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⚠️注意事項・妄想強め
・捏造注意
・ゲーム設定や皆の性格は変わらない
・いじめ描写あり(主にいじめられるのが主人公と監督生)
・主人公はnot監督生のセーラです
・うちのオリキャラ達(監督生含め)出てきます
・学園長はオリキャラのメビウスでクロウリーは学園長の秘書
・結構暗い
・前作の悪女など使われている(前作→悪の花と強き信念)
・流血表現があったりなかったり(なくても悲惨かも)
・ハッピーエンドは確実なのでご安心を
それでもいいならどうぞ!
一部のみ→ドラゴンファングやクリスタルアイなどセーラの味方
別の一部のみ→ツイステのメインキャラなどセーラの敵
ー次の日ー(ロゼッタ仮入学 最終日)
ー早朝ー
〜オンボロ寮前〜
マレウス「…」(セーラが心配で来た)
セーラ「…」(散歩をしていた)
マレウス「!セーラ」
セーラ「⁈」(少し慌てふためいたが、すぐマレウスの腕を引っ張り中へ入った)
〜オンボロ寮 談話室〜
セーラ「ハァ、ハァ…びっくりしましたよ!マレウスさん」
マレウス「僕もびっくりしたが?」
セーラ「いやだって、まだ断罪してないからあまり私との接触は…」
マレウス「…分かった。気をつけよう」
セーラ「ホッ」
マレウス「セーラ、お前は何していたんだ?」
セーラ「久しぶりに散歩を。この時間じゃないと人がいるので…」
マレウス「…そうか」
セーラ「…ねぇ、隠れてないで出て来たら?リンネ」
マレウス「え?」
リンネ「やっぱりダメか〜。流石セーラ。俺の認識阻害魔法見破るとは」(魔法を解いた)
マレウス「⁈」
セーラ「まぁね。…マレウスさんは私の心配として貴方は何か私に用?」
リンネ「はは、ひでぇなぁ。俺だってセーラの心配してんすよ?まぁ用があるのも本当だけど」
セーラ「では、用件は?」
リンネ「セーラ、お前は断罪の場に行くな」
マレウス「⁈」
セーラ「…何故?」
リンネ「…本来ならお前が立ち合うべき場だ。でも、俺はこれ以上セーラが傷ついて欲しくない。アイツらは恐らくセーラを罵った後、後悔してお前に謝罪するだろう。でも、今までセーラがやられた事や表だけの謝罪の事を考えるとお前は精神的に苦しむことになる。だから、」
セーラ「分かった。私はここで大人しくしている」
リンネ「!」
マレウス「いいのか?セーラ」
セーラ「うん。私も思ったの。立ち合わないといけないけど、あそこに立つ自信は私になかった。私の望みは断罪を成功することなのに…」
リンネ「セーラ、心配すんな。(セーラの両手を握った)俺達が必ずお前のその望み叶えてやるからな。だから、安心しろ」
マレウス「ああ。セーラ、僕も付いている。他の皆も付いている。とても心強いだろ?」
セーラ「!…うん…うん、そうだね。ありがとう、2人とも」
マレウス、リンネ「ああ」
その後、他の皆にセーラが会場に上がらない事を話した
アルファ「確かにその可能性あり得るかも」
ジルコン「主は優しいから許してくれると思っているかもしれません」
ハルモニア「そう、ですね。なら、その意見には賛成です」
ネフラ「主の心の状態上、それが適切な判断ですね」
ミスト「でも、ブーイングとかないといいけど…」
ラピス「それは黙らせるしかないっしょ!」
アメシス「そうだな。でも、断罪されたら言い訳とか出来なくて黙るんじゃね?」
アシエス「そうだね」
ルベラ「それはその場で対応できるんじゃない?」
