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「おかえりー」
は…なんで霊体なんだよ…前まで人魂だっただろ…霊体って事はそれ程強い未練が出来たんだろうな…これ以上強い未練になると悪霊になってしまう、そんなことにならないようにしなければ…
「聞きたいことは山程あるが、まずなんで霊体になったんだ」
「んー?元々これにはなれたよ?」
元々なれた?どういうことだ?最初の頃から無力化してたということか?よくわからないな…
「まぁ、深くは聞かないでおこう」
「ありがとうー!」
「んで帰ってきたけど伝えたいことって?」
「ん?なんの事」
「え、だってお前が帰ってこいってラインで送ったんだろ?」
「え?送ってないよそんな事、僕スマホ触れないし」
じゃあどう言うことだ?送っできた相手は誰なんだ?というか蓮はトラックで跳ねられたんだよな…じゃあスマホも潰れてるはず…
「じゃあ話変わるがお前跳ねられたときスマホはどうなった?」
「えっとねー優のお兄さんに治して貰ってたよ?」
兄さんにか?じゃああれは兄さんが送ったもの?だとしたら口調がおかしい…わざと蓮に似せた?だとしたらなんで…兄さんはこういう会話になることを予想していて、俺を連れてこようとしているのか?だとしても普通に俺とのラインで送ればいい…ますますわからなくなった…
「まあいいか」
「あれだけ考えるのに時間かけといて答えそれかぁ」
と、笑いながら言っていた。それから少しの間雑談をしていたが時計を見るといつの間にか19時を超えていた。
「ていうか、もう七時だぞ…泊まってくかって…お前死んでたな。」
「もー!忘れないでよぉ」
「ごめんごめん…霊体だし普通に喋るし変わって無いしで、忘れてたわ」
「へーそうなんだ…」
とすこしションボリしたように言ったあとに急に笑顔になり
「はっ!!いいこと思いついた!!」
「お?何だそのいいことって」
「ないしょ〜」
意味深な笑みを浮かべたあと壁を通り抜けどこかに消えていった
「時間も時間だしそろそろ風呂はいるか…」
そうして俺は部屋を後にした。
ーお風呂ー
「今日は疲れた…こういう時の風呂が一番気持ちいいな…」
そう言いながら風呂に浸かる俺を横目に蓮は言った
「なんで優は羞恥心っていうのが無いかなぁ…僕がこんなに近くに居るのになんで普通に入れるの…もしかして僕が死んでるから!?」
「いや、それとは関係ないだろ…蓮が生きてても普通に入ったぞ?」
「あ、もうこれはだめだ…」
と、何かを諦めたように言った。
「というかお前服脱げないのか?」
「え!?何!?僕の裸が見たいの!?」
驚いていたが、少しの照れたような顔もした
「いや、ここ風呂場だぞ?なんか風呂場で服着てると違和感しか無いから」
「あー…なるほどね多分脱げるよぉ〜!」
と言い一瞬で服が何処かへ行ったふふーんと言いながらどう?すごいでしょと言わんばかりにこちらをチラ見してきた
「おおーすごいな一瞬で服が消えたな。でもな…」
といったあとに俺は湯船から出て蓮と同じポーズをとった
「お前がやってるのはこれとか全く一緒の事だ。」
そう言った、そうしたら蓮は一気に顔を赤くして湯船の方に顔を漬けた。
「なあなあお前、実体化出来ない?」
「え?僕を触りたいの?」
「まぁ簡単に言えばそうだな」
「一応できるけど…何するつもり!?」
「うーん触る?」
「触るって何を!?」
「何をって…普通に体を…」
「そういうことを普通に言える君はすごいよ…ほんとに…」
「??あ、ありがとう?」
そう言っている間に
「はい実体化したよ」
「ほ、ほんと?」
確認するために俺は蓮の頬を数回つついた
「ほんとだ、触れる!!」
「嘘はつかないよ…」
「…お風呂につかってるから、蓮が生きてる人間みたいな体温で嬉しいな…」
「ふぁ!?急に可愛くなった!?」
「は?可愛くないぞ?何言ってるんだ?」
「猫みたい…」
「おい猫みたいってどういう意味だ」
「感情がコロコロ変わるって事だよ」
「あと怒り方も猫っぽい」
このまま話を続けていても同じような感じになるとわかった。
「ふーん俺そろそろ上がるわ」
「はいはーいじゃあ僕もあがるー!」
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