テラーノベル
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Scene.1:スタジオ入りは時間厳守
都内にあるQuizKnockのオフィス。
朝のドタバタを経て、
どうにか時間に間に 合った東兄弟が
スタジオに足を踏み入れた。
言「はぁ……ギリギリ間に合った……。
次から本当に自力で起きるんだよ、兄ちゃん」
問「はーい。言のおかげで今日も無事に
地球に降り立てました〜」
言「大げさなこと言わないの。ほら、
みんなもう集まってるでしょ、挨拶して」
言はまるで保護者のように問の背中をポンと
押し、自分も自分の席へと向かおうとする。
しかし、その様子をすでに部屋の隅から
ニヤニヤしながら見つめている男がいた。
伊沢「お、東兄弟おはよー。
… 今日も今日とて、言は過保護だねぇ」
ふくらP「ね。別々の家に住んでるのに、
なんで言が問の朝の面倒まで 見てるの?」
言「伊沢さん、ふくらさん、
おはようございます! 過保護とか違います!
この人が一人で来ると 絶対遅刻する
か 忘れ物するから、仕方なく。」
伊沢「はいはい、『仕方なく』ね。
でもさっき、問のパーカーのフード、
言が綺麗に直してあげてなかったっけ?」
問「ふふ、言は優しいからさぁ。僕が頼むと、
なんだかんだ言ってやってくれるんだよね」
言「ちがっ、頼むからバラさないでよ!」
Scene.2:撮影の合間、こっそりチャージ
今日の動画撮影のテーマは
「難問漢字バトル」。
カメラが回っている間は、二人とも真剣な
表情でひらめき力を発揮し、スタジオを
大いに盛り上げている。
お疲れ様でしたー!
スタッフの声がかかり、
数分間の小休憩に入った。
緊張感がふっと解けたスタジオの片隅で、
問はソファに深く腰掛け、
少し疲れたようにこめかみを押さえている。
問「ん〜、頭使ったら
甘いもの欲しくなってきたなぁ……」
その呟きを逃さないのが、東家の次男。
言「ほら、さっきから集中しすぎでしょ。
はい、これ飲んで」
言はいつの間にか自分のバッグから 、
問が好きな甘いミルクティーを取り出し、
冷たいペットボトルを問の頬に当てた。
問「うわっ、冷たっ!
……ありがとう、言。生き返る〜」
言「まったく、自分で買いに行きなよ。
自販機すぐそこにあるでしょ」
文句を言いながらも、言は慣れた手つきで
ペットボトルのキャップをあけて手渡す。
そのあまりに自然すぎる「お世話ムーブ」に、
近くにいたメンバーが寄ってきた。
須貝「おいおい、言。それもうお兄ちゃん
じゃなくて、飼い主とペットじゃぁん」
山本「それか、過保護な母親じゃない?」
#学パロ?
が と .
4,314
言「だから違います! ほっとくと、水分補給
すら忘れて干からびるんだからぁ…」
問「えへへ、言がいてくれてよかったなぁ。
ねぇ、言、今度のお休みどこか出かける?」
言「自分のスケジュール帳見てから決めてよ!
……って、人の話聞いてるの!?」
Scene.3:メンバーたちの生暖かい目
周りのメンバーたちに
「仲良すぎでしょ」
「微笑ましいなぁ」
と面白がられ、 言はそっぽを向く。
言「もう、 みんなから変な目で
見られるでしょ… 全部問ちゃんが
マイペースなせいだからね?」
問「えー、みんな僕たちの仲良しアピールを
羨ましがってるんだよ?」
言「羨ましがってるわけないでしょ!
……とにかく、次の撮影の台本確認するよ!
ほら、そこに座って」
自分の席に戻り、
バタバタと台本をめくる言の横顔を、
問はふにゃっとした笑顔で見つめる。
口ではあれだけ文句を言いながらも、
言が用意してくれた資料やドリンクは、
いつも一番綺麗に整理されている。
離れて暮らしていても、
結局お互いの中心にはいつも相手がいて――。
言(……ほんと、僕がいないと
ダメなんだから。今日だけだからね、
こんなに世話焼いてあげるの……!)
心の中でそうツッコミを入れながらも、
言はこっそり、問のペンが転がり落ちないよう
そっと手元に引き寄せてあげるのだった。
コメント
1件
おー、蘭苑さん!今回もほっこりしたわ〜。言の過保護っぷりがもはや芸術の域に達してて草。文句言いながらペットボトル開けて、フード直して、ペンまで引き寄せるって…お前それ完全に飼い主じゃねぇか(笑)。問ちゃんの「えへへ」が可愛すぎて反則だわ。QuizKnockのメンバーの茶化しも絶妙で、スタジオの空気感がめっちゃ伝わってきた。次回も2人の「仲良しアピール」楽しみにしてる🔥