シルディ「だな。だから今は、主の護衛が誰が適任か決めるべきじゃね?」
フォス「そうだね。誰がいいだろう?」
リンネ「俺はメテアに任せたい。メテア、いいか?」
メテア「もちろん!でも、なんで?」
リンネ「お前が1番セーラを理解し、守っていたからだ。それに強さにおいて信頼できるからな」
メテア「!分かった。任せて」
リンネ「ああ、頼む。さぁ、俺達は準備するぞ」
皆「おー!」
〜大食堂〜
リンネ「さて、準備しながらでいい。作戦を振り返るぞ」
皆「はーい」
パーティー会場、食事準備
↓
皆に招待状を送る
↓
リンネ達以外パーティーを楽しむ
↓
リンネ達がサプライズという名の断罪
↓
全てを公開し、ロゼッタ・イーブルを社会的に終わらせる
グレイ「その、こんな事言うのもあれですが、作戦通りいきますか?お嬢様、自分のユニーク魔法を把握してるから時間とか気にしていて少しピリピリしてました」
リンネ「グレイ、忘れたのか?俺には“とっておき”がある」
グレイ「あ…」
メアリ「まぁ忘れるのも無理ないよ」
メビウス「んで、リンネ。どのタイミングでとっておきとやらを使うんだ?」
リンネ「まぁ、見てのお楽しみだ。よし!皆、準備出来たな。あとは自分の寮の奴らに招待状を渡しておいてくれ」
皆「はい!」
アム「…」(こっそり監視カメラを設置した)
ーその頃のセーラはー
〜オンボロ寮 談話室〜
セーラ「ありがとう、オルトくん。私の我儘を聞いてもらっちゃって」
オルト「いいんだよ。でも、いいの?ビデオ越しで見ちゃって」
セーラ「…心苦しいのはあるよ。でも、私なりに見届けたいの。彼らが私の望みを叶えてくれる瞬間を。もちろんオルトくんもその1人だよ」(オルトの頭を撫でた)
オルト「!えへへ、ありがとう!でも、無理しないでね。ダメだと思ったら切るんだよ」
セーラ「うん」
ー昼休みー
皆は招待状を受け取り、会場に来た
〜大食堂〜
リンネ「ようこそ、パーティー会場へ」
皆「わ〜!✨」
ロゼッタ「リンネ先輩♡私の為にパーティー開いてくれてありがとうございます♡」
皆(一部のみ)(気持ち悪っ!)
リンネ「いいんだよ。こっちもお世話になったし、最後に“いい思い出”にしたいだろ?」
ロゼッタ「わぁ!✨そこまで考えてくれてたなんて嬉しい♡」
リンネ「はは、さぁ皆と共に楽しんでくれ」
ロゼッタ「はい♡」
皆(一部の者以外)は楽しんでる
エース「あれ?リンネ先輩は?」
デュース「なんかサプライズがあるって聞いたぞ」
ロゼッタ(サプライズってなんだろう?うふっ、楽しみ〜♪あ、でも時間は気にしないと)
〜廊下〜
リンネ「…皆、揃ったな」
リンネの前にはドラゴンファング、クリスタルアイ、ドラゴンファングの番(つがい)、グリム、アム、オルト、監督生達、教師陣、アナスタシア、メアリ、メビウス、クレア、グレイがいた
メビウス「…始めるのか」
リンネ「ああ、ショー(断罪)の幕開けだ」
グレイ「…」
アナスタシア「大丈夫よ。絶対成功するわ」
クレア「そうだ。それにもうお前の不安はないだろ?」
グレイ「!…はい。絶対に成功させましょう」
メアリ「うんうん!その意気よ」
リンネ「…さて、その前にお前達は一旦ここで待機してもらう」
瑠璃「とっておき、ですか?」
リンネ「ああ。マレウスとリリアには話してあるから耐性はある。それにアイツらには盛り上げ隊としてやってくれてる」
桜「なるほど?」
リンネ「さぁ、いくぞ。(大食堂の扉を少し開けた)…カモン・トゥー・ザ・シアター!薔薇色の夢(ライフ・ウィズ・ファン)」(大食堂にいる皆にかけた)
