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久々のノベル…!!
ドス太沢山見てくれて嬉しいです…🥹
⚠️注意⚠️
坂田銀時過去ネタバレを含みます 。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「なんで、 。なんで 、アンタが…」
「アンタが此処にいんだよ…. 。」
「銀さん…?/銀ちゃん…?/
旦那?/万事屋…?」
風に揺れる銀色は木刀を握るのをやめない。
×××
「銀さーん、神楽ちゃーん、起きてくださーい。」
そう言ったのは、ダメガネ(志村新八)
「って、誰がメガネだ!!!メガネと()逆だろ!!!!」
うるさいね()
「なんだうるさいって!」
「…はあ、銀さーん、神楽ちゃーん、起きてくださーい!!」
「あと5時かん…ネ…」
「5時間って昼じゃねぇか!!早く起きてよ、神楽ちゃん。」
「”真選組”から依頼が入ってるんですから!!」
「ふぁ….、真選組だぁ….?」
「あ、銀さん、おはようございます!」
「ああ…はよぉー。」
「ってか、真選組だあ」
「ろくな仕事じゃねぇよ……..ふぁ…」
「いや、そろそろお米も無くなりますし、受けないと生活が出来ませんよ!!」
「ああハイハイわかったって….」
「おはようネー….. 」
「おはよう、神楽ちゃん。」
「はよー….」
「やっと来たか万事屋。」
「はいはい、万事屋銀ちゃんの登場で〜す。」
「旦那ァ、今日は大事な用があって依頼したんでさァ」
「総一郎くん、結局その依頼ってなんなんだ?」
「旦那、総悟でさァ。とある幕府のお偉いさんの護衛を頼みたいんでさァ。」
「護衛だあ?」
「ああ。そうだ。」
「でもそう言うのは多串くんとか総一郎くんとかが居るじゃん」
「多串じゃねえって言ってんだろ!」
「総悟でさァ」
「お!来たか万事屋!!」
「詳しい事は中に入って話す!」
「…である人の護衛って?」
「ああ、新八くん。今総悟が連れてくる」
「でゴリラ、結局誰の護衛するアルか」
「やめろチャイナ。近藤さんは人間似のゴリラだ」
「それ結局ゴリラだよトシ……( ; ; )」
「どうやらその人は幕府の役人なんだとよ」
銀色は微かに眉を動かす。
「…..で、」
「そのお偉いさんが江戸を観光したいらしくてそこで万事屋に依頼を頼んだんだ」
「ふーん、そうなんだ」
「頭数足りないから、俺たちに?」
「嗚呼。」
「なるほどねぇ…。」
「__さん…でさァ..」
遠くから総悟の声と足音が2つ
「近藤さん、連れてきました」
「ああ、総悟、部屋に入ってくれ」
スー(襖を開く)
×××
「何やってんだ万事屋!!!!」
「旦那、どうしたんですかィ 」
「銀さん….?/銀ちゃん….? 」
亜麻色の髪の男性に木刀を向ける
「なに?これ、ねぇ。」
銀時は明らかに声が低く、怒っている
「幕府のヤツらはこんな事までするんだ。」
「銀時。」
「うるせー」
「銀時?」
「やめろ。黙れ。」
「…..万事屋…?」
鬼の副長とも恐れられている土方十四郎さえも驚いている
「なんで!!!俺がッ…」
「俺が殺したのに…ッ。なんで、
いんだよ…ッ…。」
《!?!?》
その場にいた人は全員銀時を見る
「銀時。落ち着いて下さい」
「煩いッ!!!うるせぇんだよッ!!!!」
「銀時….」
「銀時。ごめんなさい。約束したのに。」
「なんで、アンタが….」
「アンタが!松陽先生が謝んだよ….。」
銀時は膝から崩れ落ちる
その時確かに、銀時の頬に涙が伝った
ぎゅっ。
「先生….。せんせい…」(グスツ)
「はい。銀時。」
「遅すぎんだよ…!」
「ごめんなさい…。」
「…ッ!おかえり….!」
「ええ、銀時。ただいま。」
「あの~ッ…お二人はどのような関係で….?」
(((((((ありがとう/ネ、新八/君/メガネ))))))
「自己紹介が遅れてしまいましたね。 私は吉田松陽と言います、」
「銀時の…師であり父です。」
《師であり父!?!?!?!?》
皆が再び一斉に銀時を見る
「銀ちゃん!なんでもっと早く言わなかったアルか!!」
「あー、その…..なんて言うか…..」
