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次の日。
円堂の膝の上に乗る四之宮にクラスメイトたちは目が離せなかった。四之宮は円堂に姫抱きされているような格好で座り、円堂の右腕に抱えられながら、左手を美しい指で撫でていた。
「し、四之宮?」
自分の膝の上に乗る四之宮に声をかけると左手から両手を離すことなく、円堂の方を振り向いた。
あまりの近さに、クラス全体は息を飲んだ。
「はぁい♡えんどぉせんぱぁい♡」
本人は円堂に呼ばれ、嬉しそうに甘い甘い砂糖菓子のような声で返事をした。円堂は深呼吸をしたが、四之宮の優しい匂いに包まれてしまい、さらに顔を赤くしながら意を決して四之宮に言った。
「て、ててて手を、離してくれないか?」
緊張で声が上擦ってしまう。それほど四之宮の顔は整っており、愛らしいのが分かってしまう。
四之宮は、円堂の左手を自分の右頬で頬擦りし始め、円堂は身体をガチり、と固まらせた。
「いぃやぁ♡」
先程より甘い声を出し、円堂の右肩に頭をトン、とつけて、上目遣いをするように円堂の横顔を見つめ始める。
クラス全体は息を飲むしかできず、円堂を心の中で応援することしか出来なかった。
四之宮は制服のスカートをおっているためか、足をばたつかせる度にスカートがめくれそうになるのを止める木野はため息をこぼす。
「四之宮さん、あと少しで授業が始まるわよ?」
四之宮は、軽く「はぁい♡」と返事をして円堂の膝からゆっくりと降りて円堂に向かって妖艶に微笑んだ。
「えんどぉせんぱい!また、お昼休みにぃ♡」
「あ、嗚呼」
四之宮は、そう言って円堂のいるクラスから自分の教室へ帰って行った。その後ろ姿は愛らしく見える。
その後、円堂及びサッカー部員が質問攻めにあったのも無理はないだろう。
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