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彰人「ねっみ〜…」
寧々「あ、えっと…東雲くん。」
彰人「あ、草薙。」
寧々「えっと、次移動教室…」
周りを見渡すと、草薙が言ったようにもうみんな移動してしまった様だ。
彰人「あぁ、ありがとうな、起こしてくれて。」
寧々「い、いや、大丈夫だよ…」
彰人「ん…?」
寧々「どうしたの、…?」
彰人「いや、なんでもねぇ。」
寧々「そっか。」
そんな他愛もない話をしながら移動した。
授業が始まって早10分。
彰人は黒板の方を見ながら、考え事をしていた。
彰人(さっきの、草薙と話してた時に感じたびびっとしたやつ、なんだったんだろう…)
彰人(雷に打たれた様な…)
彰人(杏はなんか知ってないかな、今度聞いてみるか。)
彰人「ふぁ〜…」
寧々「ーーめくん、東雲くん。」
彰人「んっ…」
寧々「みんな、帰っちゃったよ…?」
どうするの?と言いたそうな小動物っぽく聞く寧々の姿に彰人は可愛いと思いつつ、まだ寝ぼけ
ている様子。
寧々「えっと、時間…」
彰人「お、おう、帰るか…」