第4話
え?
どういうこと、?だ?意味がわからない。何を言いたいんだ、海は。
そう思った。でも、すぐにわかった。縦読みかもしれないと。
つ
き
あ
っ
て
く
だ
さ
い
、、?え?
これは、告白、?!
まさか、え?あの海が?ぼ、僕に!?
えっと、、
ありがとう
こちらこそよろしくお願いします!!
これでいいかな、、変じゃないかな、、この文だけでいいのかな、、、
そう考えていると頬が赤くなった気がした。
すると、海からメッセージがきた。
少し見るのが怖い
「嘘だよ」「嘘コクに決まってんじゃんw」「お前がゲイってまじだったんだw」
とか言われたらと思うと泣きそうになった。
でも実際のメッセージは全然違った。
「まじ!?ありがとう!!」
り、両思いになれたんだ、、、
今度は嬉しさで涙が出そうになった。
その日はずっと幸せだった。明日学校に行くのも楽しみになった。
<次の日>
友達に言ってみたいけど恥ずかしいから、、、と悩んでる間にバスは学校についた。
僕は趣味や仕草がちょっと女の子っぽいし、男の子っぽいことはあまりしなかったから、友達は女の子の方が多いし、友達も両親も僕の性別を理解してくれてる。だから、お母さんに帰ってから相談しようかな、なんて考えていたら、クラスメイトの女の子の中で1番仲のいい心(こころ)が話しかけてきた。
心「綾斗おはよう」
僕「あっおはよ〜!めっちゃ眠いんだけどw」
心「それなww」
心は去年転校してきたばっかりだけど、めっちゃ仲良くなった。
もう教室についちゃった。でも、心と話していると、緊張がほぐれていた。(本当に心ありがとうッ…)
もう自分の席!?早すぎる、、
どんな顔して話しかければ、、
とりあえずいつも通りに、
僕「お、おはよう海!」
コメント
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色々あってこの子達小6にしようか悩んでる