君がくれた7つの贈り物

岸side

神には婚約者が居たってことやメンタルが安定しないことがあるって話は聞いたかな？

じゃあ、今日、旅行に来た理由でも話そっかな。

何で急に旅行に行こって言ったかっていうと、、

今日はめぐみさんが亡くなって3年目なんだけど、毎年命日は特に神はメンタルが不安定になるんだ…だから少しでも違う方に気が向いた方がいいでしょ？もちろん神にはその事は内緒で、みんなで来たんだけど、きっとみんなも何でこの日に来たかっていうことは分かってると思う。その上で、楽しんでくれてるんだろう。俺らは長く一緒に居るから何も言わなくても察していつも通りに過ごせる。これは俺らの強みかな。

さ、この理由はこれで終了！次にめぐみさんの事まだあまり知らないと思うから、軽く紹介するね！

めぐみさんは誕生日が4月の10日で、血液型はB型。好きな色は何だっけな…？…あ、そうそう！桜のような薄ピンク。好きな動物は犬。実は神と一緒に【ゆめ】って言う柴犬を飼ってたんだよ。もうお空に行ってしまったけどね。

あと何がある？あ、めぐみさんはご両親が早くに亡くなったんだ。えっと、めぐみさんがね、16歳の頃に交通事故で。それからはめぐみさんのお母さんの方のおじいちゃんとおばあちゃんに大事にしてもらったって言ってたなぁ。たまにお父さんの方のおじいちゃんとおばあちゃん達も家に今でも仲良くしてるみたい。

めぐみさんが亡くなった時に…あ、これはもう少し後の方でみんなに話してもらおう。

岸「神ーかき氷買おっか！」

神「みんなに…？」

岸「そう！暑いから美味しいよ♪」

神「分かった。」

少し歩いて、、

海の家

神「俺はいいや。」

岸「そう？分かった。かき氷全種類ください！」

店員「全部ね！いちごとブルーハワイとレモンとメロンで良いですか？」

岸「はい！」(代金を払う)

店員「分かりました！少しお待ちください！」

岸「はーい！」

数分後

店員「お待たせしました！」

岸「ありがとうございます！神、2つ持ってくれる？」

神「うん。」

岸「ありがとう！」

みんなの所へ

平「あ、帰ってきた！」

永「どこ行ってたん？」

岸「かき氷買ってきた！」

高「僕の分は？(⌯︎¤̴̶̷̀ ᴗ ¤̴̶̷́⌯︎)✧」

岸「あるよー！」

岸「今からかき氷争奪戦ね笑」

3人「よっしゃ笑」

ジャンケン✊ ✋ ✌

高「俺いちご！」

永「俺レモン！」

平「メロン！」

岸「俺はブルーハワイか！」

いただきます！

高「美味しい！」

永「神〜少しだけ食べへん？」

アーン！(*´◒`*)

神「…ありがと。美味しいね。」

永「やろー？」

平「じゃ俺のも！」

アーン！(´□`*)

神「ありがと。こっちも美味しい〜」

高「じゃあ俺のは？」

アーン(っ*´◯`)

高「いちごも美味しいでしょ？」

神「ほんとだ〜」

岸「最後俺のー」

アーン(๑ˊᗜˋ๑)

岸「美味しい？」

神「うん！美味しい〜」

岸「ふふ(​ *´꒳`*​)」

岸「4時にはここ出るからねー」

3人「はーい」

神「はい」

高「食べ終わったから入ってくるー！」

平「俺疲れたから、ここに居よう〜」

岸「俺は入ってこよっかなー」

永「俺も疲れた笑2人で入っておいで〜」

2人「はーい」(行く)

神「あれっ？」

永「んー？」

平「どした？」

神「ここにね、貝殻あったの。」

平「えっ？どこにもあるじゃん？」

神「違う。さっきここには無かったよ。」

永「海で流れてきたとか？」

神「ううん。ここからは結構離れてるから流れてはこないよ？」

平「誰かが置いってったんかな？」

永「そうかも笑」

神「…綺麗だな。桜色だ。」

永「気に入ったんなら持って帰ったら？」

神「そーする。」

平→神の頭を撫でる。

神「んー？どしたの？」

平「あ、ごめん笑ついつい笑」

永「どした笑」

4時

岸「そろそろ帰ろっか！」

3人「はーい！」

神「はーい、、ﾌｧ~」

岸「神、眠い？」

神「ぅ、ん」

平「背負ってくわ。」

神「(ﾊｯ!)い、いいよ…！自分で歩ける､!」

平「それで１回、無理して倒れたの誰だった？笑」

神「( ´･ω･`)」

永「神ー？紫耀も心配してんねん。たまにぐらい甘えなー」

神「うん…分かった。」

背中に乗る。

神「恥ずかしいな…」

高「誰も見てないよ〜きっと自分のことでいっぱいだから！」

神「ぅん、、」（寝る)

4人「おやすみ。」

岸「神も寝たし、ゆっくり帰ろっか！」

3人「そうだね〜」

歩き出す。