波音「⁈それって」
リンネ「監督生はよく知ってるよな。そう、フェロー・オネストのユニーク魔法だ」
グレイ「えっと、どんな魔法なの?」
妃織「そんな大した魔法じゃないんだけど…」
琥珀「人を少しだけ楽観的にさせる魔法だよ。でも、どうして?」
リンネ「他の奴らのユニーク魔法だと違和感とかで気づかれてしまう。唯一魔法かけられた事にも気づかず、時間を気にしないようにする方法がこれだ」
グラン「確かに1番最適の魔法ですね」
リンネ「ああ。マレウスとリリアにはたくさん皆を楽しませ、興奮させておいて、俺は周りが見えないほど楽しませるスパイスをつけた。これで、ロゼッタ・イーブルは時間とか忘れるな」
ー数分後ー
リンネ「そろそろだ。行くぞ、お前ら」
皆(一部のみ)「おう!/はい!」
〜大食堂〜
リンネ達は用意したステージに上がった
エース「あ、リンネ先輩達」
デュース「もしかしてリンネ先輩もパフォーマンス?」
ロゼッタ「なんだろう、楽しみだね」
監督生達「…」(認識阻害で一部のみ以外全員見えてない)
リンネ「皆、来てくれてありがとう。今日は寂しいが、ロゼッタとのお別れ会としてパーティーを開かせてもらった」
皆「おー!」
リンネ「今から俺達からロゼッタにサプライズをしたいと思う!」
皆「わ〜!!」
リンネ「それは…ロゼッタ・イーブル!お前の断罪だ!!」
皆(別の一部のみ)「⁈」
監督生達「…」(リンネの言葉で認識阻害が解けた)
エース、デュース「⁈監督生⁈」
ロゼッタ「断罪?なんの事ですか?それに私は被害者です。なのに断罪なんて、私が悪いみたいじゃないですか…」(顔を埋{うず}めて泣いてるフリをした)
ケイト「ロゼッタちゃん、可哀想に…」
トレイ「リンネ!なんて事を言うんだ!」
モブA「そうだそうだ!ロゼッタちゃんは悪い事してない!」
モブB「悪いのはセーラって言う奴と監督生達だ!」
他の皆もリンネ達に対してブーイングしてる
監督生達「ビクッ」
アナスタシア「大丈夫、大丈夫よ」(後ろから優しく監督生達を抱きしめた)
リンネ(大体こういうのは想定内。全く、本当に救いようがないクズだな…嘘泣きなんてわざわざご苦労なこった)「んじゃ、改めて聞く。リドル、ロゼッタからセーラ達に何をやられたと言った?」
リドル「!確か頬を叩かれたはず。監督生達からは罵倒」
リンネ「レオナ」
レオナ「水をかけられたって聞いた」
リンネ「アズール」
アズール「暴力をを振るわれた」
リンネ「カリム」
カリム「えっと、足をかけられ転ばされただったような」
リンネ「ヴィル」
ヴィル「毒を盛られたって聞いたわ」
リンネ「イデア」
イデア「ひぇっ!え、えっと…教材をボロボロにされたって言ってたよ…」
リンネ「マレウス」
マレウス「…セーラに襲われたと聞いた。しかし、未遂だと」
ロゼッタ「ほら!リンネ先輩。ここに証人が、」
リンネ「てめぇは黙ってろ」(めっちゃ怖い顔)
ロゼッタ「ヒィ!」
フレイ「あらら。うちのリンネ様を怒らせちゃダメっすよ」
トール「怒らせると怖いからな」
ロゼッタ「な、何よ!」
リンネ「…改めて全員に聞く。お前らはセーラがやったところを一度でも見たのか?」
皆(別の一部のみ)「…」(沈黙)
エース「で、でも頬は腫れていたんすよ?」
デュース「うんうん」
ジャック「前はずぶ濡れになっていた」
ラギー「そうっス」
ジェイド「酷い痣などありました」
フロイド「そうそう」
ジャミル「転んだロゼッタを見た者がいる」
