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🐷🍄「「え?」」

pokekamen side

🐷「俺が寿命3年、、ですか?」

「診察や手術の結果によればそうなってしまう可能性が高いです。」

そんな言葉を聞いて、頭がぐるぐるし始める。何故?何で俺だけ?じゃあ今まで何で頑張ってきたの?医者が何かを説明していたが俺の耳には入ってこなかった。

🐷「3年、、。短すぎるだろ。」

やりたい事、行きたい場所、食べたい物。今でも沢山あって、そして、これからも増え続けていくはずに、それを全て叶える事は無理なのか。そんなことが起こるなんて思いもしなかった。何で俺だけ。と考えてしまう。そんな自分が嫌で、嫌で、仕方無かった。

🐷「取り敢えず、やりたい事は今のうちにやり切らなきゃ。」

そう思い、新しく買ったノートに思いついたものから順に、沢山、沢山書いた。6ページほど書いて、今出来そうなものだけ、丸をつけていった。

丸をつけたものの中には、

・外国に行く

・服を自分で選んで買う

・自分と同い年のお酒を飲む

・料理の腕を上げる

・カラオケで95点以上を取る

・友達の結婚式に出る

等が挙がった。その中でも1つ、「好きな人と恋愛をする」という所だけ、どうしても丸が付けられなかった。

🐷「好きな人いないし無理だな…、というか誰でも、どんな大恋愛でも相手を残して自分だけ死ぬとか、嫌だろ…。」

最後の景色は好きな人の笑顔がみたい。という人が居るが、俺は絶対に嫌だ。好きな人を残して死ねるはずがない。辛過ぎる。


俺は、鉛筆で書いてある、「好きな人と恋愛をする」という項目を消しゴムで消した。

2度目の初恋を残り僅かの君と。

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