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U
103
#儚い
しおん
299
31
こんにちは- 最近さむくなってきたので
お気をつけて.
真白side
ぴぴっ ぴぴっ
5時30分. アラームがなる。
起きて、そこから30分、勉強をして先生に聞く所をまとめる。
6時15分. 髪を結ぶ。
学校に行けなくなった時期も含めて、一度も髪を切りに行けていないから長めの髪になった。毎朝お化けのようになるから、せめても清潔感を出すために髪を縛る。
今日はハーフアップ。どうせ誰にも会わないし笑
9時. みんなが学校にいった後に登校する。
今日は、先生たちがとても忙しそうにしている。保健室の先生も休みだし、先生があまりこれないかもって.そんな日は初めてかもしれない。ひたすら自習。
まあ、無口で無表情な面白くない生徒の相手をするなんて、楽しくないだろうから,
凛side
6時.
ふぁぁっ
大きいあくびをして起きた。
8時45分.
学校に着く。また同じ日々が始まる。
一時間目から科学。これは眠くなるかも
笑
あと、今日はやけに先生が忙しそうにしている。何故だろうか
端の席に光が当たる。
真白side
かちかちかちかち…
時計の音が目立って聞こえる。先生は来てくれたが、すぐいなくなってしまった。
時計が示した時間は10時25分.ちょうど二時間目の体育の時間だ。
「「がらがらがらっ!!」」
「っ、!?!?」
一瞬、心臓が止まった。
「失礼します,?あれ.?」
保健室の中はハーフアップの男の子?が座って勉強していた。
「ぇっ. あっ、」
やばい。久しぶり過ぎて声が上手く出せない。
「あの、こんにちは.!」
取り敢えず俺は挨拶をした。何年生だろうか。初めて見る顔
「こっ、こんにちはっ、」
こんな風に挨拶したのは何年振りだろうか。挙動不審になってしまった。病気になって以来かも、
「ぁっ、膝_!」
「そうなんです、体育で擦りむいちゃいま
した笑」
「って事は、一年生ですか.?」
「はい.!もしかして、あなたも.?」
「はい. でも、一回もクラスに入ったことがないです,」
「そうなんですね、」
「あの、失礼ですが性別聞いても大丈夫ですか、?」
あまりにも、中性的な見た目で聞いてしまった。声質は男の子っぽいな、
「ぇっ、お、男です、」
「そうでしたか、失礼な質問しちゃって申し訳ないです、」
「いえいえ、僕がこんな見た目してるのが悪いんですよ, 全然大丈夫です.」
そんな会話をしていたら、じわじわと膝から血が流れ出している。
「あの、先生はなんて、?」
「自分で手当てしろって、笑 みんな忙しいらしいので、」
「でしたら、僕 手当てしましょうか、?」
「えっ!出来るんですか、!そしたら是非おねがいしたいです、」
.
.
.
「水で洗いますね, 痛かったら、教えてください.」
何故かこの人と話してると、心がふわって軽くなる。安心感?なのか、
「ぃたっ、」
「痛かったですか.? もう綺麗になったので切り上げますね、」
「ありがとうございます..」
この人と話してると、不思議な感じがする。なんとも美しいし、、だけどさっきから顔色一つ変えずに話をしてくれている。不思議な人だな、
.
.
がらがらっ
あれ、絆創膏が入った箱、高い位置にあって取れないかも.
.
ひょいっ
「はい, どうぞ 」
「あ、ありがとうございます、」
背たっか!! 惚れちゃうよ、
「絆創膏は自分で貼れます、!ありがとうございます!」
「あれ、?この絆創膏ってどうやって貼るんだ、?」
「僕が貼りますよ, 膝触りますね.」
貼るまでやって貰うのは申し訳ない、己の無知さを感じた、
.
.
.
「終わりました,」
「わぁ、めっちゃ綺麗です,, ありがとうございます!」
「あの、お名前聞いてもいいですか,!」
「成瀬 真白といいます。 貴方のお名前は.?」
俺はふと思い出した。自分のクラスの窓側の席。名前がかいてあった。女の子かと勝手に思ってたけど、男の子だったんだ、
「黒崎 凛です. 素敵な名前ですね!」
「同級生なので、敬語はずしませんか!」
「わかりました.!」
「じゃあ また明日,!!」
「また明日,?」
がらがらっ
えっ、また明日、?
終
次 ♡5
コメント
1件
第3話、読み終えました。保健室での偶然の出会い、すごく良かったです。真白くんが人と話すのが久しぶりすぎて声が出なかった心情とか、凛くんが「また明日?」と言ったときの真白くんの戸惑いとか、静かな温かさが伝わってきました。お互いに「明日」ができるかもしれない、という予感がじんわり来ますね。無口で無表情な生徒に対して凛くんが自然に話しかけてくれたのも素敵でした。次の話、楽しみにしてます!