初書きなのでいまいち書き方がわかってません‼
srhb
短め
ご本人様とは関係ありません
今日はオレとせらおの特別な日。
他の人からしたらなんてことない今日はオレとせらおが付き合った記念日だ。
「せらお‼‼」
「ただいま。」
仕事を終えて帰ってきたせらおに抱き着く。
せらおはよろけることもなく俺を支えてくれた。
「おけーり‼ご飯できてるぜ‼‼」
「ありがと。元気だねぇ。」
「そりゃ、せらおといれてうれしいからな。」
「俺もうれしい。」
そんなこんなで会話をしながら夕食の準備をしていく。
「じゃーん。駅でこんなの売ってた。」
そう言ってせらおが取り出したのは・・・
「バスクチーズケーキ‼‼」
「雲雀好きでしょ?記念日だし…。」
「あんがとな!俺なんもあげられねぇや…。」
「そんなことないよ。雲雀が家にいて俺を出迎えてくれるだけで十分。」
「ほんま?」
「うん。」
せらおの言葉に少し照れてしまい、赤くなった頬を隠す。
「飯にしようぜ‼‼」
「うん。…可愛い。」
「ん?なんかいったか?」
「何でもないよ。」
そうして夕食を食べ始めた。
他愛もない話をしながら食事を進めていく。
「「ごちそうさまでした。」」
夕食を食べ終え、順番にお風呂に入る。
「せらお~上がったぞ~。」
せらおの姿が見えず、部屋の中を探す。
「せらお…?」
「あ、どうしたの?」
奥の方からせらおが出てきて何かを隠した。
「せらお?お風呂入ったら?」
「ん~…その前にちょっといい?」
なぜか気まずそうにしながらそう切り出すせらお。
―――もしかして、振られる…?
そう感じたオレは体が冷えていくのを感じた。
「あの、さ。雲雀…。」
「せらお…。」
男であるオレがずっとせらおと居られるはずがない。
それはずっと感じていたことだった。
でも、
別れたくない。
一緒にいたい。
「や…だ…。」
「え?」
「せらおと一緒にいたい…。」
「雲雀?」
「オレのことふらんで‼」
そう言っているうちにどんどんと涙がこぼれてくる。
苦しい。
悲しい。
「せらお…。」
「雲雀、落ち着いて。」
「うぅ…。」
「俺は雲雀のことを愛してる。今も、これからも。」
「じゃあ、何を言おうとしたん?」
「それは…。」
せらおが背中に隠していたものを取り出す。
「俺と、結婚してほしい。」
その手の中にあったのはシンプルな指輪で。
部屋の電気が当たって光り輝く。
振られなかったことへの安堵と告白された喜びで視界がまたぼやける。
「俺からの告白…受け取ってくれる?」
不安げにそう尋ねるせらおに抱き着く。
「はい‼‼」
「あの二人、結婚するんだって。」
「やっとですか。」
「もどかしかったよね~」
「本当に…。でも、よかったです。二人が幸せになれそうで。」
「それはそう。…んじゃ、からかいに行きますか。」
「初々しい反応でも見に行きますかね。」
雑くて御免なさい…。
コメント
1件
ストーリーが素敵で尊敬です!!