エペル「毒が検出されてロゼッタサン苦しんでた!」
ルーク「ウィ」
クリス「ボロボロにになったロゼッタの教材を見た!」
セベク「服が乱れて泣いていたロゼッタを見たぞ!!」
シルバー「これは言い逃れ出来ない事実。貴方はどのような判断でそんな発言をしたんですか、リンネ先輩!」
リリア「…」
リンネ「…だから、お前らは馬鹿か?」
皆(別の一部のみ)「え?」
リンネ「それは結果の証拠であって、セーラがやった確実な証拠じゃねぇだろ。もういい、お前らの頭がどんだけ花畑のレベルかよーく分かったわ。んじゃ、こっちから本物の証拠と証言を出してもらう。アルファ」
アルファ「はい!ロゼッタが頬を叩かれたという時間にセーラはロゼッタ・イーブルにより、左腕を火傷しました」
リンネ「オルト」
オルト「うん!」(その様子を映し出した)
ハーツラビュル一同(一部のみ)「⁈」
リンネ「ジルコン」
ジルコン「水をかけられたのはセーラの方だ。やった人物は違うが、それは事実。その時間にロゼッタ・イーブルが水をかけられた事になっているが、全くの嘘だ」
オルト(その様子を映し出した)
サバナクロー一同(一部のみ)「⁈」
リンネ「ミスト」
ミスト「痣の件でしたっけ?その件はセーラさんが被害者です。まさかの幼馴染にそんな酷い事されるなんて可哀想…。あ、契約していたし、その時間帯に痣を出すほどの怪我をさせるなんて出来ませんね」
オルト(その様子を映し出した)
オクタヴィネル一同(一部のみ)「⁈」
リンネ「ハルモニア」
ハルモニア「まず足を出せないです。足は誰かさんのせいで痛んでますから。ですが、セーラの近くでわざわざ転ぶフリするなんてとんだ自作自演ですねw」
リンネ「アム」
アム「はい!」(ロゼッタの自作自演を映し出した)
スカラビア一同(一部のみ)「⁈」
リンネ「ハウ」
ハウ「毒を盛る?あははは!馬鹿げてますね〜。だって、その時に誰かさんの矢に射抜かれて重症。毒を盛る元気すらないですね」
オルト(その様子を映し出した)
ポムフィオーレ一同(一部のみ)「⁈」
リンネ「シルディ」
シルディ「教材をボロボロに、ねぇ。まずは痕跡を見つけるのが決まりじゃね?だってそれ魔法とか刃物でやったんなら、やった犯人の痕跡あるでしょ」
アム(ロゼッタの自作自演を映し出した)
イグニハイド一同(一部のみ)「⁈」
リンネ「フォス」
フォス「セーラに襲われた?はぁ?ばっかみたい。セーラは女だよ?まぁ皆が男と思うようにしたのはこっちだけど。あぁ、襲われたっていう時間には酷い痣とかあるのにそんなの関係ないって言うかのように殴って、蹴って、痛めつけて?挙げ句の果てに一生残るような火傷を背中に残すなんて」
オルト(その様子を映し出した)
ディアソムニア一同(一部のみ)「⁈」
リンネ「まだまだ証拠あるぜ?お前らとロゼッタ・イーブルのやってきた所業をな」
オルト、アム(ロゼッタの自作自演や他の人のやらかしなど全て映し出した)
ざわざわ
ロゼッタ「う、嘘よ!!こんなの偽造にしたに決まってる!」
リンネ「そんなに疑うならイデアに頼むか?すぐに偽造したか分かるぜ」
ロゼッタ「ッ…」
リンネ「番(つがい)達!」
ドラゴンファングの番達「はい!」(ロゼッタの所に集まった)
ロゼッタ「な、何⁈や、やめて!」(番達にブレザーを無理矢理脱がされ、腕まくりを強制的にやられた)
皆(別の一部のみ)「⁈」
ロゼッタの腕には痣は1つもなかった
リンネ「やっぱり魔法で偽装してたんだな」
