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舞台は謎の超自然災害「ホロウ」に見舞われた世界で兄妹が問題を解決していきながら、あんなことこんなことをしていく物語
ーとある街、六分街ー
リン「お兄ちゃん、このニュース見て」
アキラ「どうした?」
ニュースを見る
アキラ「十四分街…確かほかのニュースで…」
「待ってて」
リン「うん!、それでヤヌス区がね」
「管制レベル3を超えたって」
アキラ「やっぱり、治安局がそこで今日探索をしている」
「避難はてこずるだろうな」
リン「それって…」
アキラ「準備しておこう、近々…」
「『仕事』が舞い込むかもね」
リン「よっし…あとは待つだけ…」
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CAHPTER 000
商機×任奇×仁義
ダッダッダッダッダ
ニコ「左よ!」
逃走中
ニコ「ん?」
下っ端A「あそこだ!」
下っ端B「追え!」
ドタドタドタ
下っ端C「いたぞ!」
ビリー「窓だ!二コの親分、窓から出れるぜ!」
ニコ「でもあの下はホロウで…、くっ、仕方ない、とにかく外に出られれば…、ガラスを割ってくれる?ビリー?」
ビリー「楽勝!任せとけっ!」
パン!
…コロン
ニコ「えっ」
ビリー「あっ」
アンビー「弾かれた、窓…丈夫そうね」
ニコ「あぁもう、やっぱそう簡単にはいかないか、この窓はーー」
泣きながら
???「ーー強化した防弾ガラスだ、おめぇらの火力じゃ割れねぇよ」
???「何でも屋の『邪兎屋』…」
???「なぜ…」
「赤牙組の縄張りで盗みを働く?」
ニコ「研究所を襲撃して金庫を盗んだのはそっちでしょ、私は依頼されて、この金庫を取り戻しに来ただけ!」
???「うぅっ…!お互いストリートで生きる者同士じゃねぇか、なんだって…急に治安局のために働く?」
ニコ「残念だけど、あたしの依頼人は治安局じゃない、まぁおじさんには関係ない話だけどね」
ニコ「!?待った!あれって閃光弾?」
アンビー「そう、GSII型高ルーメン軍用閃光弾、爆発時に非常に強い明るさを放つのが特徴」
ニコ「よかった~起きる時間よ、ビリー!」
下っ端D「なに!?」
閃光弾を持ちながら
ビリー「頼むから目ぇ閉じるなよ!」
下っ端達「うあぁぁぁぁ!!、目が!!」
???「ーーおめぇらを、おめぇらを皆殺しにするしかなくなったな!」
ニコ「ほほほほほ、勘違いしないで、噓泣きのおっさん、おんたの相手はあたしたちじゃなくて…」
「あっちだよ~」
パタパタパタ
無線「長官、こちらフクロウ4、正体不明の発光地点に到着しました、赤牙組を発見ーー」
「繰り返します、赤牙組を発見、指示をお願いします」
下っ端E「ボ、ボス、治安局の航空隊だ!」
無線「フクロウ4、攻撃命令を確認」
シュウゥゥゥゥン
ニコ「やばっ」
ドッカーン!!!
ビリー「後でクレーム出してやっからな!」
ーホロウ内部で落下中ー
アンビー「ホロウに入ったことを確認、ひとまず進みましょう」