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Nakamu視点
下校中、正直迷っていた
あいつの居ない今、きんときに言った方がいいか
いや、今言わないとタイミングがない
nk「……時」
kn「ん?」
nk「その……」
「ちょっと言いづらいんだけどさ」
kn「どうした?急にw」
nk「……」
「古池瑠紀にはあまり近付かない方がいいかもしれない」
kn「っえ?…Broooock?」
nk「彼は…アイツは」
「……猫、だから」
kn「っは…?」
時の足が止まり、沈黙が流れる
kn「……じゃあ、本当に敵同士って…ことに…」
nk「……」
時は相当ショックを受けている様子だった
…そりゃそうか
kn「…わかった」
「今度、Broooockを呼ぼう」
「そしたら………」
nk「…うん」
今まで気付かれることなく過ごしていたあいつもあいつで凄いと思う
けど、この事実にまだ耐えられている時も、凄いとは思う
kn「まぁ、猫だからと言って仕事放棄は良くないもんね…」
「俺もしっかりやるから」
nk「無理すんなよ?」
kn「分かってるって…w」
ちょっと苦しそうに見えた
その後、スマホを取り出し何かを打ち始めた。
きんとき視点
Broooockに関して、何も察しがついてなくてハンター失格と思う
ただ仲良くしてて、何もわかってない。
そんなことを考えながらスマホを取り出し、慣れた手つきでBroooockとのトーク画面を開く
なるべくこんな辛いのは早めに終わらせたい。そんな一心からすぐBroooockに連絡した
kn『ぶるーく?』
br『どしたー?』
kn『今度の日曜空いてる?』
br『うん、空いてるよ』
kn『おけ。じゃあうちで遊ばん?』
br『いいじゃん!何時に行けばいい?』
kn『12時くらい?お昼くらい作っとくよ』
br『まじで?ありがと!』
br『じゃあ12時にいくね』
kn『うん、おけ』
連絡を終え、スマホをしまう
その瞬間水樹が話しかけてきた
nk「どした?」
kn「日曜空いてるって確か言ってたよね?」
nk「うん、大丈夫」
kn「……じゃあ、後で連絡するね」
nk「…ん、おけ」
「そういえば───」
kn「────?」
nk「──w」
nk「じゃあ、また明日な」
kn「ん、またな」
「………」
水樹が行ってから考える
水樹が言ってることは本当なのか、実はただの嘘なのか
そんなこともわからない
ただそれを考えることしかできず、水樹の言葉の信憑性とBroooockのことを疑うことしか出来ず、その場に立ち尽くしていた。
𝒏𝒆𝒙𝒕↪