『あ〜!またおんりーくんがお花のお世話してる〜!w』
『女じゃないのにな!おっかしい〜w』
6歳。小学1年生。
俺はいつも1人だった。
けれど、そんな俺の唯一の救いが、学校に来て植物と会話。
みんなに聞こえないような声で、優しく囁き掛ける。
「お花さん、お花さん。明日はね、俺の誕生日なんだよ」
もちろん、返事は返ってこない。
それでも、俺にとっては静かに話を聞いてくれるだけで嬉しかった。
…誕生日プレゼントは”おめでとう”の5文字を喋ってくれたらいいな、なんてね。
コメント
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ここだけでもう好きすぎる! 続きが気になります!
続きがきになりすぎる…