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わんくっしょん
嫉妬するkyng
※こちらはnmmn作品になっております。
ご本人様とは全くの無関係です。
文が拙い、ちぐはぐな部分がありますが脳内変換していただけると幸いです。
地雷の方は自衛のため、お戻りください。
『セラ夫ー!!』
『あはっ。なぎちゃーん』
イタズラをかけられ怒る四季凪とそれをけらけらと楽しそうに笑うセラフの声。
イヤホンから流れる彼の声はすぐ隣の部屋からも薄らと聞こえてくる。
配信が始まってかれこれ1時間。
いや2時間かもしれない。
今日はRoom4sでのコラボ配信らしくセラフと四季凪がわいわいと楽しそうに協力ゲームをプレイしている。
「…いいな」
つい飛び出した本音が一人の静かな空間に響く。
もやもやとする心の内に眉を寄せて縮こまる。
言ってしまえば嫉妬だ。
あの2人は同期であり相棒でずっと一緒にいたのだから間に割り入る隙もない。
でも俺は?
仮にも恋人なのに優しく甘やかしてくれることはあるがあんな風に接してもらっていない。
尊敬する四季凪にすら羨ましいと嫉妬の感情を向けてしまう。
配信が終わるまで待っていようと思っていたがやめだ。
このまま寝てやろうとイヤホンを外してスマホの電源を落とす。
真っ暗な画面になったスマホを机に置くと掛けてあった赤い外套を掴み、ソファに横たわる。
後々シワになりそうだがこのくらいは許してほしい。
クッションを頭に包まるようにして全身を丸めて2人分のスペースに収まる。
「ん?なに。お前も入る?」
いつの間にかやってきたおともがすりすりと頭を寄せてくる。
スペースを開けてやればミミズクさんもやってきて2匹一緒に入り込んだ。
もぞもぞと動く様子にくすぐってぇ、と笑いながら迎え入れる。
おともたちの体温とセラフの匂いにだんだんと瞼が下がる。
勝手に使っているのは謝るけれど寂しかったから許してほしいと頭の中で言い訳しながらぼんやりとする意識を落としのだった。
締めの挨拶を終え、配信を切る。
四季凪と少しの雑談をしてからディスコードを閉じ、ぐっと伸びをして時計を見れば12時なんてとっくに過ぎていた。
ロウくん寝てるかな、なんて少し残念そうに笑い椅子から立ち上がった。
キッチンに向かって冷蔵庫からペットボトルを取り出し、水を飲む。
ソファの方を見ればその奥のローテーブルに彼のスマホがあり、持っていってあげようと近づいたところで丸くなっている赤い塊に気づく。
「え?」
フードの部分を持ち上げて退かすとその下からすやすやと寝息を立てる白狼が1匹。
びっくりしているとさらに2匹がひょっこりと顔を出す。
「おともちゃんにミミズクさんもいたんだ」
見上げる2匹をそっと撫でる。
きゅっと目を細めると主の方に何か言いたげに頭を向ける。
「うん、そうだね」
綺麗な寝顔を愛おしげに見つめ瞼にキスを落とす。
2匹がソファから飛び降りて離れたのを確認すると眠っている小柳を抱き上げ、冷たいフローリングをひたひたと歩く。
「ん、ん…あ、ぇ…せぁさ…?」
「起きちゃった?あとちょっとだからそのままでいてね」
「ぁい…」
寝室に着くと小柳を下ろし、自分もベッドに上がる。
膝を抱えて座る小柳を片手に布団を引き寄せ、一緒に包まる。
寝転がろうとするも座ったまま動かない小柳を不思議に思い、身体を起こす。
「どうしたの?ロウくん」
「せらさん」
そう問うと犬猫がやるようにぐりぐりと頭を擦りつけられる。
どうしたのかと頭を撫でつつ、再度名前を呼んでみればか細い小さな声で一言。
「嫉妬した」
「…え」
「おれにはあんな風にしてくれないのになぎさんには…」
場のノリでふざけた喧嘩や甘えたり小突き合ったり。
スパダリムーブとか…死ぬときも一緒だなんてずるいじゃないか。
一緒にいる歴も築かれた信頼も全て違うのだからしょうがないのはわかっているが小柳からしてみれば面白くない。
むっと頬を膨らまして拗ねた顔をする。
「なぎちゃんとは昔からああだからねぇ」
自然とあんな接し方になる。
VOLTACTIONはセラフが末っ子で年齢でいえば1人だけ学年が違うため、仲間であり弟のように思っているのだろう。
