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深紅の騎士団

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深紅の騎士団

13 - 第13話 さすがにねえ sideA

♥

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2024年06月25日

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主の勝手な妄想全開話です。

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何でも大丈夫な方だけどうぞ~




まあさside


CM撮影後、散々からかいあって

そのまま、たろうと3人でお昼ごはん。



私が少女だからか、

彼がそういう性格なのか、

たろうがいるにも関わらず

最初から距離が近い…

整った眉、切れ長の目、きめ細かい肌……

長い睫毛の下の潤んだ瞳に…

私が映る…まだ、お昼ですよ~



「まあさ、睫毛長いね~

それにさぁ~、凄くいい香りがする…」



ちゃんがつかなくなった…色気爆発、

どえす顔で私を口説く…

この色気で落ちない女性はいないだろう…

負けるもんか!


「かずやくんだって、睫毛長い…フフ

におい…自分じゃわからないんだよぉ~」


長い袖をスンスンして、上目遣いで彼を見る…

私の瞳に、余裕のなくなった彼が映る…



「えっ……そうなんだ…もっと……

近くで……かいでいい?」



少し開いたセクシーな薄い唇が、

更に近づいて、

細い首すじを捉えようとする……



ストップ~…今日はここまでぇ~


「ダ~メ、からかわないでよ~

彼女さん、悲しむよ…」


いないの知ってるけど……

そんな顔で…見ないでよ…



「……いないよ…」



「モテるくせに~それに、ファンのこが

見たら悲しむよ~」


スキャンダルは大敵だよ!



「誰も見てない…」



たろうは、置物かな?

仕方ない、名残惜しが決定打を打とう


「私、まだ15才なんだよ~」


どうだ!



……動揺の色もみせない瞳…



「俺のこと、興味ないの?」



ズルいズルいズルい


「フフ…わかんない……今日、

はじめましてだったし…」



彼が懇願した


「ねぇっ、また会いたい!」



はい!喜んで~


「う~ん……かずやくん、忙しそう…」



「会いたい!!」



その顔ズルい…


「うん、またね。」



連絡先を交換して、ブンブン手を振る彼に

見送られて、次の仕事へむかう。



ハハ、かわいいねぇ。



続く

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