ロゼッタ「ち、違う!そんな事してない!」
リンネ「なら見せてみろ」
ロゼッタ「ッ…!グレイ!」
グレイ「ビクッ」
ロゼッタ「グレイ!助けてよ!私、言われもない冤罪をかけられてるの。皆に言ってよ!こんなのは嘘だって!」
グレイ「俺は…俺は…」(拳が震えてる)
クレア(ポンっとグレイの肩に手を置いた)
グレイ「!クレアさん…」
クレア「自信持て。アタシを、アタシ達を信じろ」
グレイ「!…」
ロゼッタ「グレイ?」
グレイ「…ッ!俺は!アンタの言う事なんて聞かない!!いつも俺の事を道具扱いしやがって!もううんざりなんだよ!!俺はアンタの罪を一緒に背負う気なんて一切ない!!」
ロゼッタ「ッ!何よ!アンタなんかお父様に言いつけて消してやるんだから!家族もろとも消してやる!ここにいる全員もお父様に言いつけてやる!」
グレイ「ヒィ!」
クレア「よく言った。後は任せろ」(グレイを後ろに行かせた)
ロゼッタ「な、何よ!」
クレア「お父様に言いつけると言ったな。どんな風に?」
ロゼッタ「そんなのアタシを虐めた事や誰がそんな事したかよ。お父様はアタシに優しいからきっと聞いてくれるわ」
クレア「ふーん。という事は権力的なもので消す気?」
ロゼッタ「そうよ。アタシの家はお金持ちなんだから。そこの奴らとは違うのよ」
クレア(皆が引いてるのに気づかない、か。ま、いいけど)「なるほど、理解した。でも、そんなの無理だよ」
ロゼッタ「え?」
クレア「この度、イーブル家は、麻薬及び向精神薬取締法で逮捕された」
ロゼッタ「え⁈」
クレア「アンタの家に潜入したら、まさかの出るわ出るわ。やばい薬の制作や流出まで。そりゃあ、お金持ちになれるなぁ」
ロゼッタ「え…」
クレア「アタシがその証拠を警察に叩きつけ、アンタのお父さんは御用となった。その為、アンタの家は没落した。アタシ達を潰す事なんて出来ない」
ロゼッタ「そんなぁ…」
クレア「あ、グレイは告発される前に家族共々アンタの所から出て行ったから、もうアンタの所有物じゃねぇよ」
ロゼッタ「ッ…」
リンネ「あ、(自分の懐中時計を取り出した)そろそろ15時か」
ロゼッタ「え?…⁈(時計を見た)嘘⁈まさか⁈」
リンネ「そのまさかだ」
ゴーンゴーン(鐘の音)
鐘の音と同時に魔法薬の効果が切れた
ざわざわ(皆が正気になって戸惑っている)
ロゼッタ「嘘…」
リンネ「お前のユニーク魔法は好きな魔法薬を作れるみたいだな。しかし、デメリットがあった。それは薬の効果の期間。お前は最大でも1週間しか出来ない。本当だったらお前、時間になる前にここを去ろうとしたんだろ?」
ロゼッタ「⁈なんでそれを、」
リンネ「グレイが教えてくれた。そして15時は丁度1週間前、お前の指示で無理矢理グレイが監督生に魔法薬をかけようとした時間だな」
皆(別の一部のみ)「⁈」
ロゼッタ「はっ…どこに証拠が、」
リンネ「あるぜ。オルト」
オルト「うん!」(その様子が映し出された)
リンネ「グレイは自分を投げ出したとしても、どうしても家族をお前らから引き剥がしたかったんだな」
グレイ「…うん。たとえ冤罪でも家族があんな所から離れられるなら本望だよ」
ロゼッタ「そんな…そんな!!アタシは愛されたかっただけなのに…お姫様になりたかっただけなのに!」
リンネ「お前みたいなお姫様は2度とごめんだ。うちの姫はな、誰にでも優しく、分け隔てない。お前は求めるだけでなんもしてない。そんなの望みが叶う訳ないだろ」
ロゼッタ「あ…あ…あ”ーーーーー!!」(叫び始めた)
