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最高ですか?あまりの尊さに意識が飛ぶところでした💕神作をありがとうございます😭!!
注意書き
・現パロ
・ゆうむい
・えろ
「ただいまー!!暑〜!!!」
僕はそう言って学校から帰宅した。
「ん、おかえり」
するとリビングから兄さんの声が微かに聞こえる。
僕は走ってリビングへ行きドアを開けた。
「うわぁ〜涼しい!」
リビングに入った瞬間、冷房がガンガンに
効いており、外から帰ってきた僕にとっては
天国のような場所だった。
そして疲れているせいもあってか、
僕は兄さんも座っているソファにダイブした。
「……あのなぁ、せめて制服から着替えて
からにしろよ。あと邪魔」
兄さんは僕のことを全く見ず、さっきから
読んでいる小説を拝見しながらそう言った。
「いいじゃん別に〜!
あっ、あとヘアゴム無い??髪の毛暑くて」
「机」
机を見るとそこには雑に置かれている
ヘアゴムが置いてあった。
「わぁ!ほんとだあった!ありがとう兄さん」
僕はヘアゴムを手に取り、
クロスの法則で耳に髪をかけ、不器用なりに
お団子を作り髪を結んだ。
ヘアゴムがひとつしかないため、
少しお団子が乱れているが、結べていれば
なんでもいいだろう。
そもそも、髪をお団子にしたのはいつぶり
だろうか。いや、髪の毛を結ぶこともなかった ような……
髪を結び終わると、僕は兄さんの
視界に写るようにひょこっと顔を出した。
「……なんだよ?」
「…ふふ、ねぇ兄さん。お団子かわいい?」
「いや、ほぼ自分の顔だしなんとも。」
「酷いなぁもう〜!僕はいつも兄さんのこと
可愛いって思ってるのに」
「うるさい。」
そう言うと兄さんはそっぽを向いてしまった。
「んもぉ〜…。兄さんいつも冷たいよね。
…あっ、冷たいと言えばさ!!僕アイス
食べたいんだよね。ねぇアイス食べていい?」
僕がいきなり話題を変えたので兄は少し
戸惑っていたが、すぐ兄は冷静に対応した
「……勝手にしろよ」
「!!やったぁ〜兄さん大好き!」
僕は急いで冷凍庫へと駆けつけて
アイスを取りだした。
そのまま僕はまたソファへと座り、
アイスの袋を開けた。
僕が冷凍庫から取りだしたアイスは、
丸くて長い普通のスティックアイス。
夏になると毎年母さんが
このタイプの アイスを 補充してくれるのだ。
「いただきまーす!!」
僕はアイスをぱくっと口の中に入れ、
上下に舐める。
その瞬間、口の中がひんやり気持ちいい。
僕はアイスを舐めるのが最近のマイブーム。
理由は簡単だ。アイスがすぐに
無くならないから。ただそれだけ。
「ん、ふぅ……ッ、」
僕はそのままずっとじゅるじゅると
上下にアイスを舐め回していると、
何やら兄さんが僕の事をじっと見てくる。
「……何?」
「……っ、別に、、」
すると兄さんは目を逸らしてしまった。
どうして兄さん、さっき僕の事をじろじろ
見てきたんだろう?と思ったが、
その意味が分かった瞬間、僕は笑みを浮かべた。
「……へぇー。兄さんさぁ、」
僕はそっと兄さんの耳元でこう囁く。
「えっちなことかんがえてたでしょ」
「はっ!?!?」
「僕にはわかるよ。確かにお団子ヘアで
首筋が見える&上下にアイスを
舐め回してるのはえろいもんね。うんうん」
「はぁ……!?!?ちがっ、」
「だって明らかに兄さんおかしかったし…。
僕がアイス舐めてる時、兄さんすごい
目が怖かったもん」
「ぅ……、」
図星だったのか、兄さんは少し俯いて
顔を赤くしてしまった。
「僕に興奮するなんて兄さん可愛いなぁ」
兄さんの頬をつんつんと突く。
「やっ、やめろ……!」
「つんつん〜♪」
しばらく僕が兄さんをいじっていると
さすがにいじりすぎたのか拗ねてしまい
急に立ち上がって自分の部屋に
行ってしまった。
「えっあっ、ちょっと!!ごめんって兄さん」
追いかけると兄さんはベッドに
潜り込んでしまった。
