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仁人side
仁人「・・・何考えてんだよ」
「高熱で球技大会来るなんて」
俺たちは病院に来ていた。
仁人「やっぱり俺があんなこと
言ったから?」
「・・・そうなの?」
返答は無い。
まだぐっすり眠ってるみたいだ。
仁人「・・・勇斗」
「ごめんあんなこと言って」
「どうせあんなのじゃやる気なんて
出ないと思ってた…」
しーんとした冷たい空間には俺の声しか
反響しなかった。
仁人「・・・勇斗…
もう何でもするから起きてよ…」
俺は勇斗の手を握ったまま
涙が止まらなかった。
・・・いや、
ある事を境にぴたりと止まった。
・・・こいつなんか脈早くね?
仁人「・・・ん?」
勇斗「あっ」
仁人「・・・」
勇斗「・・・」
仁人「・・・」
勇斗「・・・てへ」
仁人「起きてんじゃねぇかぁ!!!!」
勇斗「あっいたたたたた!!!!」
「痛い痛い!!!」
「病人病人!!」
「This is a hospital!!!(ここは病院です!)」
仁人「・・・お前…まじで…」
勇斗「というかさっきのやつほんと!?」
「なんでもしてやるみたいな!!」
「まじで!?」
「やったー!」
「球技大会途中退場は悔しいけど
何でもして貰えるなら…」
「・・・仁人?」
仁人「・・・心配しただろ…馬鹿」
力がほぼ籠ってない手で何回も殴った。
何回も何回も。
そこに勇斗が居ることを確かめるように。
勇斗「どうしたんだよ笑」
「仁…」
仁人「ぐずっ…うぅ…」
勇斗「あっ…」
「えっ、あっ、えっと…」
「その…あの…」
仁人「もういい…」
俺はすぐに出ようとドアに手をかける。
勇斗「ごめんって…!」
右手側の手を引っ張られた。
勇斗「ごめん…仁人」
「俺、全然分かってなかった」
「ただ俺の一方通行なのかなって」
「違うの…?」
「仁人は、俺のこと好き?」
・・・はぁ?
土壇場で何を聞いてるんだこいつは…
そんな訳ないだろ。
俺はお前のことなんか好きじゃ…
仁人「好きじゃなかったらこんなんで
泣いてねぇんだよ…ばか」
なっ…!!何言ってんだ俺は!!
勇斗「・・・っ」
「ごめんな仁人」
ぎゅうっと力強く抱きしめられた。
もはや病人の力ではない。
仁人「・・・気づくの遅いし、
もっと優しくしろ」
勇斗「あっ、ごめんごめん!」
仁人「まぁ、ちょっとぐらいなら
許してやる」
俺も恥ずかしさで死にそうだったが
抱き締め返した。
仁人「・・・勇斗?」
勇斗「ぐはっ…」
勇斗は倒れた。
死因は尊死で即死だったらしい。
南無阿弥陀仏。
あの世でも元気にな。
勇斗「って違う違う!!」
「違うからね!!?」
「ここ病室!!」
「死んでないです俺!!」
仁人「グットラック。達者でな」
勇斗「ちょっと仁人!!」
「帰らないでってばー!!!」
𝐞𝐧𝐝☕︎︎𓂃 𓅇
これまた最終回。
最終回ラッシュでございます…
コメント
4件
このお話の続きずっと楽しみだったの〜!! 最終回ありがとうございます!
初コメかな?失礼します! ゆ。彡のお話凄い好きですさのじんのやつは全部見ました!! これからも頑張って下さい!
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𝕔𝕠𝕔𝕠
2,109
はえさん
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