カラフルピーチのもふくんとじゃっぴが出ます。
BLです。
何気にBL小説初挑戦なので優しい目で見てくださいm(*_ _)m
セリフ枠は下の通りです。
カギカッコはセリフ、カッコは考えていることです。
💜「」()←もふくん
💚「」()←じゃっぴ
突然始まって突然終わります。
それでは前置きが長くなりましたがどうぞお話の方へ進んでください。
じゃっぴside
カタカタカタ…
カチッ
💚「あ”ぁ”〜·····やっと編集終わった·····」
チラリと部屋にかかる時計を横目に見れば、作業を始めてからもう7時間も経っている。
💚(珍しく2人の休みが合って泊まる約束してたのに思ったより時間かかったせいで結構な時間もふくんの事放置しちゃったなぁ·····)
俺はどうにかもふくんにお詫びが出来ないかと思い普段使わない頭を使い色々と考えてみるがこれと言っていい案も浮かばない·····。
悶々と考えを巡らせていれぱ自然と耳に自分では無い。他の人間の生活音がはいってくる。それを認識し、次は意図的に耳をすませて音を聞く。
シャーー……
水が流れる音。シャワーでも浴びているのだろうかと考えてから思い出した。
💚(そういえばさっきお風呂入ってくるって言ってたなぁ·····)
その後ご飯を一緒に食べようとも言ってくれていたっけ··········
そんな事をボーッと考えているといい案が浮かんだ。
💚「そうだ!もふくんにご飯作ってあげよう!」
💚(うん!やっぱりコレがいい!もふくんは長湯するタイプだから1時間半は出てこないし、俺は作業始める前にお風呂に入ってるから丁度いい!)
💚「そうと決まれば!」
俺はキッチンへ走り、冷蔵庫を開ける。
💚「え〜っと?卵、ハム、牛乳、ネギ·····う〜ん·····あんまりパッとしないなぁ··········あっ」
ふと思いつき缶詰や乾麺等が置いてある棚を見る。
💚(トマト缶、パスタ·····確か冷蔵庫にひき肉も··········)
💚「うん。野菜もあるし、コレなら!もふくん早く出てこないかな〜♪」
もふくんside
💜「はぁ·····」
シャワーを浴びながらため息をつく。
💜(じゃっぴ編集大変そうだったな·····)
俺が上がる頃には終わっているだろうか。
いつもお互いの家に泊まった時は一緒にお風呂に入って一緒にご飯を食べて一緒に寝る。
男同士の俺達が気を抜いて長い時間を過ごせる唯一の時間だ。でも今日はたっつんが体調不良になりたっつんがする予定だった編集を急遽じゃっぴがする事になったのだ。
俺自身は他の誰かに任せればいいのにと思ったけど優しいし何よりカラフルピーチが大好きだからじゃっぴは自分がやるって聞かなかった。俺がやるって言っても大丈夫の一点張り。昼の1時から始めて今は夜の8時。もう7時間も経ってる。
そんな事を悶々と考えている間にそろそろ1時間半になる。
普段入浴する時は直ぐに逆上せてしまうじゃっぴの為に早くあがるが今日は俺1人だけというのもあり、随分長湯をしてしまった。
いくら普段が長湯とはいえ流石に逆上せてきた。
💜(もう出よう·····)
脱衣所に行って体を拭くその後に髪を拭いて服を着てドライヤーで乾かす。ここまでがいつもの流れだが乾かすのは後でいい。
いつもならじゃっぴが好きだと言う髪をそれなりに丁寧に乾かすが今日はもういい。
それよりも早くじゃっぴに会いたい。
拭いたとはいえまだ少し水の滴る髪にタオルをかけて脱衣所の扉を開ける。すると笑顔のじゃっぴが迎えてくれた。
💚「あ!もふくん!お風呂どうだった?」
💜「あれ?じゃっぴ·····もう編集は終わったの?」
💚「うん!結構かかっちゃったけどなんとか!もふくん本当にごめんね😭俺がどうしてもやりたくて無理言って·····折角のお泊まりだったのに長いこともふくんのこと放置しちゃったし··········」
まだ俺自身の機嫌は悪いしそれが直るかはじゃっぴ次第だったけど、あからさまにしょんぼりとし眉を下げる可愛らしい恋人を見てそれなりにモヤモヤとした感情は軽くなった。
でもまだ完全には消えてないから少しくらい意地悪をしてもバチは当たらないだろう。
💜「うん。そーね。結構めちゃくちゃ凄く寂しかったね。」
俺がわざとらしくそう言えばガーンという効果音でも付きそうなほど落ち込んだと思ったら必死に話し出した。
💚「やっ·····やっぱり!本当にごめんね·····。あの、それで凄くもふくんに寂しい思いさせちゃったし、俺何かお詫び出来ないかなって思って今日は俺がご飯作ったよ!ほら、いつもはもふくんに任せっきりでしょ?そういえばたっつんとかゆあんくんにはあっても、もふくんに俺のご飯作ってあげたことないなって·····」
そう言ってチラチラと俺の顔を見て話続けるじゃっぴを見ながら少し鼻を鳴らせば確かに凄くいい匂いがする。
良く考えれば入浴時にもうっすらだが確かにいい匂いがした記憶がある。
俺が1人いじけてる間に彼はわざわざ料理をし、長湯をする俺をずっと待っていてくれたのだろう。
💜(あぁ·····なんだ··········)
💚「それでね、ッ!·····もふ·····くん··········?」
じゃっぴを抱きしめて子供のような悪口を口にする。
💜「ふふっw····じゃっぴのばーかww」
💚「えっ!?な、なになにっ!?俺なんかした!?って今日はなんかしかしてないけど·····!」
💜「っ·····www。ううん。何でもないwありがとう。一緒にご飯たべよっか。」
💚「ッ!うん!!ていうか!今気付いたけどもふくん髪濡れたまんま!」
💜「え?あぁ、そういえば·····」
💚「何してんの!?風邪ひいちゃうじゃん!も〜!まず髪ドライヤー!ご飯はその後ね!ほら、俺がドライヤーしてあげるから!」
💜「ふっwwうん。お願い!」
そういってじゃっぴにされるがままソファーに座る。
💚「も〜!普段はちゃんとドライヤーするのに今日はどうしたの?」
💜「ん〜?じゃっぴに早く会いたくて。って言ったらどーする?」
俺がニヤニヤ笑ってそう聞くと
💚「あ!またもふくん俺の事からかってるでしょ!!」
💜「え〜?ww」
💚「ほら!もう笑っちゃってるじゃん!ww」
俺が少し顔を上げるとじゃっぴと目が合った。
・・・・・・
💚💜「あっははwwww」
少しだけ見つめ合って2人で笑う。
💜「あ!そうだ今日のご飯は何?」
💚「今日はね〜ミートソーススパゲッティだよ!」
💜「へ〜!じゃっぴそんなの作れるんだ。美味しそう。」
💚「でしょ?俺もやれば出来るんだから!」
💜「流石俺の彼女。」
💚「またそういう事言う〜!」
あぁ·····こんな幸せがずっと続けばいいのに。
💜「じゃっぴ〜?」
💚「何〜?」
💜「愛してるよ」
💚「ふふっwうん、俺も!」
終
コメント
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もふじゃぱか!!いいね👍