テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
御本人様には一切関係ございません!
izwさんside
いきなり空間魔法で試練を与えられたり、味方を操られたりして大変だったけど、その日は依頼も来なくて、一日休むことが出来た。一昨日はその空間魔法に誘ってきたやつが襲ってくるし、本当に最近ずっと疲れてるな…
fk「おはよう。もう出来てるよ。」
iz「fkrさん!?大丈夫なの!?」
fk「うん、心配してくれてありがとう。もう大丈夫。ただ、一番キツいのはsgiさんだと思う。俺は秘技術を使ったから特に代償がないけど、sgiさんは自分の力を使ってるし…。」
iz「sgiさんならきっと大丈夫だって。俺らの中でも、特に強いからね。」
fk「ふふ、確かに。」
sg「…おはよう。」
tr「おはよ〜。」
iz「おはよう…あれ?sgiさん、寝れなかった?」
sg「…うん、ちょっとね…」
mn「おはようございます。」
gn「おはようございます!」
fk「おはよう。あとは…ymmtかな?」
ym「おはようございます!」
tr「おはよう。みんな揃ったね。」
ym「わぁ!もう出来てる?」
fk「昨日のお詫びとして…1人で作ったんだ。簡単なものだけどね。」
mn「美味しそう!でも、お詫びなんてそんな気にしなくていいのに…」
sg「…気負うなって言いたいけど…ありがたくいただくわ。」
iz「そうだね。話したいこともあるし。」
tr「話したいこと?」
iz「…うん。」
fk「何?」
iz「とりあえず、冷めないうちに食べよう。」
kw「それもそうだな。」
(みんな食べ終わり…)
mn「それで…izwさん。話したいことって何ですか?」
iz「…一昨日の件、現れた敵は7人で相手しても敵わなかった。そして、昨日の件も、あいつはfkrさんを操るだけじゃなく、力を与えたと言っていた。近距離戦に特化したsgiさんが相手しても、互角の力だった。つまり、俺たちの敵はかなりの力を持っていることになる。相手の素性や目的が分からないけど…きっと戦うことになると思う。だから俺たちも強くなろう。もっともっと!」
kw「…強力な奴らと戦うには、今のままじゃ駄目…ってことか。」
ym「でも、どうやって強くなるんですか?」
iz「みんな、自分の苦手な魔法分野は分かる?」
gn「はい。」
fk「…うん。」
iz「責めてる訳じゃないよ。ただ、その苦手を少しでもなくせれば、得意な分野を伸ばせればって話。」
sg「…とはいえ、どうやって?」
iz「例えば、近距離戦が苦手なymmtと、近距離戦が得意なsgiさんの2人で一度”近距離戦だけ”というルールで戦う…とか。」
ym「えっ!?いやいやいや、近距離戦だけは流石に無理ですって!!」
sg「…俺もキツいと思うわ。コイツ、体術戦は苦手じゃないけど基本、魔法で戦ってるんだぞ。戦闘スタイルを変えられる訳が…」
iz「…そうだね。いきなり近距離縛りはキツいな。…戦闘スタイルは変えなくていい。ただ、一昨日の敵は、近距離戦が得意な奴だった。”その戦い方に慣れる”つもりで戦ってみて。」
ym「…そう、ですよね。苦手だからって逃げちゃいけない。…sgiさん、やってみましょう!」
sg「!……分かった。」
iz「試しに…といったら失礼だけど、2人でやってみてくれない?」
2人「はい(うん)。」
〜第一演習室〜
kw「あの2人…どうなるんだろう。」
mn「ymmtさんは確かに近距離戦苦手ですけど、sgiさんの苦手なのって…」
gn「遠距離戦が苦手のはず。」
tr「うん。それをカバーするために上手く距離を詰めて近距離戦に持ち込む戦い方にしてるんだよね。」
fk「…強さでいけば、sgiさんだけど…どうだろう。」
ym「…sgiさん、手加減は無しでお願いします。」
sg「……そっちこそ。」
iz「…じゃあ、行くよ。よーい、はじめ!」
合図と同時に、視線は決して目の前のsgiさんから外さず、地を蹴って滑らかに後方へ跳躍する。そして魔法杖を取り出した。
ym「木々の眩惑!」
そう唱えると、sgiさんの目の前に大量の魔法で出来た葉が舞い上がり、視界を奪ったようだ。遠距離戦から近距離戦に持ち込むには、相手の位置を理解しなくてはいけない。無闇に突っ込むのも得策ではないけど、だからと言ってそのまま突っ立っていたらymmtから魔法を当てられるだけだろうしどうするかな?
