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ジリリリリリリリッ _.
ッ… 」
目覚まし時計の音でまた目が覚めた.
此処へ来てどれくらい経ったのだろうか.
何時しか時計は壊レ反応しなくなっていた.
時計だけでなく電子機器はすべてなにかのバグが起こったかのように
開くことすら許さなかった.
私が此処へ来たのはたしか…
………? 」
何かがおかしい.
どうして思い出せない.
それどころか私は何故此処に居る.
何の目的で此処へ来たんだ.
なぜ覚えていないのだ.
私は頭が混乱していた.
先程までしていた事すら忘れてしまった.
どうして…何があったのだ, 」
そう呟くといきなり当たりは何か白い物に包まれた.
これは霧なのか、煙なのか、
よくわからないがまるで私を隠すかのように
白い物は私を囲んだ.
すぅ_はぁ_ 」
頭を整理しようと深呼吸をした.
次の瞬間私の目の前には黒い何かが映った.
私より何倍も大きい黒い何か.
白い物のせいでよく見えなかったが
大きかったのは覚えている.
大きいものは私にどんどん近づいてきた.
ジリリリリリリリッ_.
第1話 - END