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審判の日

16 - Episode15「心の火」

♥

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2025年04月29日

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一同「(に、日本とお風呂…?)」


🇮🇹「フランス…これは現実なんね?」


フランスはイタリアの頬をつねる

痛かった


🇺🇸「そんなの俺に決まってる!」


🇬🇧「な訳ないでしょう?ここは公平にじゃんけんしましょう」


🇹🇼「まぁ僕は昔日本と一緒に風呂入ったことあるからパスで(謎のマウント)」


アメリカはじゃんけんする人を輪になるよう

指示した

しかし肝心の日本は


🇯🇵「どうしましょう…」


混乱状態である


🇨🇳「絶対負けないアル…」


🇺🇸「お前ら準備はいいか!」


一同「もちろん!」


🇺🇸「最初はグー!じゃんけん…ぽん!」


🇺🇸:✌️


🇬🇧:✊


🇫🇷:✋


🇨🇳:✊


🇰🇷:✌️


🇮🇹:✌️


あいこに一同沈黙し、深呼吸する


🇬🇧「よし!行きますよ!あいこでしょ!」


🇺🇸:✊


🇬🇧:✊


🇫🇷:✋


🇨🇳:✋


🇰🇷:✊


🇮🇹:✋


🇺🇸「ああああああああ!」


悲しみの雄叫びが彼らの耳にダメージを与える

叫びの音は部屋中に響き渡った


🇬🇧「ちょっと…悔しいのはわかりますけど場所を考えなさい…」


韓国は舌打ちをした


🇫🇷「決戦だな」


🇨🇳「ここまで来たからには勝つアル」


🇯🇵「あのー…もういっそのこと皆さんで入るのはダメなのでしょうか…」


負けた組の悔しそうな顔を見て恥ずかしがりながら答える


🇫🇮「風呂を見て来い。狭いぞ」


それを確かめるべく、向かう日本達

洗面所の先にあるのだが、この時点で狭い

そして洗面所の扉を開けると


🇰🇷「こりゃ狭いな…」


🇫🇮「言ったとおりだろ。2人までしか同時に入れないんだ」


🇮🇹「決勝戦するんね!最初はグー!じゃんけん…ぽん!」


🇨🇳:✌️


🇮🇹:✊


🇫🇷:✋


🇫🇷「またあいこかよ」


ゆっくりと深呼吸をし


🇫🇷「あいこで…しょ!」


🇨🇳:✊


🇫🇷:✋


🇮🇹:✊


🇫🇷「しゃぁ!一人勝ちー!あざまーす!」


中国は沈黙し、イタリアは膝から崩れ落ちた

全員のヘイトがフランスに向く


🇫🇷「おー怖い怖い」


🇺🇸「もし日本になにかしたらkillするからな」


🇫🇷「何もするわけないジャーン、君と違って」


どうやらアメリカはフランスから性欲の権化として見られているようだ


🇯🇵「わかりました…でも他の皆さんがかわいそうなので、明日以降はフランスさん以外で入りましょう!」


日本のその言葉に全員が復活する


🇨🇳「明日は絶対勝ってやるアル」


🇰🇷「いや俺だね」


明日の分のじゃんけんをする国達もちらほら


🇫🇷「それじゃ、入ろっか」


🇯🇵「はい…」


狭い狭い洗面所で脱ぎ合う2人


🇯🇵「フ、フランスさんって結構いい体してるんですね…」


見事に腹筋が割れている。日本が憧れる理想の肉体だ


🇫🇷「こう見えて僕だって筋トレしてるんだよ?

