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あれから何年経っただろう。「希夜早く行こう!」私の友達だ..。ずっと嘘をつき続ける私の友達。嘘をつき続けて本当に彼女と仲良くしたいのかがいまだにわからない。でももう明里みたいに私のせいで傷つけたりしたくない。「はーい今行く!!」「希夜いってらっしゃ~い」お母さんの声だ。「いってきまーす。」「もう希夜ちゃんおそーい。」莉子は口を膨らませて拗ねる。「ごめんごめん!!」「アイス奢ってくれたら許す!!」「わかった。いちご味ね?」「さすが希夜!!私の好みわかってる〜」「もうすねないでよ(笑)」「はーい」この会話が素直な私で嘘じゃない自分で言えたら良かったのに.. 。学校のチャイムが鳴る。昼休みのチャイムだ。「希夜一緒にお弁当食べよう!! 」「私も!!希夜聞いて〜彼氏とキスしちゃった!!」「嘘!?やっぱり甘酸っぱい味?」「味なんてないって。」「希夜は彼氏とかいる?」「私変な人にしかモテないから。彼氏今ままでにいたことない。」そんなことない。サッカー部のキャプテンの松井君にも告られたくらいだ。でも傷つけたくないから。「え〜希夜かわいいのに。見る目な!!」「私は莉子が居るから。私莉子のこと大好きだよ。」嘘だ。きっとこれは本心じゃない。「私も!!みんな希夜のこと大好きなんだよ。」「嬉しい。」これが莉子たちの本心なのかずっと信じられな い。