リンネ「…こっからは教師陣、頼むぜ」
教師陣(突如現れた)
皆(別の一部のみ)「⁈」
リンネ「俺の認識阻害だ。お前達にとっては急に現れたのも同然だな」
メビウス「そこの娘はアタシが預かろう」
リンネ「頼むぜ、メビウス。いや、学園長」
メビウス「ああ。念の為、メアリ。お前もついて来い」
メアリ「はーい」
メビウスとメアリはロゼッタを連れて行った
リンネ「…さて、教師陣。ここにいる俺ら以外の生徒を取り押さえろ」
教師陣(取り押さえた)
皆(別の一部のみ)「⁈」
リンネ「ドラゴンファング、クリスタルアイ。教師陣を援護せよ」
ドラゴンファング、クリスタルアイ「はっ!」
一部の皆が全員取り押さえられた
リンネ「正気に戻ったこいつらは何をするか分からねぇ。気をつけろよ」
アナスタシア「リンネ」
リンネ「ああ。あとは…パチン(記憶改竄魔法を解いた)これでお前らは更なる真実に追い詰められるだろうな」
ざわざわ
エメラ「そんな、私…」
アルツ「セーラちゃんに私はなんて事を…」
マックス「俺はセーラの事、信じれなかった…」
チェミィ「監督生ちゃんにも酷い事、言っちゃった…」
ラパン「法律以前の問題なのは私の方…」
ハピー「話を聞くことぐらい出来たのに…」
ラッテ「セーラちゃんに合わせる顔がない…」
ゾーロ「詐欺師なのは俺の方だったな…」
シェリア「あの時、見て見ぬフリしていた。本当はセーラちゃんが被害者だったなんて…」
マナ「嘘…私は何を見ていたの…?」
ソル「ッ…アタシなら事実確認出来たのに…」
ルア「いつも私達に優しくしていた彼女を…」
アレナ「頭を冷やした方がいいのは私だったか…」
フェル「私、セーラちゃんに酷い事しちゃった…」
シーナ「セーラちゃん…ごめん…」
ローゼ「そんな…」
ダイアナ「私、セーラちゃんが悪いって決めつけちゃった…」
シンファ「見損なったのは私の方だ…」
アテナ「アムの言う事を信じないといけなかったのに、私は…」
アニムス「僕、避けちゃった…」
フィオナ「私、お世話係として何を見ていたんだろう…」
ロウ「俺はなんて愚かな事を…」
シリウス「…はっ、相変わらず悪魔のように醜いな、私は…」
リンネ「…お前ら、本当に分かってる?お前らには泣く資格も後悔も謝る資格すらもねぇんだよ!そんな事言ったってセーラは元に戻んねぇんだよ!!💢」
皆(別の一部のみ)「…」
リンネ「…お前らの謝罪なんかセーラは受け入れねぇよ。お前らの謝罪は表だけとか自分の保身の為じゃねぇか」
リドル「ッ!そんな事は、」
リンネ「あるだろ。お前らは甘え過ぎたんだ。セーラにも監督生にも。セーラはこう言ってたぜ。あの人なら許してくれる。あの人は優しいから何してもいいんだって。お前らはそうなってる。だから、簡単には許さないんだと」
皆(別の一部のみ)「…」
リンネ「…まぁセーラからの伝言は俺からは以上だ。監督生、お前らはこいつら許すかどうか自分自身で決めろ。セーラがそうだからじゃなく、自分の意思で」
瑠璃「はい…」(他の監督生達と共に前の方に出た)
エース、デュース「監督生…」
瑠璃「ニコッ(エーデュースに向けてやった後、前を向いた)私達は、」
監督生達「絶対に許しません!」
皆(別の一部のみ)「え⁈」
瑠璃「当たり前です!誰ですか?私達に痛み10倍にさせようとした人は」
トレイ「うっ…」
桜「セーラちゃんに水をかけた人も許せません!」
ラギー「うぐっ…」
波音「私達を庇ってセーラちゃんはとある人達にボコボコの痣だらけにされました…」
