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🇯🇵…これから一緒…とは?




私は焦りと困惑を押し殺し、ゆっくりとイギリスさんに問う。



イギリスさんの事だ。これから一緒だという言い方。

何かあるに違いない。


私がそう思っていると、それを見透かしたのかイギリスさんは私の目線に合わせるようにかがみ込み、ニコッと微笑んだ。



🇬🇧これからは貴方は私のものであり、これからもこの先も私と一緒に暮らすという意味です




そしてそう言い放った。

私は目を見開いた。




🇯🇵は?




何とも情けない言葉が口から出たことか。


いや、そんなのどうでも良い。私はイギリスさんの発言に驚いているのだ。



私がまたもや頭の整理をしていると、そんな私を置いてイギリスさんは淡々と話し出す。




🇬🇧貴方がアメリカやロシアさん、また中国さんと一緒にいたり話しているのを見ると、何と言いますか…膓わたが煮え繰り返るような感覚になるんですよ



私らしくないですよね

と、加えて言う。



🇬🇧でも貴方が私に話しかけてくれる度に嬉しく思うんです、幸せを感じるというか



そう言い、私の顔をグイッと掴む。


その掴む力が少し痛く、私は顔を歪ませる。



🇬🇧それで、私分かったのですよ、この気持ちが何なのか…私、貴方の事が好きなんですよ、きっと




つぅ…と、私の唇に指をなぞる。




🇬🇧好きだから、貴方を…特にアメリカに取られない為にここに連れて来たんです


🇯🇵…はぁ




イギリスさんの言いたい事は大いに分かった。

しかし分かりはしたけど、何とも幼稚な考え方なのだ。



私は溜息を溢す。



私が好きなのなら、普通に言ってくれれば良いものを、何故取られない為にという理由でここに連れて来たのか。


謎が疑問に変わる。




🇯🇵それで、その話なら私を一生手放さない為に、この部屋、もしくはこの家から出さないつもりですか?


私がそう聞くと、イギリスさんはニコッと微笑み頷く。



…あー…じゃあ逃げれないですね



私はそう確信した。



イギリスさんは一度手にしたものは手放さないし、一度決めた事は必ず行う。




🇬🇧逃げようにも逃げれませんよ?




分かっています。何年貴方を見てきた事か。

一度同盟を結んでいた身だ。




🇯🇵知ってます



私がそう呟くと、イギリスさんはスッと私の顔に触れ、キスをおとした。



🇬🇧これから宜しくお願いしますね、日帝



その名前を耳にした途端、ピクッと肩が震えたのを私は気付かないはずがなかった。



🇯🇵…ここでその名前を言わないで頂きたいですね



私がそう言うと、イギリスさんはまたもや意味ありげに微笑む。







…ああ、やっぱり昔と変わらない。

私は『また』、この人から逃げる事が出来なくなってしまった。




私はふっと笑うが、心の底では笑える暇さえ無かった。








『終』

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