TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

今回は

より小説らしくするには

ってことでお話していきます。




まず初めに、これを見てほしい。




『私の名前は真奈!!今日は幼なじみで私の好きな人でもある奏多をストバに誘おうと思う…

あわよくば告白とか…』

タッタッタッ(真奈が奏多の方に走っていく)

真奈:「今日ストバ行かない〜?」

奏多:「いいね!!今日は俺が奢ろうか?」

真奈:「いいの?!」(驚いた顔

真奈:「じゃあ今度借り返すよ!!」

奏多:「いいっていいって(笑)」

[2人がストバに着く]





これ、小説かって言われたら微妙ライン…


まず改善点


・擬音は使わない(or程々に)

・登場人物の名前はいらない

・表情は文で表せ

・ナレーションいらない

・情景・行動も文で表せ

・(笑)は多用しないように…(文にしましょう)

・これ、誰視点?




○視点について


これ真奈視点(一人称)かと思いきや、

最後に[2人がストバに着く]という文がある。

これを見ると三人称視点になっていることが分かる。


視点は一致しなきゃいけない。

じゃあキャラクターによって伝えたいことが変わる時は…?


これは単純に視点を変えればいい。

今までが真奈視点であった際、

奏多視点で書きたいなら

「奏多side」や「奏多視点」と書いてから奏多視点を書き始めると良い。


「視点」はとても大事で、

例えば奏多と奏多の友達が喋っていたとする。

だけどその会話の内容や奏多が友達と喋っているということについて真奈は何も知らない。


なのに文中に真奈の視点のまま、

奏多と友達の会話の描写が出てきた場合、

真奈はその場に居ないのになぜわかる?と疑問現象が発生する。

まるで幽霊のような状態で聞いているかのように。





○擬音について


擬音は擬音語で表さない方が良いかも

漫画と小説は違うからね


上記のように

タッタッタッ

っていう擬音は文に置き換えよう。


・奏多視点だった時の文。

例)遠くから自分の名前を呼ぶ声が近づいてくる。


・真奈視点だった時の文

例)遠くに奏多の姿が見える。今日こそは誘おうと思っていた私は奏多の名前を呼びながら奏多の元へ向かった。


などなど。

文にすることで小説らしくなる。


でも擬音語を使っちゃいけない。という意味では無い。


もちろん使ってもいいが多用しないのがおすすめ。

なんか頭悪い人の文章みたいになっちゃうからね。


「アイウエオ」⇒この状態も有り

「アイウエオ」⇒この状態も有り


どちらも有りだが物事によって使い勝手は変わってくる。


しかも擬音語には色んな種類があって、

色んな表現方法がある。

これは次回に話そうと思う。



というか「アイウエオ」の状態の擬音語はあまり使わない。

どちらかというと「アイウエオ」こっちの方がよく使うかも。

まぁ人によるけど



「アイウエオ」

こっちだった場合、こういう例文が出来る。


例)俺の目の前に桜の花びらがザァァッッッと舞う。桜吹雪だ。



などなど。

物事によって使い道は変わります。



○登場人物の名前はいらない



これ、誰もがよく通る道です。


普通の小説を見ると名前書いてないんすよ

いや、たまに書いてるのもあるけど。


大体は書いてないですね。

『じゃあどうやって区別するの』って思う人!!

居ますよね〜…(´∵)σ


そういう時は性格や口調、一人称などなど

利用するのが1番いいです。



例えばツンデレ女子キャラの場合。



「今日も一緒に帰る?○○ちゃん」

「ちゃん付けで呼ぶな!!」

「でも俺ら仲良くなって3年も経つんだよ?もう良くない?」

「…良くないもん」

「なんで?他の奴らには呼ばせてるじゃん」

「なんで俺だけダメなの?」

「…__だから」

「え?何?聞こえな─」

「馬鹿!!何でもない!!私先に帰る!!」

「えぇ…」



こうなる。

ツンデレは「強い口調」「たまに出る可愛さ(〜だもん)」「!!」「照れ隠し」などなど


様々な設定があるからこそ出来ることですね。

設定作りは大事ですよ。



これもキャラクターの名前は書かなくていい!!絶対!!という訳では無いのでご安心を。


あくまで個人の意見なので…




○ナレーションについて


ナレーションは本当にいらないですね

これもどっちでもいいんだけど、


例えばナレーションした後に、

自己紹介とか始まったら二度手間じゃん?

あと序盤に登場人物の名前が出てくる時とか


でもコメディとかの癖強主人公とかの時は

あっても面白いかも。




○文で表せ


上記で問題なのは

・情景

・行動

・表情


だね。



まず情景。

[2人がストバに着く]

ではなく、


例)会話で盛りあがっていたらいつの間にか私たちはストバに着いていた。


など


次に行動。

さっきの走る音と似てるんだけど

表現方法が大事なんだよね…


例えば歩いているとする。

でもどういう風に歩いているかで文も変わってくる。




悲しいことがあった際⤵︎ ︎


例)大好きだった先輩に振られてしまった帰り道。いつもの帰り道がなんだか長く感じる。とぼとぼと1人寂しく歩きながら涙をこらえる。が、夕日が眩しかったせいか私の視界は歪んでいた。




嬉しいことがあった際⤵︎ ︎


例)いつもより足取りが軽い。なんてたって今日の晩御飯は私の大好物のオムライスだからだ。鼻歌混じりで。スキップ混じりで。オムライスが待つ家へ急いで帰る。



恥ずかしい時⤵︎ ︎


例)今、私の隣には私の好きな人…いや、私の恋人がいる。勇気をだして告白したら『自分も好きだ』と言ってくれた先輩。いつもは自分のペースを保ちながら歩く道。今日は隣に居る大好きな人のペースに合わせて歩いた。




などなど

色々あります。

※即興で作った文章なのでおかしいところがあるかもですが、気にしないで頂けると幸いです。




○(笑)について


これも上記の「文で表す」と同じ意味


(笑)は使わないというより

多用はしない方がいいかも…

という感じですね。


何回も言いますが、

これはあくまで私の意見です。



どのように「笑ったか」で

またまたこれも文章が変わります。



1⇒私の隣の席の男子はアニメで出てくるような王様のように豪快な笑い方をする。


2⇒○○さんは可愛い。ふふっと小さく清楚に笑うのも好きだが、俺と一緒にいる時にだけ出す女子特有の笑い声も好きだ。


3⇒「布団が吹っ飛んだ!!なんちゃって!」地理の先生のさっむいギャグが教室に響き渡る。ギャハハと明らか嘘な笑い声を上げる人やあはは…と失笑する人、はたまた笑わない人が居る。ちなみに私は笑わない人だ。



などなど



質問があれば💬へ



追記:いつの間にか文字数が2000文字に…

長くなり申し訳ないです…┏○”


では、また次回で会いましょう。

サイナラ

物語伸びないなっていう君へ〔主に一次創作〕

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

203

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