注意⚠️
主の妄想です。
これは渡邉理佐さんが卒業する前のお話です。
それではどうぞ
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由依視点
理佐『はぁはぁはぁ』
菅井『理佐』
理佐『はぁはぁ、ん?何?』
菅井『今休憩の時間だよ』
理佐『うん、わかってる』
理佐『もうちょっとやったら休憩する』
菅井『無理しないでね』
今日もだ
理佐は最近無理をする
でも理由は分かってる
理佐はモデルの仕事が多くて今日みたいに一日中レッスンにいることが少ない。
理佐だけ他の人達と比べて練習回数が少ない。
小池『由依ちゃんどうしたん?』
『ああ、理佐が心配で』
小池『そやな、あんな無理する必要ないのに』
土生『でもみんなが言っても誰も辞めないし』
『ほんとどうしよう』
『理佐が倒れたら…』
小池『止めてみよ』
土生『そうだね』
土生『理佐、休憩しな』
土生『午後のレッスン耐えられないよ』
小池『そうやで、レッスン辛くなるで』
『理佐…休んで』
理佐『……』
『ねぇりs』
理佐『黙っててくれる』
理佐『あともうちょっとだから』
理佐『あともうちょっとで…』
『ご、ごめん』
小池『怒る事ないやろ』
土生『ちょっとみーちゃん』
小池『みんな理佐の事を思って心配しとんのに』
小池『何で理佐はそれに気づかんの?』
理佐『………』
小池『ねぇ何か言ったらどうや?』
理佐『うるさい』
理佐『あとちょっとだって言ってるでしょ』
理佐『ほっておいてよ』
『ほっておけるわけないじゃん』
『そんな過呼吸気味の人をほっておけるほどになってない』
理佐『こば?』
『何でわかんないかな』
『とにかく休憩してって言ってんの』
『つべこべ言わず休んでればいいの』
理佐『ごめん』
理佐『でも休む暇なんてない』
理佐『私のせいでライブを失敗させたくない』
理佐『もうこれ以上失敗させたくない』
理佐『櫻坂も改名の危機にさせたくないの』
土生『そんなの私たちだってそうだよ』
土生『私たちだって同じ事思ってる』
菅井『そうだよ』
菅井『なに一人で抱え込んでんの』
菅井『ライブの失敗が何?』
菅井『ライブ以前に理佐が倒れたら何の意味もないんだよ』
『そうだよ』
『もうわかったでしょ?』
『みんな理佐の事心配してんの』
『大丈夫だから休みな』
理佐『わかった』
理佐『ごめん、間違ってた』
『分かったならいい』
菅井『午後のレッスンまで理佐寝てな?』
菅井『どうせロクに寝てないんでしょ』
理佐『バレてたんだ』
理佐『じゃあお言葉に甘えて』
『おやすみ理佐』
理佐『おやすみ』
理佐視点
私はモデルの仕事であんまりレッスンに参加できなかった。
他のメンバーと少し遅れてレッスンを開始した私はレッスンに着いて行くことができなかった。
その時思った。
私のせいでライブ失敗する
そう思った日から深夜まで残ってレッスンをしていた。
それでも他のメンバーとの遅れが目立った。
全然足りなかった。
今度は早朝に起きて練習した。
それでも遅れが目立った。
なら、休憩時にやろう。
そう思ってたのに。
みんなに止められた。
休憩しろって
私は多分みんなにイライラしてたんだと思う。
つい黙れって言ってしまった。
それでも休めって
みんな優しすぎるんだよね
みんな私の心配をしてくれた
私は安心した。
これなら私がいなくても安心だって、
この出来事があった次の日、私は櫻坂を卒業すると決めた。