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#からつけあっきぃ まぜ太 ぷりっつ ちぐさくん あっと けちゃ
#アンプタック
なぐ@れいぱれ0期生
りゅな
『蒼き空のセルフィア ―僕らの帰る場所―』
第11話
「見つけられた空」
ドォンッ!!
巨大な影が地面に降り立つ。
衝撃で窓ガラスが揺れる。
あっきい「うわっ!?」
ぷりっつ「デカすぎやろ!!」
黒い影。
今までの影獣とは違う。
輪郭がはっきりしている。
赤い目が、六人を見下ろしていた。
影獣「……セルフィア。」
ちぐさ「っ……!」
けちゃ「名前を……」
あっと「知ってるのか。」
影獣が笑う。
不気味に。
影獣「見ツケタ。」
まぜた「狙いは丘か。」
影獣「門ヲ開ケ。」
あっきい「は?」
ぷりっつ「誰が開けるかいな!」
影獣の目が、まぜたへ向く。
影獣「歌エル者。」
空気が止まる。
まぜた「……俺?」
けちゃ「なんで……」
あっと「下がれ、まぜ。」
影獣「ソノ声ハ、鍵ダ。」
まぜたの表情が変わる。
ちぐさ「まぜたん!」
影獣が腕を振る。
ドゴォッ!!
地面が砕ける。
あっきい「うおおお!?」
ぷりっつ「あぶなっ!」
あっと「散開しろ!」
六人が一斉に動く。
ちぐさ「けちゃ!」
けちゃ「強化いく!」
桃色の光が広がる。
体が軽くなる。
あっきい「これ好き!」
ぷりっつ「今言うことちゃうやろ!」
影獣が再び動く。
速い。
まぜた「右から来る!」
あっとが反応する。
ザンッ!!
影を斬る。
でも浅い。
あっと「硬い……!」
けちゃ「核が深い場所にある!」
ちぐさ「普通じゃ届かない!」
影獣「無駄ダ。」
黒い霧が溢れる。
周囲の空気が重くなる。
あっきい「息、苦し……」
ぷりっつ「なんやこれ……!」
まぜた「音が乱されてる。」
まぜたが耳を押さえる。
まぜた「まずい。」
ちぐさ「まぜたん!?」
影獣「歌エ。」
影が伸びる。
まぜたへ向かう。
あっと「させるか!」
ドンッ!!
ぶつかる。
あっとが押し返される。
あっきい「うそだろ!?」
ぷりっつ「押されとる!?」
ちぐさ「強すぎる……!」
そのとき。
まぜたが前へ出る。
あっきい「まぜた!?」
まぜた「……音が必要なんだろ。」
けちゃ「ダメ!」
まぜた「でも、このままじゃ勝てない。」
ちぐさ「危険すぎる!」
まぜた「わかってる。」
静かに息を吸う。
空気が張り詰める。
まぜた「ብብርሃን……」
風が吹く。
空が揺れる。
影獣が反応する。
影獣「……!!」
あっと「やめろ!!」
まぜた「でも。」
まぜた「効いてる。」
亀裂が光る。
ちぐさ「共鳴してる……!」
けちゃ「まぜちの声が……!」
まぜたの声が響く。
透き通るように。
影獣が苦しそうに後退する。
ぷりっつ「効いとるやん!」
あっきい「いける!」
でも。
バキッ
空の亀裂がさらに広がる。
けちゃ「だめ……!」
ちぐさ「空まで反応してる!」
まぜた「っ……!」
頭を押さえる。
あっと「止めろ!」
まぜた「まだ……!」
影獣「門ガ……開ク……!」
空が大きく揺れる。
黒い霧が溢れ出す。
ちぐさ「まずい!!」
その瞬間。
あっきいがまぜたの腕を掴む。
あっきい「もうやめろ!」
まぜた「離せ……!」
あっきい「消えそうなんだよ!!」
静寂。
まぜたの声が止まる。
空の揺れも止まる。
影獣が苦しそうに後退する。
あっと「今だ!」
ちぐさ「うん!」
青色の光。
桃色の支援。
ぷりっつ「あっきい!」
あっきい「うん!」
六人が同時に動く。
まぜた「……左。」
あっと「見えた。」
ちぐさ「これで!!」
ザンッ!!!
核が砕ける。
巨大な影が崩れる。
黒い霧になって消えていく。
静寂。
あっきい「……勝った?」
ぷりっつ「はぁ……しんど……」
けちゃ「まぜち!」
まぜたがふらつく。
ちぐさ「大丈夫!?」
まぜた「……平気。」
でも顔色が悪い。
あっと「無茶しすぎだ。」
まぜた「でも必要だった。」
あっと「死ぬぞ。」
空気が止まる。
まぜたは少し笑う。
まぜた「まだ死なない。」
けれど。
空の亀裂は、
さらに広がっていた。
第11話 終わり
次回「空の向こう側」
コメント
1件
うわあ、第11話、すごく熱かったですね……! まぜたんの声が鍵って伏線、ここで来たかって感じです。あっきいが「消えそうなんだよ!!」って叫ぶシーン、グッときました。仲間のピンチに本気で止める姿が、すごく人間らしくて好きです。最後の空の亀裂が広がる終わり方、次回が気になりすぎます! お疲れ様でした、蛋白石 桜🌸さん!