アルバイト

「いいなぁ…私も図書館でバイトしたい!!」

「やればいいじゃん？」

「お母さんなんて言うかわかんないんだもん」

「バイトくらいならいいでしょ、あんたのお母さんそういうの許してくれそう」

本を読むのが好きな私は図書館でバイトしている友達が羨ましかった。

「まだやっていいかすら聞いてないんだからさ、すんなり通るかもよ？」

「いやいや、八方美人なだけ、家ではチョー怖い」

「とりあえず言ってみるもんじゃない？」

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「お母さーん図書館のバイトしたい」

「いいじゃない。先生ともあれこれしないとね」

「あら」

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それから申請書を書いたり面接をしたりした。

「あれから、色々あって結構すんなりバイト入ることになりました」

「私の目に抜かりはないようだ。」

「さき挨拶しときます。よろしくお願いします」

「仲良くしようね後輩ちゃん。」

「……」

「別にそんな目で見なくてもいいじゃん!!」

今日から図書館のバイト。

めちゃくちゃ浮かれちゃってます

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現在の登場人物

夢主(主人公) 稲城佳音(いなぎかおん)

友達 井崎愛来(いざきあき)