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綾龍/린롱
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格安生姜
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らむ
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IxTJの明るくはない話。かといって完全に救いがないというわけでもない意味不明な話
私としてはINTJ×ISTJの意識で書きましたが、雰囲気としてはリバっぽいところもあるので注意!
あっもちろんガッツリBLなのでそこも注意だよ!
最近弟のように可愛がってたINTJの様子がおかしい……とISTJは誰よりも彼の近くにいたからよくわかっていた
ISTJとINTJは名前がよく似ているのはもちろんのこと、産まれながらに家がお隣同士であり、お互い一人っ子で実のきょうだいもいない
そんな奇妙な偶然の一致が重なっていたこともあり
親密にならない方がおかしいくらいである
「あいつ、もう一週間も学校来てないな……」
こうなる以前からINTJは見えない何かに怯えていたが、まあ当然といえばそれでおしまいだが
ISTJとしては「確証もないことに怯えてもどうしようもないだろ?」と、誰にでも言えるありきたりな宥めかたをする他なく
元からどこか浮世離れしていたINTJは、やはりそんなISTJに「お前もか」とでも言いたげな、どこか諦めに近い反応をしていた
しかし霊感もなにもないISTJとしてはこれが限界だったし、その内彼も元に戻るだろうと考えていたのだった
その矢先がこれである
「あいつの家に出向く必要があるな……」
─────
放課後
「……おい」
「はー、やっぱ居留守されちゃうか……」
INTJ宅のインターホンを押しても反応は案の定ない
INTJの両親は多忙で留守が多かった
それでも隣同士の距離があまりに近い都会の住宅事情というものがあり
すぐ目の前にお互いの自室の窓がある状態、これなら強硬手段もとれそうだとISTJは考えた
「INTJ!!」
まずは窓越しに呼んでみたがやはりダメだったので、今度は窓ガラスを割らないようにクッションをINTJの部屋の窓目掛けて投げ付ける
そうしてようやく閉めきられたカーテンと窓が開かれた
「………………」
「この俺を無視するなんてあんまりだぞ?」
「だって君さえ……」
「君さえも僕のこと信じてくれなかったじゃないか……」
「それはごめんって思ってる。だけどお前も説明が下手過ぎる。一体何がそんなに恐ろしいんだ?」
「どうせまたバカにされるからもう誰にも言いたくない。何度も何度も悪夢や幻覚に襲われてさ……」
「バカになんてもうしないよ……でも本当にお前の辛さを理解してあげられてるかというと、正直に言えばお前に付いていけてないところもある」
「わかってあげられる自信がないと正直に伝えた上で、敢えてお前が何にそんなに苦しんでるか聞かせて欲しいと思ってる」
「……この世界がもうすぐ終わるって言ったら君は信じてくれる?」
(続)
コメント
1件
みぅです🤍🥀 重い空気感なのに、なんでこんなに引き込まれるんだろう…ISTJの「わかってあげられる自信がないって正直に伝えた上で聞かせてほしい」ってセリフ、すごく誠実で泣ける。INTJの最後の問いかけも、どきっとした。「この世界がもうすぐ終わる」―その言葉の重みを、二人でどう受け止めていくのか、めっちゃ気になる続きです🌙