ハロウィン、とくになにもなかった
現実逃避のため中太を投稿する
なんかよくわかんないのができたので、まぁ、中太なら行けるよって人は、見てください
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「ハロウィンパーティー?」
「嗚呼、エリスちゃんがやりたいと言っていてね、折角だから皆でやろうかなって思って」
ハロウィンって、確かお菓子を強請られて、渡さなかったら悪戯をされると言うような行事だった気がする
昔太宰に31日がある月は「8月のハロウィンだよ」等といい悪戯をされまくっていた
仮装が少し厭だが、どうせ抵抗しても姐さんの着せ替え人形にされるのだから
折角の機会だし楽しもう
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「ッあ”ーッ!飲みすぎたかぁ?」
帰り道、ふらつきながら家に帰る
鍵を差し込み、回して、扉を開くと
「はぁい中也♪ハッピーハロウィン!今日も今日とて嫌がらせをしに来たよ~♪」
葡萄100%ジュースと書かれたペットボトルと、ワイングラスを持って手をゆるゆると降ってくる
「んで手前が居んだよ、」
「本日は中也のペトリュスを葡萄ジュースに変えておいたよ!詰まり今私が飲んでいるのは、」
「俺のワインか?!」
「御名答!」
「なにしてんだ!!手前!!」
「てか、中也はなんでそんな仮装を?」
「ハロウィンパーティーとやらがあって、姐さんの着せ替え人形だよ」
「狼男か、どっちかって言うと、、犬だけどね」
クスクスと笑ってくる
「そういう手前はミイラか?」
「どう?似合うでしょ?」
「はいはい似合う似合う」
「ちゃんとみてよ」
ぶすくれた面で顔の向きを無理矢理変えられた
「!、、、、、」
ただのミイラの仮装だと思っていたのだが
身体のラインがハッキリ見える
「、、、手前、その下は履いてんのか」
「パンツだけ履いてるよ、いつもとあまり変わらないしね」
「、、、、俺も飲みに入れろ」
「中也ただでさえ酔ってんだから、これ以上飲まない方が良いと思うよ?」
「こらぁ俺の酒だ」
「”これは”って言いたいのかな、呂律回ってないし」
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やばい、結構酔い回ってきちゃった
「ちゅーや」
「ん?」
「っふ、ちゅーや」
「なんだよ」
お互い酔っているからか、普段の私達では想像も出来ないほど甘い声を出して微笑みあっている
中也のことは好きだけど何も進展がないので、つまらない
私から仕掛けないとやはり何も起こらないのか
「ね、キスしてよ」
どうせしないけど
「は?!、、、手前、、何言ってんだ?!」
「中也は厭?私は嬉しいけど」
「、、、、するわけねぇだろ」
「んふふ、だよねぇ」
良かった、中也も酔っ払っておかしくなってたらどうしようかと思った
「、、、俺からも、ひとつ悪戯していいか?どうせ手前、俺ん家に菓子折りなんか持って来ねぇだろ?」
「トリックオアトリート、お菓子をくれなきゃ、」
「悪戯される覚悟は出来てるよ?」
「じゃあ、いいんだな、」
中也からの嫌がらせなんか、きっと大した事ない
「いいよ」
笑顔で受け応えると
「ハッピーハロウィン、だざぁい♡」
押し倒された
「、は、?!」
「そんな格好で俺の所に来るとか、誘ってるよな」
「しかも手前、俺の事好いてんだろ」
「は?!何言ってんの?!自意識過剰じゃないの?!バーカ!///」
好きなのもバレた
「口だけよく回るなぁ」
「ちょ!、どこ触ってんの?!は?!中也!!」
行為もされそう
「うるせぇなぁ、」
「んッむぁ?!」
躊躇ってたキスも普通にされた
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「う”ぅ”、、声も腰もお腹もおかしい、、、」
「来年も、ハロウィン楽しみにしてるぜ」
「糞蛞蝓が、、」
「口では散々罵倒するけど、昨日の見たらもう完全に嘘だってわかるな」
「黙れ」
「そんなこと言っといて、俺のこと大好きだからな」
「ほんと、黙って、、」
「今日いつ頃に帰る」
「?、、7時くらいじゃない」
「そうか、迎えに行くから、待ってろよ」
「は?!ちょっと!マフィアが探偵社に来て大丈夫なの?!」
「これはプライベートだから、大丈夫だろ」
「あと、手前今日からここに住め」
「、、、なんなのさっきから、どうしちゃったのさ」
「だって、両思いなんだから、カップル成立だろ?」
「、、、、、君さぁ、///」
「じゃ、帰り待ってろよ」
「、、、ん、」
「行ってらっしゃい、、、、、、、///」
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なんだこれ
コメント
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((꜆꜄ ˙꒳˙)꜆꜄꜆ウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホウホ←興奮状態
探偵社に迎えに行く中也と探偵社の皆の反応が見たいと叫んだのは、私だけだろうか、
やばい鼻血が止まらない