リーチ兄弟「ッ…」
妃織「誰かさんのせいでセーラちゃんは呪いをかけられた矢を刺されました」
ルーク(帽子を深く被った)
琥珀「それでもセーラちゃんは大丈夫と言って笑顔で振る舞ってたよ」
皆(別の一部のみ)「…」
瑠璃「表だけで謝罪する人達を私達は許したくない。セーラちゃんがあんな酷い事されたのもそうだけど、私達も蔑んで謝って済まそうとする貴方達なんかもう関わりたくもない!私は、私達は私達の意思で貴方達を許さない!何があっても!」
皆(別の一部のみ)は嘆き、悲しみ、とある者は謝罪の言葉を口々に言ってる
グリム「ッーーーーー!!いい加減にするんだゾ!!」
皆「⁈」
桜「グリム?」
グリム「お前ら、謝って済むもんじゃねぇし、資格ねぇってリンネから言われたじゃねぇか!!」
皆(別の一部のみ)「!」
波音「グリム…」
グリム「それにセーラはおめぇたちを信じていたんだゾ!アズールの時なんか星の髪飾りを握って殴って蹴られるのを耐えてたんだゾ!」
アズール「⁈そんな…」
ジェイド「セーラが…?」
フロイド「嘘…」
グリム「おめぇたちは信じてくれたセーラを蹴落とした。それはおめぇたちが自分で許されるチャンスを踏みにじったんだゾ!」
妃織「グリム…」
グリム「ふ、ふな〜!。゚(゚´Д`゚)゚。」
琥珀「グリム!」(グリムを優しく抱きしめた)
リンネ「グリム、よく頑張った。(グリムの頭を撫でた)聞いただろ?今のは本当だ。首謀者はあの女でお前らは確かに薬で操られたのは事実だが、やったのも信じてくれたたった1人の女を傷つけたのもお前らだ。その事をよーく覚えておけ」
皆(別の一部のみ)「…」(絶句した)
リンネ「…😮💨」
マレウス「…ル、リンネ」
リンネ「ん?」
マレウス「今更だが、僕達はいいのか?」
リンネ「ん?何当たり前の事を言ってんだ?お前らはセーラに許された。それでいいじゃねぇか」
皆(別の一部のみ)「⁈」
マレウス「しかし…」
リンネ「…こいつらが心配か?」
マレウス「…(頷いた)一応僕はセーラの味方でありながら、皆を騙した。それに、」
リンネ「ひでぇ罰はねぇから安心しろ」
マレウス「え…?」
リンネ「お前は期限までに正気を取り戻し、この作戦を無事成功させた。これ以上お前を責める動機はねぇよ。もし、こいつらに責められたら俺のとこに来い。俺がなんとかしてやる。もちろんリリアもな」
リリア「うむ」
マレウス「…何故?」
リンネ「何故って、ダチだろ?」
マレウス「!」
リンネ「俺には元ダチはいたが、もうそいつらは信用なんねぇ。お前はセーラに認められていたし、俺的にお前と仲良くなりてぇって最初から思ってた。今回で切り捨てになりそうだったけどな」
マレウス「そ、そうか」
リンネ「でも…(マレウスを抱きしめた)良かった…」
マレウス「!…ありがとう、(抱きしめ返した)…リンネ」
リンネ「ははっ!おう!」
リンネとマレウスは笑い合った
リリア「くふふ」
ドタドタ(もの凄い何かの音)
フルール「ん?何か音が聞こえる?」
ヴァン「なんか近づいてくる?」
オルム「!この気配…」
バンッ!(扉が思いっきり開いた音)
メテア「リンネ!!」
アイル「メテア⁈」
ベノ「え、おい!主はどうした⁈」
メテア「セーラが、セーラが…ひっく…」(泣いてる)
ミュー「お、落ち着いて💦」
アイザ「ゆっくり話すんだ」
メテア「うっ…セーラが、いなくなっちゃった!!」
皆「え、え〜⁈」
リンネ「……は?」
“闇の足音が徐々に近くなる…”
〜to be conteneu〜