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2 - 俺は限界オタクをする。🌸🍍

♥

300

2024年04月21日

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うぇーい🌸🍍ぅ

微☔️📢

わんくっしょん


















「今日の配信も面白かったです!」

🍍「っと…」

俺は火曜日の夜、毎日推しにDMを送っている

今となってはすっかり俺の日課だ

火曜日の配信が毎回楽しみでたまらない

DMは既読しかつかないけれど、見てもらえてるというだけで嬉しい

🍍「…でも、たまには返信こないかな〜」

🍍「…あっ!明日朝早いじゃん!もう寝なきゃ〜…」

🍍「おやすみ…、」

俺以外誰もいない家でおやすみと告げる

親は仕事でいないが、推しのグッズがあるので悲しくもなんともない。

推しのことを考えながら俺は眠りについた











ピピピピッピッ、ピピィッッ!!!

カチッ

いつも通り目覚ましがなり、目を開ける

🍍「部活だる…」

そんな事を言いながら準備を始める

🍍「…じゃ、行ってくるね、らん」

推しに一言告げ、家を出る






🍍「あ〜!!早く帰りてぇよぉ…」

学校で突っ伏して本音を言う

📢「どうしたどうしたw本音丸見えだぞw」

隣の席で笑いながら話しかけてくるのはいるま

古くからの大親友だ。

🍍「推しにDM返されたい…」

📢「んな夢を言われても…気持ちはわかるが…」

いるまにも推しがいる。雨乃こさめというショタボ系の歌い手だ

らんと雨乃こさめは同じグループで、らんは雨乃こさめのオタクという事になっている

そんなオタクになっている推しを見て俺はオタクになる

📢「推しにDM返されるとかどんだけいい事したんだよ…」

🍍「オキニになりてぇ…」

全く会話になっていない事を言いながらスマホを漁る

🍍「…えっっ!?!?」

とてもデカイ声量で驚く俺

📢「なんだなんだ、推しが熱愛報道でも起こしたか?」

割とガチめに心配する親友

🍍「…推しにDM返された。」

📢「…は?」

戸惑いながら状況を言い、困惑して状況を呑み込めないいるま

まさにカオス

📢「…え、お前徳積んだことある?」

🍍「ない、むしろ恨み買ってる」

徳なんて積んだこともないし、恨みの方が圧倒的に買ってる。

📢「なんて来たん?」

そう言いながら勝手にスマホをのぞきこんでくるいるま

遠慮くらいしろよ。

「いつもDMありがと〜!なつくんのおかげで配信頑張れるよ〜!」

📢「うわ、名前まで呼ばれてるしもう認知されてんじゃん…」

📢「うわいいな〜…俺なんて未読だぞ?」

🍍「俺はもう推しに認知されてるんで、認知されんの頑張れ〜w」

可哀想と思いながらいるまを煽る。今の俺はいわば無敵状態だ。

📢「マジムカつくわぁ…」

キーンコーンカーンコーン

授業始まりのチャイムが鳴る

🍍「じゃ、またな〜」

つっても隣だけどw









家に帰ったあと、俺はDMの返事を考える

「初めてのお返事嬉しいです!!俺はずっとらんくん推しです!!」

今の感情に任せて文字を並べる

現実ではらんと言うが、本人相手に呼び捨ては俺が許さないのでくんをつける

そしてそれを推しに送る

すぐに既読がつき、返信が来る

「え〜!嬉しい!その言葉、俺にしか言わないでね?」

🍍「…ふはっw」

メンヘラっぽい字面に、俺は少し笑ってしまった

そういや、らんはメンヘラ設定だったか。

そんなことを考えながら、









俺は限界オタクをする。

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コメント

5

ユーザー
ユーザー

よければでいいんですけど、、、僕の関係者になってください!! 無理だったら全然いいんですけど、、、(なってくれたらめっちゃ泣いて喜ぶ、、、)

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