コメント
5件
よければでいいんですけど、、、僕の関係者になってください!! 無理だったら全然いいんですけど、、、(なってくれたらめっちゃ泣いて喜ぶ、、、)
うぇーい🌸🍍ぅ
微☔️📢
わんくっしょん
「今日の配信も面白かったです!」
🍍「っと…」
俺は火曜日の夜、毎日推しにDMを送っている
今となってはすっかり俺の日課だ
火曜日の配信が毎回楽しみでたまらない
DMは既読しかつかないけれど、見てもらえてるというだけで嬉しい
🍍「…でも、たまには返信こないかな〜」
🍍「…あっ!明日朝早いじゃん!もう寝なきゃ〜…」
🍍「おやすみ…、」
俺以外誰もいない家でおやすみと告げる
親は仕事でいないが、推しのグッズがあるので悲しくもなんともない。
推しのことを考えながら俺は眠りについた
ピピピピッピッ、ピピィッッ!!!
カチッ
いつも通り目覚ましがなり、目を開ける
🍍「部活だる…」
そんな事を言いながら準備を始める
🍍「…じゃ、行ってくるね、らん」
推しに一言告げ、家を出る
🍍「あ〜!!早く帰りてぇよぉ…」
学校で突っ伏して本音を言う
📢「どうしたどうしたw本音丸見えだぞw」
隣の席で笑いながら話しかけてくるのはいるま
古くからの大親友だ。
🍍「推しにDM返されたい…」
📢「んな夢を言われても…気持ちはわかるが…」
いるまにも推しがいる。雨乃こさめというショタボ系の歌い手だ
らんと雨乃こさめは同じグループで、らんは雨乃こさめのオタクという事になっている
そんなオタクになっている推しを見て俺はオタクになる
📢「推しにDM返されるとかどんだけいい事したんだよ…」
🍍「オキニになりてぇ…」
全く会話になっていない事を言いながらスマホを漁る
🍍「…えっっ!?!?」
とてもデカイ声量で驚く俺
📢「なんだなんだ、推しが熱愛報道でも起こしたか?」
割とガチめに心配する親友
🍍「…推しにDM返された。」
📢「…は?」
戸惑いながら状況を言い、困惑して状況を呑み込めないいるま
まさにカオス
📢「…え、お前徳積んだことある?」
🍍「ない、むしろ恨み買ってる」
徳なんて積んだこともないし、恨みの方が圧倒的に買ってる。
📢「なんて来たん?」
そう言いながら勝手にスマホをのぞきこんでくるいるま
遠慮くらいしろよ。
「いつもDMありがと〜!なつくんのおかげで配信頑張れるよ〜!」
📢「うわ、名前まで呼ばれてるしもう認知されてんじゃん…」
📢「うわいいな〜…俺なんて未読だぞ?」
🍍「俺はもう推しに認知されてるんで、認知されんの頑張れ〜w」
可哀想と思いながらいるまを煽る。今の俺はいわば無敵状態だ。
📢「マジムカつくわぁ…」
キーンコーンカーンコーン
授業始まりのチャイムが鳴る
🍍「じゃ、またな〜」
つっても隣だけどw
家に帰ったあと、俺はDMの返事を考える
「初めてのお返事嬉しいです!!俺はずっとらんくん推しです!!」
今の感情に任せて文字を並べる
現実ではらんと言うが、本人相手に呼び捨ては俺が許さないのでくんをつける
そしてそれを推しに送る
すぐに既読がつき、返信が来る
「え〜!嬉しい!その言葉、俺にしか言わないでね?」
🍍「…ふはっw」
メンヘラっぽい字面に、俺は少し笑ってしまった
そういや、らんはメンヘラ設定だったか。
そんなことを考えながら、
俺は限界オタクをする。