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〇〇「そんなにお互い気にくわないなら、突っかからずに離れてればいいのに」
ハスク「それができりゃこんなことにはなってない」
ぎゃあぎゃあと騒ぎ立てるルシファーと、面白がるように更に煽るアラスター。
そんな2人を遠巻きに見ながら、仲裁に入るチャーリーに心の中でエールを送った。
ルシファー「もういい!君にこの素晴らしさが理解できる日など来ないだろう!私はお暇する!!」
アラスター「ええ、それがいい!そんなもの分かりたくもありませんからねぇ」
怒り心頭といった様子のルシファーが姿を消し、ようやくロビーに静寂が戻った。
〇〇「まったく・・・揉めるのは仕方ないとしても、ホテルの景観を気にする前に備品を壊さないように気をつけてよね」
アラスター「あいにく、この割れたグラスも壁の穴も彼がやったこと。私の仕業ではあーりません」
ルシファーをからかって満足したのか、アラスターはいつも通りの笑顔に戻っている。
損傷の大きい部分から順番に修復魔法で直していると、”それにしても・・・”と真隣から声が聞こえた。
アラスター「そんな格好で部屋の外を出歩くなんて、貴女らしくもない」
〇〇「え?」
私を見下ろすアラスターの視線を辿って、ようやく自分が寝間着のままでいたことに気がついた。
〇〇「あっ、こ、これは・・・だってニフティがいきなり・・・!」
アラスター「さぞゆっくり寝ていたようで良かったですねぇ、こんな所に寝癖までつけて」
アラスター「まさしく良き休日の朝だ!そうでしょ?」
髪の毛が跳ねていたようで、その指先で頭をツンツンと突かれて私の頬が引きつる。
―――前言撤回。普段通りなんかじゃない。
まだ彼はルシファーとの一悶着で苛ついてるみたいだ。