こんちゃっす!
今日注射打ってきたヨ☆
説明とか長いんだよ…パッと打ってパッと帰りたいのに…(おい)
てことで(どういうことで?)レッツゴー!
─翌日
「お、おはよう…」
「太宰!遅こ─って、どうした?」
私が探偵社に入ると、国木田くんが心配そうに声をかけてくれた。
「ちょっと腰が痛くて…」
「ほーう?何か心当たりがあるのではないか?」
あー、絶対何か察したよね。
「さあ?私にはさっぱり分からないな〜」
私はそう言い流し、席へ向かった。
さすがにね?
国木田くんに毎日やってもらっちゃ悪いからね?
私だって今日はちゃんと仕事するよ。
今日から中也、仕事で遠くに行くよう言われたみたいだから…
ホント、昨日いっぱい一緒に居られてよかった。
……いや、別に寂しくないし。
「…ん?」
パソコンを起動して…違和感が……
……あ。
ホーム画面…あの写真だ…
例のハメ撮りだよ。
全く…タチの悪いイタズラ…
「国木田くーん?これ、どーいうことー?」
「ん、どうした?」
国木田くんが私の方に来た。
……が。
「…え、お前、自分でこんな…」
「なわけないでしょ!って、国木田くんじゃないの?」
「しようとはしたが、アイツに何かされたら怖いからな」
「しようとはしたの…? 」
でも、国木田くんじゃないのか…
まあ、直せばいいか。
……あれ?
「な、なんで…」
「なんだ?…って、えぇっ!?」
画像フォルダには、今まで中也に撮られた写真が大量に入れられていた。
「だ、太宰……」
「……」
…言葉も出ないって…この事だね…
「太宰、この写真くr」
「やだ」
「…そこをなんとk」
「無理」
「…花袋にやってもらおう…」
「国木田くんサイテー」
「俺の理想を邪魔した罰だ」
「国木田くんの理想は私がいなくとも叶わないさ」
「なっ!」
まあ、国木田くんは放っておいて…どーしよ。
こんな画像…何枚あるの…?
捨てるのめんどくさい…
というか、誰がこんな画像…って、1人しかいないか。
こんな画像を持ってるのは、中也、ただ1人しかいない…
ハッキングでもして私のパソコンに入れ込んだのか…
「あ、花袋ー、ちょっと探偵社に来て、太宰のだな…」
「いや、何電話してんのさ」
もういいや、仕事しよう。
うん、仕事仕事。
カタカタカタカタ(仕事中)
「……太宰さんが仕事してる…」
カタカタカタカタ
「珍しいな…」
カタカタカタカタカタカタカタカタ
「ふー、終わった」
「え」
「は!?」
敦くんと国木田くんが驚いている。
「お、終わったとは…どういう…?」
「ん?せっかく打った文章がバグって消滅した」
「…あ、終わったって…そういう…」
当たり前じゃないか、この私が真面目に仕事するはずないだろう?
私には出来ないって事にして、全部国木田くんに任せる作戦…!
「…」
「あ、花袋!」
「はあ…しょうもないことで呼ぶなよ…」
『異能力』
「…」
「ありがとう!またな!」
花袋は異能力で私のパソコンを操作し、国木田くんに画像を送信した─じゃないよ、どうしてくれんのさ。
「…いい顔してるじゃないか」
「はいはい、それはどうも!」
イジるのやめてッ!
「国木田さん、見たいです!」
「あ、敦くん!?」
「……クッ///えっろ…//」
「敦くぅーん!!?」
お、おかしいなあ!?
敦くんは…敦くんだけは、そーいうの興味ないと思っていたのに!!
「僕にも見せてよ」
「ぼ、ボクにも…」
「ちょっと、妾にも見せなさいよ」
「えと…僕も見たいです…」
何で…どうしてこんな時に限って全員集合するんだい?
「あ、あのさ…皆…っ」
「太宰!」
「ビクッ、な、なんですか?乱歩さん…」
「君、女装は興味あるかな?」
「…へ?…な、ないですよ…!?」
女装って…何故!?
「太宰さんの女装…」
「太宰の…女装…」
「「ありだな・ですね!」」
皆…私の女装なんて、何も面白くないよ…?
「そうと決まれば!」
「決まってないですが!?」
「今から服買いに行ってくる!」
「ちょ!乱歩さ─ま、待ってください!?」
乱歩さんはいつになく素早い動きで出ていった。
「太宰、楽しみにして…ゴホン、腹を括るんだ」
「国木田くん、もう顔が隠せてないんだよ」
わくわくしてるよね…?
「アドレナリンが染み渡るぅ〜(モノクマ!?)」
「く、国木田くんが壊れたー!?」
「妾の出番か?」
「いえ、その心配はありません。少し取り乱しました」
「少しかなぁ?」
ていうか…これ、本気で女装させようとしてる?
乱歩さんのことだし…きっと普通の女装なわけないし…
中也助けてっ!
勉強する気はあるんです。
でも、気づいたらテラーを開いてたんです。
悪気は…なくもないんです(おい)
前回結構あっち系で頑張ったんで、休憩回(?)
んじゃ、グッド・バイ☆
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