放課後のふたりの教室。
柔らかなオレンジ色の光が 杏葉(あずは)と 宗次郎(そうじろう)を照らしている。
「独りよがりの運命なら、オレと一緒に作っていこうよ」
宗次郎の声色は、いつもと変わらない。
それなのに、芯がとおっていて強く感じる。
「それって……」
「うん、そうだよ」
恋愛*スクランブル
第36話 動き出す時間
宗次郎は立ち上がる。
そして、杏葉の数歩手前までやってきて、ピタッと止まった。
「オレは、杏葉が好きだ。入学式の日に見てから、ずっと好きだ」
「宗次郎は弥奈(やな)のことが好きなんじゃないの?」
あまりにも 唐突(とうとつ)な出来事を理解できない杏葉は、これまでの宗次郎の行動を見ていて思っていたことを口にしてしまう。
「寺久保(てらくぼ)ちゃんのことは、まぁ、いいとは思うけど、オレが好きなのは杏葉だよ*******
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