テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
大大大好きな愛方からのリクエストです🩷
⚠️青桃(桃体調不良)
嘔吐表現有
nmmn
青side
桃『まろ』
桃『おいまろ』
青『はいなに』
え?なに
桃『あ』
桃『あのさ今暇?』
青『暇』
青『あそびにいっていいの?』
桃『ちがうばか』
なんとなくてきとーに返していく。
桃『あのさ、いま事務所で』
桃『動けないから』
桃『きてほしいかも』
青『え?』
あぁ、ええ?動けないって、やばいんちゃうか。
まぁないこなら色んなパターンがありそうやけど。ポンポンポンと、頭の中に浮かび上がってくるのは俺だけなんかなーと呑気に考えていた。
青『だいじょぶか』
桃『むり』
青『あらら』
夫婦みたいなコントで会話を続けていく俺ら。はよ迎えに行ってやれよと思ってる人も居るかもだけど、俺にも仕事はある(寝る仕事 )。
青『がち?』
青『むかえにいったほうがいいの』
桃『出来れば』
桃『もうほんとごめん』
マジな方だったら、とちょっと心配な気持ちが頭を遮る。
青『おけ』
青『すぐいく』
桃『ありがと』
リアクションをひとつ押した後にすぐスマホを置いて支度を始めた。
いつの間にか急ぎ足で準備していて、何度も転びそうになったのは知らなくてもいい。
青)…桃〜…?、
ガチャ、と重い扉を開けるとぐったりと机に伏せている桃の姿。すっと近寄ると肩が少し揺れているのがわかる。
桃)、…あっ、ぁ、青…、
青)来たんやけど、大丈夫か?顔色悪いで
のっそり顔を上げる桃を見ると、すごく調子が悪そうな感じがする。
青)あ、てかあれは?すたっふさん
桃)ぁあ…あ~、かえ、った
青)帰ったん?…ぁ~そうか、…やからか、
青)…立てる?
桃)…うん、いける…たぶん…、
青)多分て…笑
少し何気ない会話を交わしながらも、肩を貸してゆっくりと立ち上がった。
桃)…ぁぁ…
青)…てか体調不良悪いん?
桃)う、ん…吐き気…
顔を覗いて心配しながら、質問をしていった。まあ確かに熱、というよりは顔は青白い感じがしたしちょっと予想的中。
青)そうか、…なら一応袋も…、
桃)も、ほんとごめん……
青)ぁあ、ええよええよ、お互いさまな
眉毛をすっごいへの字にして謝ってくる桃。こんなしょげてるの初めてで結構驚き。
これ電車いけるんか。
桃side
桃)…………
次は〜〜駅……お出口…が、〜…
少しずつ遠のいていく音。
青)……桃、…大丈夫?
桃)ちょ、…ぅん、…
桃)……ぅ、……
青)…あ…え、ん…
まろの肩に頭を置かせてもらってるけど正直どの体勢になっても吐き気辛すぎて死にそう。
時々吐瀉物が上がって小さな嘔吐きをすることが増えた。もーそろやばいと悟ってる。
青)……、
桃)…ふ、…ふぅ…ん…
青)……だいじょぶ、…?無理しなくてええよ
小声でそう囁いてくれる青。
桃)…ぅ、…ゃ…
青)…吐きそう?、
桃)っ……、
こくこくと頷き、涙を少し溜めながら助けを求める。
青)あ…そ、か……ちょ…
青)次の駅で降りよ、それまで耐えられる?
桃)ふ、……
桃)ぅ、…ん…ん、
もう口を開けたら出てきそうなほど上がっているが、我慢して耐え続けた。
桃)ぅ、…っえ、…”…っふ、
青)……、
桃)う”…ッ、…おえ”…、
ビチャビチャと便器の底に落ちる嫌な音がトイレの個室に鳴り響く。青は強く背中を擦ってくれて、とても楽ですごい助かる。
青)ん〜…辛いな、
桃)…ふ、…”っげほっ、
青)ぁぁ、…あ~…、
桃)えふ”ッ、…ぅ…
桃)…は、…ぁ…
青)…落ち着いた?、か…
桃)…うん、ごめん…
ぐったり力が抜けると、ほっとしたような感覚に襲われる。ずっと吐き気と戦っていたから買ったような気分だ。
青)……うし、もう歩いて帰ろ
青)俺おぶるわ
桃)…はっ?!…笑
桃)ぃや、…え…笑
青)乗って乗って、
大きい背中を出され、乗ってと圧をかけられたのでどうしようも無く渋々乗る。と、青が立ち目線が高くなった。
桃)……重い?
青)…おん、重い、笑
青)いてて”ッ笑、ごめんってば笑
桃)はよ歩け
青)はいはい、笑
青の背中暖かい、体調悪くない時もたまには甘えようかなと思った日。
低クオですごめんなさい土下座!!!!!!
表紙絵です↓
(これは電車これは電車これは電車これは電車これは電車これは電車これは⬅️⬅️)