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こんにちはこんばんはおはようございますわんこそば!!
ぬしぬっしです☆
連続投稿5日目!!いえーい☆
今回も読者さんにお題を当ててもらおうと思います!!前回票が全然集まらんかった……
前回は「裏社会・晴れ・曇り」でした!!
お題は引き続き
殺し屋・表社会・裏社会・学校・てえてえ・2面性・クール・ほのぼの・会社・恋・バトル・約束・バグ・晴れ・雨・曇り
です!
では!いてら~!!
『君の前では、優等生になれない。』
机の上に積まれた教科書。
広げられたノートには数学の問題と途中式が一文字の乱れもなくぎっしり。
きっちりと結ばれているネクタイ。
皴一つ無い制服。
艶のある長い黒髪は、低い位置で一つに結ばれていた。
「……」
次々に式が書かれていく。そしてノートの端に、導き出した答えを書く。
「よし。」
静かにペンを置き、壁に掛けられた時計へ目を向けた。
短針は、ちょうど四を指していた。
廊下から誰かの笑い声が聞こえた。
何気なく窓の外を見る。
グラウンドで笑う一人の男子生徒。
風で髪が揺れる。
数秒。
「……誰。」
次の日。
図書館。勉強に使った本を返しに来ていた。本棚にその本を戻す。帰ろうと立ち上がった時、棚の上の方にある一冊の本に目が留まった。取ろうと手を伸ばす。届かない。
その時、後ろから手が伸び、本を手に取る。
「はい。」
取った本を渡してくれた。
感謝をしようと顔をあげて男子生徒の顔を見る。
「!?」
思わず息をのむ。
昨日、グラウンドで笑っていた男子生徒だった。
「あ、ありがとうございます。」
感謝を伝えると、男子生徒は笑って言った。
「その本、面白いよ」
「え」
目を見開く。
(え、話しかけられた。)
(どう返すのが正解?)
(落ち着いて。)
(深呼吸。)
(……何を話せばいいの?)
「え、そ、そうなんですね」
小声で返す。
「うん!」
にぱっと笑う。
「っ!」
顔が熱い。
「あ、ありがとうございました!」
本を抱えるように持ち、そのまま速足で図書館を後にした。
(なんで……顔が熱いの?)
(……勉強しよ。)
帰宅。
「ただいま。」
「おかえり。」
速足で階段をのぼり、部屋に入って扉を閉める。
ゴミ一つない机に教科書とノートを広げる。シャープペンシルを持ち、問題を書き写す。
「x=…」
(その本、面白いよ)
「…っ!?」
シャープペンシルが止まる。
「……」
首を横に振る。
「集中。」
再び問題を見る。
「x=……」
(うん!)
「……っ。」
消しゴムを握る。
深呼吸。
「だめ。」
「勉強に集中。」
一分後。
(にぱっ😊)
「~~~っ」
(なんで。)
(なんで、あの人のことばっか考えちゃうの?)
翌日。
朝、廊下を歩いていると、昨日の男子生徒が笑顔で手を振ってきた。
「おはよう!」
「お、おは……」
その場で固まる。男子生徒が首を傾げる。
「?」
「……っ」
(終わった。)
「昨日借りた本、どうだった?」
(あ、昨日まだ読んでない。)
「ま、まだ読めてなくて…」
「そっか!めっちゃ面白いから!」
にぱっ。
「っ!!」
「大丈夫?顔赤いけど…」
困った顔をして心配そうに聞いてくる。
「だ、大丈夫です!」
思わず一歩後ずさる。
「ほんと?」
「ほ、ほんとに!」
「ならよかった。」
男子生徒は安心したように笑い、手を振って教室へ向かった。
(…なんで。なんで…)
額に手を当てる。
(熱……ない。風邪じゃない。)
(じゃあ、なんで……)
ーなんで、あの人の前だといつもを保ってられないの?
終わりです!!
さて!お題は何だったでしょう!?コメントばんばんしてね~!!待ってます☆
それでは!ばいなら~!!
コメント
1件
うわ、第3話読ませてもらいました〜!😊 優等生のヒロインが、あの“にぱっ”笑顔の男子に心乱されちゃう感じ、すごく可愛かったです!特に「なんで、あの人のことばっか考えちゃうの?」って自問するところ、恋の始まりのドキドキがすごく伝わってきました。まだ3話なのに、この二人の空気感がたまらないです。続きが気になります!
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