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「人間なのに敵の気配がしなかったからかな~?」
shk「それってどういう…」
「なんかね、人間が来たとき、いつもはグワァァァンってかんじの気配があるんだけど、」
「君は何も感じなかったんだよ」
shk「へぇー…」
なんでかな?
意味分かんねえや。(放棄)
「あ、君も分かんない感じ?」
そりゃそうだろ。
shk「あぁ。」
すると突然、
一匹の動物が思い付いたように言った。
「あ!ねぇ、能力とか関係ないかな?」
のうりょく?
ノウリョク?
アニメやゲームなどでしか聞いたことのない単語に、頭をぐるぐる回して思考する。
…でもやっぱり答えは見つからない。
shk「なにそれ…」
「それも知らないのかぁ~!」
「なら何も分からないのも納得だね」
知ってる訳ないだろ。
shk「その のうりょく?ってやつについて詳しく教えて欲しいんだが…」
「えとね、能力っていうのは、」
「そのままの意味!人間が一つずつ持ってる、超能力みたいなものだね。」
「例えば、”ワープ”だったら、好きな場所に好きな時にワープできるやつ」
まじで何らかのアニメだった。
やば、俺も何か持ってんのかな?
RPGゲームを遊んでいる時かのように、新要素を発見して興奮が収まらない。
「稀に二つ以上持ってる人間もいるみたいだけどね~。」
shk「俺も何か持ってるの?」
「ん~、わかんないな」
「でも、僕たちと話せることは何か能力の関係がありそうだけどね」
動物達の言葉を聞いて、さらに心が弾む。
…
我に返ろう。
今思うと、森の中の恐怖なんて忘れて、ただ単にこの世界を楽しんでる俺に、正直びっくりだ。
…どうかしてる。
でもやっぱり、、能力…知ってみたい…
普段こんなことないから余計に興味が沸く
そんなこと考えてたら、突然一匹の動物が話し掛けてきた
「ねぇ、能力知りたいんだよね?」
急に話し掛けてくる奴らばっかりだなぁ
と思いながら返事をする
shk「まぁそうだな。こんなこと滅多にないから。」
「この森を抜けて、山を真っ直ぐ進んだ先に私たちの親がいるんだよ。」
「その人は人間の能力を鑑定できる人なの。だから、行ってみたら?」
能力知りたいな~…
…よし、行こう。(即決)
shk「行く!」
「w…即決だね~w…」
「じゃあ早速出発だ~!」