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貴方に問いかけます。──────────
Q.貴方は今電車に乗っています。席に座っています。電車は満員です。席も他には空いておらず、つり革につかまる人もいれば、掴まれず壁際や席の後ろ横に着く手すりに掴まる人もいます。
そんな中、貴方の前には妊婦さんが立っています。友人に産婦人科で看護師をやっている子がいる貴方は、その子の影響で少しだけ医療を齧っています。お腹を見るに恐らく、約7ヶ月。大きさから見ておそらく双子。
さぁ、そんな妊婦さんを見て貴方はどうしますか?
とある小3の女の子2人 ──────────
A「ん〜、譲る！」
B「え〜でも譲ったらAちゃん座れないよ？立ってられるの？」
A「そこは根性！」
B「何それ笑」
とある中2の男の子 ──────────
Ｋ「まぁ、譲るんじゃないっすか？混み具合によっては迷いますけど。」
ーー それはどういう？
Ｋ「え、だって混みすぎてたら逆に動けなくないすか？」
とある華のJK3人 ──────────
R「あー、まず話しかける。」
T「は？笑 話しかけてどうすんの笑」
M「笑 ぇ？妊婦さんですか？って言うの? 笑」
R「お腹大っきいですねー！って笑」
M「で？変わってやんの？笑」
R「…気分！」
T「うわ、サイテー笑」
とある年長さん ──────────
ーー 君は、どうする？
L「ん〜とね……わかんない！」
ーー それじゃあ、譲る?譲らない?どっち？
L「えっとね……じゃぁ、ゆずんない！」
ーー どうして？
L「だって、僕座りたいもん。」
とある社会人 ──────────
S「こっちだって疲れてんだよ。分かりきったこと言ってんじゃねぇよ。」
ーー 譲らない。ということですか？
S「あぁ？それ以外に何がある。譲ったってこっちにゃ利益なんもねぇだろ。」
とあるほかの社会人 ──────────
H「譲らないと大変でしょう。妊婦さんって、すごいと思いません？」
H「だって何ヶ月もお腹の中で命を育むんですよ?男の僕にだって分かりますよ。ものすごく偉大なことだと思いますね。」
────────── 貴方は、どうしますか？