「ねぇちょっと……ほんとごめんって」
布団を引っ張ってもビクともしない。
なんなら 返事もない。
「…はぁ、もしベッドから出てきてくれれば
キスしてあげるのになぁ」
「……」
反応無し。結構手強い。
「……あっ、あーぁ。えっちなキス沢山
してもいいんだけどなぁ」
「……!」
「あっ出てきた」
「……キスしていいのか?」
「ベッドから出てきてくれればね」
「…ん」
兄さんは渋々ベッドから出てきて、
僕を無理やりベッドに座らせてきた。
するといきなり兄さんは
僕の着ていたシャツをずるっと
はだけさせた。
「ちょ……!?そこまでしていいとは…」
「モノは触らないから安心しろよ。
雰囲気作ってるだけ。」
「あっそう……」
するとすぐに口同士が重なり、兄さんの
柔らかな舌が僕の舌を舐め、絡まらせてきた。
「あぅ……んん、」
お互いの唾液をかき混ぜながら口付け合う。
とろりと流れる唾液を僕はごくんと飲み込むと
兄さんはそれを褒めるように
頭を撫でてくれて、
兄さんは僕の舌を吸い上げて甘噛みする。
「んぅ……、ン、ん、ぁ、……んくっ」
どれぐらいの間口付けをしたのだろう。
たっぷりと唾液を交換した後、やっと
お互いの口が離れた。
「あ、あぅ……」
いつの間にか僕は顔が真っ赤になり
瞳を潤ませてた。
「完全にメスの顔だな。無一郎…?」
兄さんはにやっと笑う。
「…だって、兄さんがこんなにするから…!」
「仕方ないだろ存分にしていいって
言われたんだから。」
「ほんとに兄さんってば容赦ないよね…。」
「……うるさい。さっさとリビングに戻るぞ。暑い。」
「…確かに暑いね。ここ冷房つけてないし。
戻ろっか」
僕達はリビングに戻ってそれぞれ
別行動をした。兄さんはさっきの本の拝見。
僕は最近ハマっているゲーム。
数分前あんな事をしたとは 思えないほど
リビングは静まり返っていた。
しばらくすると兄さんが急に立ち上がり、
キッチンに行った。
僕は気になり、上手く隠れて兄さんに
着いていくと、どうやら兄さんは
夜ご飯を作るようだ。
「わぁ!!兄さんご飯作るの?今日は何〜?」
「……煮込みハンバーグ」
「残念~ふろふき大根じゃないのかぁ」
「昨日食べただろ。 そもそも、
米も炊けない 奴が文句言うな。
こっちだって毎日 献立考えるの
大変なんだからな。」
「えへ、ごめんごめん。でも僕、兄さんの
作ったご飯ならなんでも大好きだよ」
「そりゃどうも」
「うんっ!!ねぇ兄さん、僕も
煮込みハンバーグ作るの手伝うよ!!」
「お前が手伝うとろくな事がない。
テーブルでも拭いとけ」
「酷いなぁ〜。まぁ、しょうがないから
吹いてくるよ」
僕はそう言ってテーブルをせっせと
吹いた。
テーブルが拭き終わったので兄さんの元に
戻ると、美味しそうな匂いがこちらまで
漂ってくる。
「ん〜!いい匂い!!僕お腹すいちゃった」
「はいはい。あと少しで出来るからそこの皿
取れ」
「はーい!!」
僕は兄さんに言われた通り皿を兄さんに
渡すと、美味しそうなハンバーグが
皿に乗せられる。
「これはお前の分な」
「わーいっ!ありがとう〜!!」
自分のハンバーグを渡されると、
僕はハンバーグをテーブルの上に置き、
自分の米を茶碗に入れ、席に着いた。
すると兄さんも同じように席に座って、
いただきますの挨拶をする。
「『頂きます』」
ひと口ハンバーグを口に入れると
肉汁がじゅわっと出てきた。
噛めば噛むほど肉の旨味が出ており、
ほんのり塩コショウの味がするのも
またいい。
「おいしい……!!」
「結構いい肉使ったからな」
「へぇ〜!あ、ねぇ、母さんって
いつ帰ってくるの?」
「11時には帰れそうだって。」
「ふぅーん。それまで二人きりだね」
「えっちなことはしないぞ」
「わかってるって〜!!」
何気ない会話をしながら僕たちは
食事を進める。数分後僕たちは
きれいさっぱり食べ終わり、キッチンに
食器を置いた。
次は兄さんとどんなことをしようかな。