ……」
おやっさん「……そうかもな、そのリスクを考えると今見たほうがいいかもしれんな。じゃあ北岡、これを」
北岡「はい!」
ということで今、組員達がスクリーンを用意し、大きな画面見る
北岡「今入れますね!」
CDが投入され、画面に文字が映る
よく聞きなさい 俺はこれから
遠い所に 旅行に行くんだ
ちゃんとお土産は 買ってくるからな?
それまで 俺と
その内容はまるで、親が買い物に行く時、子供にお留守番を頼んでいるような内容だった
次の文字が流れ、色が次々とグラデーションの様に変わっていく
寝る前はちゃんと歯を磨いて
家族におやすみと言いなさい
友達に優しくした後に
見返りを求めてはいけないぞ
身なりはちゃんと整えとけ
洋服にお金をかけなさい
時には知らない振りで
常に冷静に歩きなさい
慶永「なんか最初、俺がここに来たばかりの時に小峠のカシラに言われた内容と似てます」
茂木「なんかここ…俺が言われとるみたいやな」
水野「カシラが僕に服をプレゼントした時かな?懐かしい……」
恒清「俺が自分に迷っていた時にかけてくれた言葉だ……」
宇佐美「俺も、人生が上手くいってなかった時に……」
人と繋がる事を恐れないで
恥は曝し合う物だ
生きたい時に生きて 死にたい時に死になさい
価値はお前が決める物だ
選択は無限なんだ 信じれるのは自分だけ
でもその全てに責任が持てる人間になりなさい
速水「俺と飯豊くんがお互い少しぎこちなかった時だね」
飯豊「そうだな、今思い返すとカシラが俺らに話す場所を用意してくれてたな」
柏木「まだ自分の価値を理解していない時だ」
北岡「選択を間違えてしまって、次が怖かった時に抱きしめてくれながら話してくれたな」
学歴に何の意味もないさ
好きな事をして生きなさい
清く正しく愛を学んで
正しさはお前が決めなさい
全て手に入れようとせずに
時には何かを諦めなさい
誰かを傷つける言葉は
直接面と向かって言いなさい
涙は 見せびらかしてはいけないぞ
弱さは 噛み締めるものだ
香月「まだ半グレから組員になりたての頃か、あの時何をすればいいのかわからなかったな」
青山「俺が人に気遣いができる様になったのはカシラが教えてくれたからだ……」
矢部「俺も矢部もわかりやすく聞きやすいよう
ロマンティックに愛を教えてくれたな」
南雲「女の子に振られてもすぐ立ち直れる様になったのはカシラに本物の愛し方について真剣に向き合えと喝を入れたくたんだよねー」
喜多川「俺が欲に溺れずに済んだのはカシラと兄貴達に極道としての生き様を見せてくれたからだ」
米倉「昔の自分と今の自分がどれを選べばいいのか悩んでいた時にカシラにそう言われてスッキリしたんだよなぁ」
八隅「自分の思いを言いたいが言えなかった時、カシラが勇気をくれたんだ」
宅間「接客やら何やらで相手に気を使いすぎて体力や精神での限界に近づいた時、覚悟というものを教えてくれたんだ」
江藤「思い悩んでいた自分を舎弟に見られんよう隠してくれてたな…」
冨樫「いついかなる時も油断をしてはいけないと教わり、今こうして生きれているのはカシラと天羽組のおかげだな」
沢山映画を観て 沢山本を読みなさい
日々は永遠ではないから
価値観を取り入れて 常識を身につけなさい
そして自分が何者なのか必死に考えなさい
永瀬「俺がガキの頃、自分の趣味が分からなかった時、おやっさん達みんなに色々な物を見せてくれた。この恩は一生忘れねえ」
須永「俺の好きな物を否定せずに普通に受け入れてくれたなぁ、昔も今も優しいなぁ」
野田「俺にマナーを教えてくれたのは兄貴とカシラだ。だからいついかなる時も対応出来た」
流れてくる曲の内容は、全員に身に覚えがあった。今思い返してみると改めてカシラや兄貴達はすごかったな
そうら思っていると突然
大人になったら俺を忘れて
お前の価値観がお前を支えなくちゃいけない
全員「?!」
急にシリアスをぶち込まれ、組員みんなが固まる
理屈じゃ守れないものが 沢山あるぞ
でもお前が信じるものが お前が愛するものが
何よりも 大事な真実になるんだ
全員がこの遺書の内容を理解した
カシラが死んだ後、俺達はきっと 泣き崩れ、立ち直れず、崩壊してしまう。
そうならないよう、カシラや前の兄貴達が俺らに教えてきた言葉をこの曲を聴いていつでも思い出してほしい、なんど転んでもいいから立ち直ってほしい、それがカシラが俺らに向けた遺書だ
いつ何時も笑顔でいなさい
笑顔はお前を強くする
小林「……っカシラ」
でも悲しい時 苦しい時 大切な人の前で
和中「くっ………カシ、ラ」
恐れる必要などないさ
寂しく思うことはないさ
お前たちだけの人生を手に入れなさい
間違いだらけでもいい 信じれるのは自分だけ
でもその全てに後悔が出来る人間になりなさい
工藤「本当に………いつでも抜け目ないし……考えがわからない人だ…………」
阿久津「貴方って人は本当に………裏の社会で生きている人には見えませんね………」
誰もが涙で身体の水分が無くなりそうになる頃
追い討ちを構される
皆、みんな
会いたい 会いたいよ
愛してる
愛してる
これはずるいだろ
今までは余裕を持って語りかけに来たが、
最後で本音を出すのはずるいだろ
小峠「必要な物買ってきたぞーみんな進んでるかー?」
小峠「て、おい?!なんでお前ら全員泣いているんだ?!」
小峠「ちょ、どうした、いきなり抱きついてきて……て、痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!骨折れるわ!!!!
あれ?おやっさんと姐さん?2人共どうし……加勢しないでください痛い痛い!!」
それ以降
しばらく小峠のカシラは何処に行っても舎弟達が着いてきて、ぴったりと離れられない生活が続いたとさ
end
はい作者です。
この曲めっちゃかぶさんに会いません?
めっちゃ素敵な曲だから聴いてかぶちゃん思い出してね!
さいなら!
コメント
9件
いやめちゃくちゃ小峠さんに合ってて泣くありがとうございます
ちゃんかぶが死んだら私は地獄でも追います