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【BIGBANG】学園パロ

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【BIGBANG】学園パロ

3 - 第3話 『 接触 』

♥

523

2025年06月10日

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『』 ← 心の

[] ← 場面



⚠️ 捏造 注意 ⚠️



____________



👼sid



朝、校舎に足を踏み入れると、春の空気がまだどこか冷たかった。

それでも、昨日の出来事が心をずっと熱くしている。



タプ先輩が言った言葉――



🔝「お前の事、考えてる時間が増えた。最近、ずっと…」



思い出すだけで胸がいっぱいになって、授業の内容なんて全く頭に入らなかった。



👼『……どうしよう、顔見たら緊張でまともに話せる気がしない』



けれど、そんな迷いもつかの間、2時間目の終わりのチャイムが鳴ると、教室のドアが開いた。



🐉「テソ~ン、おはよ。今日って俺とペアの台本だったよね?」



ジヨンヒョンだった。

スリッパを履いたまま、僕の席にやってくると、机に手を置いて覗き込んでくる。



👼「えっ、あ、はい……あの、でも昼休みでも――」


🐉「今がいい。テソンの近くにいたくなった」



冗談みたいに笑って、僕の机に肘をついて頬杖をつく。

その距離が近すぎて、思わず背を引いてしまう。



👼「え、ちょっと、ジヨンヒョン、近っ――!」


🐉「ん?テソン、なんか俺のこと避けてる?」


👼「そ、そんなこと……」


🐉「じゃあ、この距離、平気?」



言うが早いか、ジヨンヒョンの指先が僕の前髪を軽くつまんだ。

前髪の奥を覗き込むようにして、目が合う。



🐉「……テソンって、ほんと変わんないな。俺が触っても、逃げきれないくせに」


👼「……からかわないでください」


🐉「からかってないよ。本気で言ってる」



その言葉に、息が止まりそうになる。



👼『……ジヨンヒョン、やっぱり僕のこと……?』



でも、そのとき、別の声が後ろから落ちてきた。



🔝「――テソン」



いつもの低い声。けれど、どこか温度が違う。

振り返れば、タプ先輩がドアのところに立っていた。



目が合った瞬間、僕の心臓は跳ねた。



🔝「作業、手伝ってもらえるか」


👼「……はいっ、すぐ行きます!」



慌てて立ち上がる僕の背に、ジヨンヒョンがぽつりと囁く。



🐉「……本当に、あっちがいいの?」



一瞬、言葉の意味が理解できなかった。

振り返ったけれど、彼はすでに僕から視線を外していた。





[ in 収録室 ]



部室に入ると、空気が一変した。

誰もいない静かな空間。さっきまでのジヨンヒョンとの距離感が嘘みたいに遠く感じた。



🔝「テソン、あのマイクの線、コードが奥に絡んでる。外してくれ」


👼「はい」



しゃがみこんで机の下に手を伸ばすと、コードが見える。

けど、手が届きそうで届かない。



👼「……っ、ちょっと奥すぎて……」


🔝「動くな。俺がやる」



そう言って、タプ先輩が僕の後ろに膝をついた。

そのまま背中に、確かに彼の体温が触れる。



👼「……タプ、先輩?」


🔝「ちょっと、待ってろ」



彼の片手が、僕の腰に回された。しっかりと支えるように、まるで包み込むみたいに。



👼「っ……!」



タプ先輩の体が、僕の背にぴったり重なる。

耳元に彼の息がかかって、鳥肌が立つ。



🔝「こうしてると、お前が落ちる心配ない。だろ?」


👼「……はい」



けれど、その声は震えていた。

僕の心臓の音がきっと背中越しに伝わってしまってる。



🔝「テソン」


👼「はい……?」


🔝「昨日のこと、覚えてるか?」


👼「……はい」


🔝「……あれ、嘘じゃない。けど、ああいうこと言っても、お前が戸惑うだけかと思ってた」


👼「……僕、戸惑ってないです」



そう言いながら、僕は思わず後ろを振り向いた。


距離が近すぎて、顔が数センチのところにある。

見つめられて、僕は目を逸らせなかった。



🔝「触れていいか」



その一言が合図だった。



タプ先輩の指が、僕の頬をなぞる。

指先はゆっくりと耳の裏、首筋、そして鎖骨へ。



シャツの第一ボタンが、彼の指でひとつ外された。



👼「や……っ」


🔝「嫌ならやめる。……でも、テソン、顔が真っ赤だ」


👼「先輩だって、声……低くなってます」



ふたりとも、息が少し荒くなっていた。

まだキスもしてないのに、触れ合うだけで体の奥が熱くなっていく。



けれど――そのとき、ドアがノックされた。



🐼「先輩、いますかー!?」



元気な声。スンリだった。



👼「っ……!」



タプ先輩は、すぐに手を離した。

僕は慌ててボタンを留め直して、何食わぬ顔でドアを開けた。



🐼「……あ、テソン先輩。タプ先輩もいたんですね。」


👼「う、うん……なんか手伝ってた……だけ、だから」


🐼「そうですか?なんか熱くないですか?」


👼「……そう?気のせいかも……」


👼(心臓、まだドクドク言ってる……)





🐼sid



[ in 裏階段 ]



その頃、裏階段の踊り場では。



🐼「……で、今日は何の用なんですか?」


🐉「んー、スンリに会いに来た。お前が、最近冷たいから」


🐼「それは、ジヨン先輩がいきなり触ってくるからじゃないですか……」


🐉「触るの、嫌だった?」


🐼「……いや、別に……嫌じゃ、ないです…けど……」



スンリの声がか細くなる。その肩に、ジヨン先輩はそっと腕を回した。



🐉「なら、触ってもいいよね」


🐼「……っ」



耳元に、ジヨン先輩がそっと唇を近づける。

まだキスはしない。ただ、触れるギリギリの距離で囁く。



🐉「……好きになったらどうする?俺、お前のこと、ずっと見てるよ」


🐼「……からかってるなら、やめてください」


🐉「本気だったら?」



その声は冗談じゃなかった。

スンリは逃げ出したくなったけど、その腕の中はなぜか居心地がよかった。



🐼『この人……怖いのに、何故か…離れたくない』





触れてしまった肌。近づいてしまった距離。

それぞれの関係が、静かに、確実に変わり始めていた。



____________



続く…!!

(主)「いやぁ…どっちの…CPも…なんとか、進展していってますね!!」


(主)「最高!!」


(主)「じゃ!!また!!」



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コメント

4

ユーザー

ううう好きです🙄🙄 ニョントリもテソタプもてえてえ、…😇

ユーザー

いやもうホントに好きです、、😵‍💫💗 何でそんな上手いんですか!? 才能って怖い、、 続き待ってます♪

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