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ゆき
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第三十四話 迫りくる罪の影
dn先輩の大罪を解決したその夜。
プルルルル…
tt「ん…?」
誰かから電話がかかってくる。
tt「え、svさん?」
名前の表示を見てみるとsvさんからだった。
前に一度俺から電話したきりでそれ以来連絡は取っていなかったが…何か新たに情報を手に入れでもしたのだろうか?
tt「はい、もしもし。ttです」
俺は電話に出る。
sv『…もしもし』
tt「えっと…なんで急に電話してきたん?」
sv『いや…そっち今どんな感じなのかなって。大罪のことを色々解決とかしてるんでしょ?順調?』
tt「あ、うん。そうやな。今日残る大罪の一つを解決して、あと残り一つになった」
sv『そう』
svさんは一瞬黙り込むと、
sv『あのさ、その時変なことというか…いつもと違うこととか起こったりしなかった?』
と聞いてくる。
変なこと?
なんだろう…って、あっ!!
tt「そういや今日、いきなり体が動かなくなった瞬間があったわ!あれ、結局何やったんやろ…」
sv『…tt、実はさ』
tt「…?」
sv『…いや、やっぱりなんでもないよ。気にしないで』
な、なんなんや?
svさんの態度に俺は疑念を抱く。
sv『それじゃまた連絡するね。じゃあ』
そう言ってsvさんは電話を切った。
tt「…一体svさんは何を言いかけたんやろ?」
・・・
それから約1週間。
あれからまた残り1人の大罪を犯している生徒を探していたのだが、一向にその手掛かりは掴めそうになかった。
mf生徒会長が新しく候補者を絞ってくれたらしいので、今日その資料を取りに行くことになっていた。
tt「失礼します」
ノックをし、生徒会室に入る。
mf「あ、tt。これ、資料ね」
mf生徒会長が資料を渡してくれる。
tt「ありがとうございます」
俺は資料を受け取る。
tt「それじゃあ…」
mf「tt、ちょっといい?」
生徒会室から出ようとすると、突然mf生徒会長に呼び止められる。
mf「相談なんだけどさ…」
tt「…?はい」
mf生徒会長が俺に相談?
一体なんなんだろう?
mf「その…dnのことなんだけど」
tt「dn先輩?」
…まさか。
tt「…もしかしてまだ告白の返事してないんですか?」
mf「…」
tt「ええぇぇ!?!?」
mf「なんだよ!!こっちは真剣に考えてるんだよ!!」
tt「いやだって…そんな引き伸ばすなんてdn先輩が可哀想ですよ!?」
mf「俺はdnに対して適当な返事をしたくないんだよ!!」
tt「じゃあもう好きじゃないですか!!そんな大切にしてるなら!!」
mf「幼なじみだから大切にするのは当然のことだろ!!恋愛感情とは限らない!!」
tt「あーーー!!!もう!!」
痺れを切らして俺はつい声を荒げてしまう。
tt「わかりました!じゃあmf生徒会長に一つ質問です!」
mf「質問…?」
tt「もし、dn先輩がmf生徒会長以外の人が好きだったら?mf生徒会長以外の人と付き合ったら?どう思いますか」
mf「……」
瞬間、mf生徒会長の動きが止まる。
そして、
mf「…それは…嫌かもしれない」
と、少し顔を顰める。
tt「じゃあやっぱdn先輩のこと好きなんですよ!!」
mf「!?!?」
mf生徒会長の顔がみるみるうちに赤くなっていく。
mf「っ…//」
tt「…早いうちに返事してあげてくださいね」
そう言って俺は生徒会室を後にした。
・・・
自分の教室に戻る途中、偶然etさんとnaさんとすれ違った。
tt「あ、etさん!naさん!」
俺は2人に声をかける。
na「あ、ttさん」
et「た、tt!?//」
すると、etさんはなぜか慌てた様子でこちらを見る。
その時、俺は気づく。
tt「…ん?なんで2人手繋いでんの?」
et「っ!!//」
するとetさんの顔がみるみるうちに赤くなっていく。
tt「…?」
na「手繋ぐくらい女の子同士じゃよくあることですよ。…ね、etさん♡」
et「そそそっ、そうだよっ!!」
tt「ふ〜ん?」
そういうもんなんや。
tt「それじゃあまたな〜」
na「はい、また」
et「ま、またねっ!//」
etさんとnaさんと別れ、そのまま廊下を歩いていると、今度はhr先輩とすれ違った。
tt「あ、hr先輩」
hr「あ、tt。久しぶり」
tt「確かに最近会ってませんでしたね。お久しぶりです」
hr「最近はどうなの?その…仕事?のほうは」
tt「あ〜…」
hr先輩はおそらく大罪の件のことを指しているのだろう。
tt「結構順調なんですけど、あと1人がまだ見つかっていないっていう感じです」
hr「そっか。頑張ってね」
hr先輩はにこりと微笑み俺の頭をポンっと撫でる。
tt「わっ…!」
hr「じゃあね〜」
…そういや前にもされたな同じようなこと。
hr先輩は俺のことペットか何かと思っているんか…?
そうして俺は自分の教室へと戻るのだった。
???「…っ、」
・・・
あっという間に時間は経ち、下校時間となる。
あのあとyaくん、ur、jpと大罪のことについて話し合ったが結局なんの成果もなく、残り1人は特定できずじまいだ。
tt「…残り1人は誰なんやろ」
ポツリと独り言を漏らす。
残る罪は“嫉妬の罪”。
その罪を犯していそうな人を探さないといけないわけなのだが…。
tt「中々うまくいかないもんやな…」
その時だった。
ガシッ
tt「え」
いきなり何者かに体を引っ張られ、腕を拘束される。
tt「なっ!?」
助けを求めようと叫ぼうとするが、
tt「んっ!?んんんっ!?!?」
口にハンカチを押し当てられてしまう。
tt「ん〜っ!!ん〜っ!!」
必死に抵抗しようと手足をバタつかせる。
が、
tt「んっ…!んぅ…っ」
だんだんと意識が朦朧としてくる。
tt(もしかしてこのハンカチになんか仕込まれてっ…)
tt「ん…う…」
逃げないと…助けを呼ばないと…。
そう思った時には全てが遅く、俺の意識は闇へと沈んでいった。
???「…ごめんね、tt。……っ♡」
続く
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誰ぇぇぇぇぇぇぇぇ!? ♡付いてる…!気になるー!