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私は思い出す。小学生の頃を..素直だった..あの頃を。「希夜(きよ)ちゃん本当にかわいいし優しいよね~。」みんなが褒めてくれる。私の自慢だ。「え〜そんなことないよー」「明里早く!!移動教室あるから!!ほら行くよ!!」「ごめん。優理菜に呼ばれたからじゃあ希夜!!」「うんじゃあまた!!」私も行かなきゃ。「やめなよ。希夜ちゃんに近寄るの!!」え..。「なんで..。」「希夜ちゃんさ〜整形してるらしいしみんなの悪口いつも言ってる。明里の悪口だって言ってたよ!!」え..。私そんなこと言ってない。整形してない..。「そんなひどいよ..。私希夜ちゃんのこと信じていたのに..。」「私も〜今までのこともバカバカしいよね!!」それから私は独りぼっちになっていた。だから私はいつも嘘を吐く。自分を守るために。大切な友達を傷つけないために。今日も嘘を付く。自分を見失うくらい..。