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『大きな世界、小さな俺ら』
直樹の目に涙が光っていた。
嘘を重ねて、遠ざけてしまったはずだったのに――
「よかった」
俺はそう言って、そっと弟の肩に手を置いた。
「これからは、嘘なしでいこうな」
直樹は小さく頷いた。
まだ不器用で、言葉足らずだけど。
「….なあ、直樹?」
「なに?」
俺は、自分の頬を指さした。
「ここ、昔みたいにキスしてよw」
「…..はぁっ!?///するわけないだろ、!」
直樹は顔が赤くなってて可愛かった。メガネクイッてする癖出てる(笑)
「….無理?直樹、」
「わかったよ….」
ちゅ
「……///」
「お前…まじか、我慢できないわ」
「っちょ、お兄ちゃん!?」
ーENDー