舐めてもらっちゃ困るなぁ」


しかし、フランスの脳内では


🇫🇷「(やばい…日本くんの体綺麗すぎ…

マジエッ…理性持つかなぁ?奴らがいなけりゃ

ヤってもいいんだけど…ヤったら殺されるし…)」


構図としては日本の背後にフランスが立っている

フランスは先に風呂に入り、日本はシャワーを浴びる


🇫🇷「日本くんって、先に体洗う系?」


🇯🇵「はい!これが日課でして…あったか…」


🇫🇷「ほんと、極楽だよー…一番風呂っていいね」


数時間前までずぶ濡れで走ってきた彼らだ

この風呂はもはや天国とでも思える

ボディソープでひと部分丁寧に体を洗う日本


🇫🇷「(こう見ると日本くんって…ほんと繊細で真面目なんだなぁ…感心感心)」


🇯🇵「ちょっと///あんまりジロジロ見ないでくださいよ///」


フランスはぼーっと日本のことを見つめていたため、日本は赤面した


🇫🇷「あっほんと?ごめんごめん」


やがて日本も風呂に入ってきた

恥ずかしいため、2人は背中を合わせている

背中はくっついている


🇫🇷「……///」


🇯🇵「……///」


気まずく、ただひたすらに沈黙が続く


🇫🇷「ねぇ日本くん…」


🇯🇵「ひゃいっ!?」


🇫🇷「頼むから変な声出さないでくれ…限界突破する(意味深)」


🇯🇵「ご、ごめんなさい…」


🇫🇷「君は…この街が復興すると思う?」

突然重い質問に日本は黙り込んでしまった


🇫🇷「なにもかも壊れたこの街で…またいつも通りの生活に戻れるのかな?」


背中を合わせてるため、彼の顔は見えないが

声は震えていた


🇯🇵「…私は信じてます。この街は絶対に

復興すると。たとえそれが何年もかかろうと」


🇫🇷「それ、本気で言ってるの?」


🇯🇵「今は亡き私のお父さんは言ってたんです

どんなに辛いことがあっても、未来は光ってるはずと思うことが大切だと」


🇫🇷「でも…ロシアやドイツも亡くなって…

次は誰なのかもわからないのに…」


絶望しているフランスの背中に日本は頭を置く


🇫🇷「に、日本くん!?///」


🇯🇵「今…私達が考えてることが未来を作っていくんです。なら都合よく、明るい未来を見ていたいでしょう?もう誰も亡くならないような未来を、また皆さんと笑い合える未来を…」


🇫🇷「に、日本くん…グスッ」


彼の言葉に感動し、涙を流す

そして日本の方に振り向く


🇯🇵「ちょっとフランスさん!近いですよ…///」


🇫🇷「ありがとう…日本くん…そして…僕はね… 今まで…」

🇯🇵「今、まで…?」


さらに日本に近づき、彼の頬に手を置く


🇫🇷「君のことが…す…すk…」


唇と唇が合わさろうとしたその時ーー


バタッ


日本の体にもたれかかる。どうやらのぼせてしまったようだ

30分ぐらいずっとお湯に浸かっていたからのぼせるのにも無理はない


🇯🇵「あちゃー…これはなんとかしないと」


その頃、アメリカ達はというと…


🇺🇸「遅いなーあいつら、30分以上も風呂に入ってんのか?もしかしてヤ」


🇬🇧「やめなさい」


彼らが上がるのを待ち続ける中


🇯🇵「すみませーん…」


マンションにあったバスローブ一枚巻いて上がってきたのは日本とフランスであった

日本はフランスの体を支えていた


🇺🇸「Japan!?なんでバスローブ!?エr」


🇨🇳「いい加減にしろアル!このデブ」


🇯🇵「フランスさんがのぼせちゃって…」


🇮🇹「のぼせた!?」


🇰🇷「日本みたいに長風呂する奴じゃないからな」


🇺🇸「それでJapan!変なことされてないよな!?」


🇯🇵「は、はい…もちろん!」


キス寸前だったのは内緒


🇺🇸「ならオッケーだ!🇨🇳!入るぞー!」


どうやらアメリカと中国、イギリスとイタリア

韓国が1人で入ることになったと決まった


🇺🇸「あと明日は俺がJapanと入ることになったから!」


自慢げに話すアメリカ


そしてフランスは少し涼しいところで静かに寝っ転がっている


🇯🇵「フランスさん…顔が良すぎです…」


To be continue



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