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物語が始まるのは
ある雨の日だった。
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あ、こんにちは。京本大我です
えっと、高校二年生です。
俺はいま、 コンビニでバイトしてます。
心の声で独り言、呟いてます。
今日も憂鬱な雨の日
僕、雨の日が大っ嫌いだったんです。
髪の毛はぼわつくし、
頭は痛いしでもう最悪。
でも、そんなバイトの日々を過ごしてたら
ピンク色の髪をした不思議な青年と出会いました 。
突然で申し訳ないんですが
僕には、不思議な力があるんです 。
それは、
目を合わせると心の感情の色、、っていうのが見えるんです。
僕はその不思議な青年と目が合った瞬間
心を奪われてしまったんです。
簡単に言えば、片想い、的なやつです
色もバッチリと見えました。
鮮やかで、その中でも繊細さのある
ピンク髪の彼の色と全く一緒だったんです。
彼は物静かで
でも親しみやすい笑顔を見せるその人に
勇気出して声をかけてみたんです。
京『 あの、えっと、 』
最初こそボソボソ喋る自分に心底腹が立ちました。
でも、そんな僕を見ては
優しくて暖かい声で
?『 どうかしましたか? 』
なんて言ってくれるから
少しキュンってしちゃった。
思い切って名前を聞いて見ようと思います
京『 お名前っ! 、 って聞いても、大丈夫ですか、?
あの、僕貴方と友達になりたくて、、 』
なんで俺こんな声出ないの?
普通に喋るくらいの声量出せよおい、、
?『 大丈夫ですよ笑 俺は、「佐久間大介」って言います! 』
京『 佐久間さん、覚えました! 僕は京本大我って言います。 良かったらで大丈夫なんですけど、連絡先って聞いても、いいですか? 』
佐『 いいですよ笑 』
そんなこんなで、
連絡先交換してもらった。
逆ナンみたいに思われてないかな、、、
心配で頭抱えてたら、
大学1年生の髙地先輩に心配された。
髙『 京本、大丈夫か? 』
京『 はい、心配しなくても俺は大丈夫です。 』
お店混んでなくて良かった、、
人もいないから安心できる。
それから俺は、
雨の日のバイトを楽しみにしていた。
あの人 、佐久間さんが来るのは
決まって雨の日
しかも、しかも
動物飼育の専門学生
初めてメッセージを送って
そのまま会話続けてたら教えてもらった。
僕も高校名教えたら
同じ高校通ってたんだって
これってさ、運命だと思うんだ
俺の考えすぎかな、
警戒心MAXだった僕は
少しずつだけど
佐久間さんに心を許していた 。
雨の日のコンビニでの出会いが
運命になるなんて、
この時の俺は、思いもしなかったんだ。
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