《水緑》
▶︎イタズラをする
▶︎お菓子をあげる
▶︎???
▶︎イタズラする
▶︎お菓子をあげる
❯❯❯▶︎???
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おはよーとお皿の音がするリビングへ顔を出すと、そこには朝食の準備をするすっちーがいた。
彼もこさめちゃんおはようと笑顔を向け、顔洗っておいで、と洗面所へ促される。
「ちめて…」
水道水の冷たさに顔を顰めながら、ふと考える。
なんか今日のすっちーはどこはかとなくよそよそしい。
いや、ただの勘なんだけど、、なんか、そんな気がする。今日なんかあったっけ?
うーんと唸ってみても、思い当たる節はない。
なんとなくもやもやしたまま洗面所を出、再びリビングへ顔を出した頃にはもうそんなことなんて忘れてしまっていた。
それを再び思い出したのは夜、すっちーが言った一言から。
「こさめちゃん見て〜“明日ハロウィン”だから沢山作っちゃった」
「なんこれうまそー!!」
「“明日はハロウィン”だし、今日はパーティーでもしちゃう?」
「…?」
「そういえば変に浮かれちゃって“明日のハロウィン”の為にちょっとしたコスチュームも買っちゃったんだよねぇ…。こさめちゃんに来て欲しいの沢山あるんだよ!あとあと、」
「…なあすっちー。なんで“明日がハロウィン”なのに全部今日やろうとしてるん?」
今日ずっと感じていた違和感はこれだ。
明日がハロウィンだから、と言いながらハロウィンぽいことを全部今日済ませようとしている不自然さ。
こんなにしていたら明日はやることが無くなってしまう。
こさめの言葉を聞いてから、ちょっと目を伏せたすっちーが、何か言いたげにもごもご口を動かす。
じんわり赤く染っていく頬をぼーっと眺めながら、次の言葉が出るのを待つ。
「……こさめちゃん明日休みでしょ」
「…うん、そうだけど、」
「………….だからたくさん、ぇっちするもん………」
「…は?」
だからたくさんえっちするもん、
だからたくさんえっち、、
だからたくさん、、、
「…もおほんまに…!!」
びっくりした。
明日は動けないかもしれないから今日楽しもうってこと?
なに?可愛すぎない?
「ぁぁ〜……可愛すぎんねん、ほんま…」
「えっ」
てことはさ、買ったコスプレ、来て欲しかったコスプレって、
「で、こさめに何着て攻められたいの?」
「ぁ…♡」
やっぱそうよな。
うわえろ〜〜。俺もやってもーらお。
「明日動けんくなる前に、今のうちに沢山ハロウィン楽しもう、すっちー♡」
「…はぁい、♡」
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おまけ
「どう?キョンシー似合う〜?♡」
「んうま…♡ぅん、似合ってる、けど…」
「?けど?」
「やっぱりそのままのこさめちゃんがいちばんすき……♡」
「………はぁーー……」
「んひ!?♡」
「ごめん、本格的に明日は動けなくしそう」
「あは、いいよ、たくさんきて…♡」
コメント
1件
えまってまって今日作ってるのっていうのは、明日えちがしたいから……🫵🏻🫵🏻 ってことだよね最高です😭😭😭😭😭やばい緑さんの発想がかわいいすぎる😭♩♩♩ ありがとうございます♡♡ おまけもありがとぅ😭だいすきだ