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ぎゃうるふ きちゃぁ〜! ぎゃうるふの空間は美味しいから良き 楽しみにしてます!!
〜side小柳〜
1日の授業が終わった
俺はカバンを出し帰る準備をする
すると誰かが俺の机の上にもう一つカバンを乗せた
「準備できた?途中まで一緒に帰ろ」
「出来たよ。行こう」
慌ただしく学校を後にする
「間に合うか?バイト」
「うん!まだ大丈夫だよ」
「エプロン持ったか?」
「持ったよ!やだなぁ人を忘れんぼさんみたいに言わないでよ」
「この前忘れてただろーがよ。俺に言われなかったら間に合ってなかったぞ」
「そうだっけ?」
「もう言ってやんなーからな」
「ヤダヤダ!しっかり最後まで面倒は見てよ」
「お前は捨て猫か?」
ウェンは9月半ばからアルバイトを始めた
期間は2ヶ月くらいらしい
おしゃれなカフェで浮いてないか心配だが、どうやら馴染んでいるようだった
「お前、店に着いた途端ケーキばっか食ってんじゃないの?」
「あ、ケーキはねぇ、最後に残ってたら貰えるんだっ」
「‥‥目的はそれか?」
「美味しいバイトだよね。うちのケーキめっちゃ美味しいんだから!コーヒーも美味しいよ」
「だから俺にも飲ませろって。もう行っても良いのかよ?」
「良いよ?俺も店に慣れたし。今度俺が出勤してる時来てよ」
「なんでお前が慣れるまで俺が待たなきゃならなかったんだよ‥‥俺コーヒー静かに飲んで帰るだけなのに」
「俺がカッコよく働く姿を見せたいからに決まってるだろ?」
「‥‥そんなことかよ」
「そんな事って言うなよ。俺がバイトしてる間はデートも出来てないんだから‥‥せめてかっこいい所見せないと」
「ハハっ、そうかよ。じゃあじっくり見させてもらうよ」
もう少しで別れる場所に着く
「本当に一緒の時間取れなくてごめんな?」
「気にするなよ。バイトだって経験した方が良いだろ」
「バイト終わったらいっぱいデートしようね」
そう言うとウェンは俺の手を取り、繋いできた
「おい!やめろって!」
「なんでだよぅ〜」
俺は急いでその手を振り解く
まったくウェンはいつもこうだ
「学校でもみんな俺たちの事知ってるし、別に誰に見られても良いじゃん!」
「そう言う事じゃないんだ!俺は外でイチャイチャするのが嫌なんだ。分かってるだろ?」
「‥‥分かってるよ。でも俺はいつでもロウといちゃつきたいの!」
「もうバカな事言ってないで早くバイト行けよ。時間なくなるぞ」
「あ、ホントだ!じゃあ行ってくるからね!続きは今度お家でね!」
ブンブンと大きく手を振りながら横断歩道を渡って行く
「ロウ!気をつけて帰ってねー!」
横断歩道を渡り切っても大きな声で俺の心配をしてる
「帰りが遅いんだからウェンもな!」
「分かったよー!」
そう言って駆け出すウェンの背中を見えなくなるまで俺は見送った
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