ブォォン‼︎
ym「!」
sgiさんは得意な炎の魔法を、長い杖の先端の方に嵌められた青い石から出し、ymmtの魔法を一掃した。
ym「くっ…千棘の襲来!」
そう唱え、杖をsgiさんの方向へ向けると、鋭い無数の蔦がsgiさんの方へ襲いにいく。
sg「…遅い。」
しかし、その無数の蔦をものともせず、避けたり燃やしたりしながらどんどんymmtとの距離を詰めていく。
ym「葉先の_
sg「遅い!」
ym「なっ_
数十メートルの高度差にあるymmtの詠唱も間に合わない距離まで詰めてきたsgiさんは、右脚を上げた。空中で胴体へ重蹴りを喰らわせようとしていることを悟ったymmtは両腕を前に出して交差しガードの体制を取った。それらの行動は瞬く間もないスピードだった。
ダァン‼︎
ym「ぐあっ…!」
体への直撃は腕で防げたものの、空中では踏ん張ることは出来ない。ymmtの体はその脚によって下へと弾き飛ばされた。
受け身を上手く取れなかったymmtは立ちあがろうとしても、蹴られた腕や、地面へ叩きつけられたような脚が痛むのかフラフラしていた。その間にすぐさま地に足をつけたsgiさんは、終わらせるためにその長いロッドをymmtへ向けようとしている。
mn「大丈夫かな…」
gn「…きっと、ymmtさんは諦めないよ。」
sg「紅蓮の鎖」
そう唱え、炎の鎖のようなものが表れた。その魔法がymmtに当たり、負けてしまうのかと思っていた。
ym「重樹の破壊!」
その魔法を相殺する魔法の詠唱が聞こえるまでは。
sg「っ…な、そんなこと、ある訳…!」
火属性の魔法は木属性の魔法に強いのは当たり前。いや、それが魔法というものだから。
でも、その認識をymmtの魔法が打ち破った。硬く巨大な樹幹は、炎でできた鎖へ体当たりするように動いた。炎でできた鎖はymmtへ向かっていたはずが、その体当たりによって形を変え、ymmtへ辿り着くことなく消えた。
ym「…負けないっ…!」
そして、どんどん木の魔法を唱えた。sgiさんは火の魔法で燃やそうとしていたけど、最初の時より苦戦しているように見えた。
ym「隙だらけですよ!」
sg「あっ…!ぐっ!!」
今度はymmtがsgiさんとの距離を詰めて魔法を唱えた。近距離戦は得意なsgiさんは、魔法を避けたようだけど…
sg「………。」
ym「…さぁ、まだ終わりませんよ。sgiさん!」
続く
なんか話が変な方向に向かいそうですがちゃんと修正します。
では、閲覧ありがとうございました!
コメント
7件
あまみやさん、第13話読了しました〜! 今回は「自分の弱さと向き合う」ってテーマがすごく響きました。izwさんの「強くなろう」の一言がチームの空気を変えて、ymmtさんとsgiさんの訓練、めちゃくちゃ熱かったです。火と木、属性の相性を覆そうとするymmtさんの「負けないっ…!」には胸が熱くなりました。fkrさんの朝食のお詫びも、あの優しさがチームの結束をさらに深めてる感じがして好きです。次の展開がすごく気になりますね🌷
1,194
#QKBL
靄
51
雨音♪
211