凛 「おい、ご飯出来た、さっさと来い」
潔 「はーい」
潔 「凛って本当何でも出来るんだな」
凛 「…」
潔 「褒めてるんだぞ〜」
凛 「レシピ見て作るぐらい誰でも出来る」
潔 「いやいや、出来栄えが…☆3とか4のシェフが作ったやつみたいになってるからね?!」
凛 「褒めるのは良いが冷めるぞ」
潔 「それはそうだ!」
凛潔 「頂きます」
凛潔「(´~`)モグモグ」
潔 「お、美味しい!!」
凛 「…」
凛潔「ごちそうさまでした!」
潔「片付けは俺がやる」
凛「分かった」
潔(あぁ、何か普通のカップルって感じだな。これもこれで幸せなんだよな)
【ピリリリリ】
潔 「凛のじゃないか?」
凛 「いや、俺のじゃない」
潔 「じゃぁ、俺のか」
凛 「……誰からだ?」
潔 「えっと…冴から」
凛 「そうか」
ーーーーーー
潔 「もしもし、何ですか冴さん?」
冴 「え?、あぁ…うん。まず聞きたいんだけど」
潔 「なんですか?」
冴 「今、お前の近くに凛居るか?」
潔 「あぁ、はい。居まっ」
冴 「待った待った、居たら『分かった』と言ってくれ」
潔 「はぁ…『分かった』ですね」
冴 「居るんだな」
潔 「はい」
冴 「出来るなら凛の居ないところで話しがしたい」
潔 「……分かりました」
潔 「凛、少し席外す」
凛 「………分かった」
潔 「で、要件は?」
冴 「噂で聞いたんだが」
「率直に潔、凛に虐待されてるのか…?」
潔 「虐待って、有り得ませんよ。凛に限って」
冴 「そうか、でもお前を見たっていう知り合いが体中痣だらけだったって」
潔 「冴さんだって知ってるでしょ、俺がおっちょこちょいだって。」
冴 「それは嫌ほど知ってるけどな」
潔 「大丈夫ですよ、凛はそんなことしませんって」
冴 「要件はそれだけだ、じゃぁ、切るな」
潔 「はい」
ツーツーツー
潔 「あっぶねぇ、バレるところだった…」
「バレたら終わっちゃう…」
凛 「電話終わったか?」
潔 「あぁ、はい。終わりました」
凛 「そうか…………」
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