「…ごめん」
「あ、そういえば銀時。二人とは仲良くやってますか?」
「…えーっと。うん」
「二人?」
近藤が聞く
「はい。桂小太郎と高杉晋助っていう、銀時の幼馴染です」
「桂小太郎!?高杉晋助!?」
「おい万事屋…」
「あああのこれは…^^;」
「二人がどうかしたんですか?」
「…..」
「桂小太郎と高杉晋助は攘夷志士なんですよ。指名手配されてんでィ。」
「ほうほう。なるほど…… 」
「今から会うことって出来ます?」
「分かんねぇけど…ヅラなら何とか…」
「ヅラじゃない桂だ!!」
「桂ァァァァァ!!」(バズーカ装備)
「うわぁぁぁぁぁ!」
「小太郎。」
「…は…?え、?」
「久しぶりです。大きくなりましたね」
「先生….?」
「はい。先生です。」
(やっぱり旦那と桂は繋がっていたんですねェ。)
(そのようだな)
「お..、おい、銀時….?」
「どうやら、モノホンみたいだ」
「せん、せい、?」
「小太郎、遅くなってしまい、すみません。 」
「元気そうでなによりです」
「…はい….!久しぶりですッ….!」
「おい、ヅラ、高杉のヤローの居場所知ってるか?」
「ヅラじゃない桂だ!ふむ、そうだな」
「今日、似たような船を見たぞ!」
「もしかしたら高杉がこの江戸に来てるかもしれん」
「じゃあ、港に行ってみっか。」
「ああ。」 「はい。」
「晋助様ッ!侵入者ッス!!」
「ああ。そうみたいだな」
「侵入者は、三人ッス!」
「白夜叉と狂乱の貴公子それに亜麻色の髪の男だそうッス!」
「亜麻色の髪の男だと…? 」
「はいッス」
「ククッ….そうか…これァ…」
「…まあ良い。俺が直接行く」
「し、晋助様!?」
「晋助、どういうつもりでござる」
「…少しな」
「わ、分かりましたッス」
「ああ….. 」
「ッ…来たか高杉!!!」
「ああ、クソ天パとヅラか、それと…」
ガッッッッチャン!!!!
「誰だ….テメェはよォッ!!!!!」
「先生に成りすましやがってッ!!!」
ガチャン!ガチャン!!
「晋助、落ち着いてくださ」
「黙れッ!!ニセモノめッ!!!! 」
「おい!高杉、落ち着け!」
「高杉、その方は本物の先生だ」
銀時と桂、それに松陽が落ち着かせようとする
「…同じだ。」
「た、高杉?」「晋助…?」
「剣筋が稽古の時と全くもって同じなんだ….」
「高杉。それは先生が本物だからだ。」
「せんせ、い」
「晋助、遅くなりましたね。すみません」
「俺はッ、先生を殺した幕府を、許せなくてッ、」
「…俺もだ…。」
「先生が殺されたのは幕府、天人が来たからだって、」
「……」(ニコ)
「でも、先生が生きているなら。」
「ああ。高杉。」
高杉と桂が目を赤くする
「「俺たちはもう、攘夷志士として活動する意味もないな。」」
「はァッ…。おい、また子、万斉、」
「..はいッス」「…ああ」
「お前たちはどうしたい。」
「私たちは晋助様に着いていきたいッス!!」
「また子の言う通りだ」
「じゃあ、俺たち真選組に入らないか」
《!?》
「御用改めである!真選組だ!…って言いたいとこだが、」
「あ、良いじゃないですか!」
「先生!?」
「….イイかもな。」
「私たちは晋助様が行く道を着いてくッス!」
「例え真選組に入っても!!」
「…なあ、多串君」
「誰が多串君だッ!!…..なんだ」
「コイツら、高杉は、1度誓った物は死んでも守る。だからどうか、お願いだ、」
「復讐のため、松陽さんの為に、幕府に対抗していたのか。高杉。 」
近藤がそう聞く
「…ああ。先生を殺した幕府が、どうしても許せなかった」
「だが….先生が生きてることを知ってしまった」
「もう、復讐も何も、無くなってしまった 」
そう高杉が答える
「良いだろう!お前達、鬼兵隊は真選組の新しい隊にする!!」
「隊長は勿論、高杉、お前だ!」
近藤が言う
「…ああ、お前達は、着いてくるか?」
「当たり前ッス!!!!!!一生着いて行くッス!!!!!!」
「ああ、」
「真選組、それにお前ら、」
「…..ッ///感謝する….//」
《嗚呼、我が真選組へようこそ!鬼兵隊!》
「…..ああ。」
「….晋助。」
「先生?」
「それに小太郎、銀時。」
「ただいま。皆」