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◇◇◇
バァンッッ!!と学園長室の扉を勢いよく開ける生徒会長。
gr「ピクト学園長!シザー嬢を連れてきたんだぞ!」
pikt「いやそれは良いんだけど扉は大事にしようか?いつも言ってるじゃん…!
あと、トントンさんがすんごい形相でこっち向かって来てるんですけど、どう言う事ですか生徒会長!?」
tntn「グルさん!急に行動すんのやめぇっていつも言っとるやろ!?お兄さん置いてっとるし!」
Kur「血の繋がった兄をおいて。」
gr「悪かったとは思ってる。」
ジッと静かに圧をグルッペンさんにかけるクロノアさ、、、ノア兄さん。
なぜか、、、モンペの気配がするのは気のせいだろうか、、、、
『えーと、そろそろ本題入りません?』
pikt「そ、そうだね。、、、まず、シザー嬢、何からききたい?」
聞きたい事、まぁ最初は無難に、、、
『”黒色伝承“ってなんですか?』
pikt「その事ねー、話せば長くなるけど、出来るだけ抜粋して話すね。」
[ぴくにき説明中、、、]
◇◇◇
、、、、学園長の説明を箇条書きにするとこうだ、
・数百年に一度、魔力水晶を黒くする者が生まれる。
・黒色の者は代々時代が変わる時期にこの学園に入学し、変化をもたらす。
・この学園は黒色の者を護るため存在する。
・黒色の者は神格にあたいし、丁重に扱われる。
だ、そうだ。
、、、一つ言える事は、
『くっそ面倒くさい立ち位置だなコレ、、、。』
pikt「まぁまぁ、そう言わずに!先代の代では現れなかった黒の者が僕の代で入学するなんて、、、生涯で一番幸運だ…!」
gr「学園長、話が逸れてますよ。」
pikt「っは!ごめんごめん。、、、で伝承にある黒色の者を護るって所なんだけど、これは昔、学園内で特段強い生徒を護衛につけた事から始まってるんだ、黒色の生徒はよく狙われるからね〜」
『ね、狙われる、、、!?』
これって乙女ゲーじゃなかったっけ!?と内心で言う。
(狙われるなんて事聞いてないよ!?)
pikt「だってどの界隈でも黒色は引っ張りだこだからね〜、昔一回それで、、、、いや、やめとこう。暗い話は積極的に話すもんじゃないからね!
それで、護衛の文化は今は“生徒会”として残ってて、いつ黒色が現れてもいいように伝承が残っている学園では生徒会が設立されてされてるんだ!」
、、、ん?今生徒会って、言った、、、?
クルッとグルッペンさんの方をみると、ニコニコ、悪魔のような笑顔でこちらを見ていた。
gr「これで分かっただろ?生徒会に入るのはお互いの為でもあるんだ。」
『、、、全部知ってて勧誘したんですか?』
gr「いや?俺もさっき知ったばかりだぞ?」
『、、、。』
そこは全部知ってて勧誘したって嘘でも言って欲しかったなぁ、、、
gr「なんだその顔。知らなかったものは知らなかったんだ、それより、”アレ“をやってみようか。」
アレ?アレってなんだ、、、?
そう思案していると、突然生徒会長は赤いカーペットが引かれた床に片膝(かたひざ)をつき、片手を胸に当て、まるで執事のような体勢で、こう言い放った。
「この日を待ち望んでいました。ようこそ学園へ、My lady(マイ レディ)。」
そう言った後に、私の方をどういう反応をするかと伺うように顔を上げる。
その顔は本当に悪戯(いたずら)を仕掛けた子供のような笑顔だった。
『、、、マイレディって、、、、なんでそんな小っ恥ずかしいセリフ言えるんですかぁ、、、。』
何故か言われた自分の方が恥ずかしくなって顔を手で覆う。
gr「、、っはっはっは!やっぱり、期待通りの反応だなぁ、シザー嬢?いや、My ladyと言ったほうが宜しいか?」
『止めて下さい〜!色々問題が生じますよ!!』
主に自分の心臓が保たん、それに、、、
兄(クロノアさん)の圧が、圧が背後からしてますよ、、、!
冷ややかな目が、、、!目が、こちらを見てますって〜、、、‼︎
そんな空気の中ピクト学園長が恐る恐る口を開く、
pikt「あ、あー、そういえば“実技テスト”ってシザー嬢はもう受けたっけ?」
tntn「、、、あ。」
gr「あー、、、。」
Kur「受けてないんじゃないかなぁ。」
『実技、、、テストぉ!?』
そんなん絶対他のやつにバレるイベントやんっ!!
あー!悪役令嬢だったらバンバン魔法撃ってやんのにぃ〜‼︎
これだからヒロインポジは面倒いんやーー‼︎
次回!ヒロインタヒす!デュ●ルスタンバイ!
next.6実技テストも程々(ほどほど)に____