特に四季凪は保護者感を出してくることが多々ある。
セラフも彼らに出会うまで愛情を知らなかったが故、初めは困惑していたもののだんたんと素直に享受するようになった。
俯いた小柳と目を合わせようと頬を両手で挟み、顔を上げる。
いかにも不満です、といった目にくすりと微笑む。
「でもね、ロウくん」
寧ろ特別は小柳の方だ。
好きな人だからこそかっこいいところを見せたいし頼ってほしい、甘やかしたい。
小柳の額に己の額を合わせ、優しい声色でそう伝える。
「…せらさんずるい」
頬を赤く染め、ぎゅっと布団を握る。
可愛い、と青みがかった髪に指を通し、額にキスをする。
袖を掴んでこちらを見上げる瞳に微笑むと頬に手を添え、唇を合わせた。
耳をそっと撫でれば口が開かれ、その隙間から舌を入れる。
「んっ…ふ、ぁ…ッ…んぅ…」
ゆっくりと離れていくセラフの首に手を回し、引き寄せるとそのままベッドへ倒れ込む。
小柳を潰さないようにと横に手を付き、上体を支える。
「いいの?明日予定なかったっけ」
「べつにいい」
セラフの腰に足を絡ませ、キスをしにいく。
ちゅ、と啄むような可愛らしいキスを繰り返す小柳に嬉しそうな色を滲ませた目を向けた。
卑猥な水音と微かな喘ぎがほんのり明るい部屋に響く。
「声我慢しなくていいのに」
「ぅ、ッふ…ぁ、はずかし、…ッから、やだ…」
赤く上気した顔でぎゅっと眉根を寄せ、目を潤ませる恋人の頬を撫でると触れるだけのキスを交わす。
クラクラする甘さに身を任せ、そのまま柔らかい唇を食み、熱を持った舌を絡ませる。
もう挿れるには十分だろう。
傷つけないようにとゆっくり指を抜く。
「ぁ、う…ッ」
ヒクヒクと誘うように口を開けた後孔へ宛がうとぱくぱくと痙攣する入口が迎え入れ、自ら呑み込んでいく。
体格もあってか内臓が圧迫されて苦しい。
「ナカあっつ…」
「ッは、ぁ…ッ、う…」
「大丈夫?」
ゆっくりでいいよ、と撫でてくれる手に甘えるように頬をすり寄せる。
少し慣れてきて落ち着いた頃合にセラさん、と上手く回らない口で大丈夫だと伝えればゆっくりと動き出す。
「あ…ッ、んんっ…せぁ、さッ、ひっ…ぅッ」
自身の首裏に回し、必死に抱きついて啼く恋人に愛おしさを感じつつ、抱きしめながら腰を動かす。
ゆらゆらと浮かされた手を掴み、絡ませると嬉しそうに目を細める。
熱の篭った潤む目で恥ずかし気に見つめる小柳に角度を変え、何度もキスを落としつつ、ぷっくりと主張する胸の飾りへ手を伸ばした。
きゅ、と摘んでは捏ね、軽く引っ掻き、弾いてみたりと弄れば甘い声を上げ、快楽に腰を浮かす。
「ひ、ぁあ”ッ…!そぇやら…ッ…せぁ、さんッ、いく…ッ!いっちゃッ…!」
海老のように背を反らし、絶頂に達する。
余韻に浸っている間もなく、再び押し寄せてくる快楽に嬌声を上げる。
「あっ、ぅん…ッ、く…せぁ、せぁさ…ッまって、ッ…!いったばっかッ」
あっあっ、と奥を突かれる度に、色のある声が薄く開いた口から溢れる。
自身の首裏に回し、必死に抱きついて啼く恋人に愛おしさを感じつつ、抱きしめながら腰を動かす。
薄い腹をするりと撫でる手に嫌な予感がして身を捩るも力で勝てるはずもなく。
「ごめんね。一回だけ出させて」
「やぇッ…んやぁ”ぁ”あ”ッ!?」
形が浮き出た腹を撫でる手でそこをぐっと押され、ビクビクと身体が跳ねる。
一気に押し寄せた快感にナカが締まる。
「ッ…ぅ」
小柳が達したのと同時にセラフも吐精したようでずるりと引き抜かれるそれにすら反応してしまう。
事後の熱と疲れでぐったりとした小柳の頭をくしゃりと撫で、ゴムを捨てる彼の背中を眺める。
カーテンの隙間から射し込んだ月光に照らされた肌はところどころ小さなものから命に関わっていたであろう大きな古傷があり、彼の昔がどんなものだったかを語っていた。
「せらさん…」
のそのそと重い上体を起こすとその背にのしかかるように抱きつく。
「月が、綺麗ですね」
桜色の柔らかい髪が頬をくすぐり、こちらを振り向く。
マジックアワーの瞳が小柳を映すとやんわり形を変えた。
目を瞑れば唇に触れた柔らかい感触。
「死んでもいいくらい」
そう返すと本当には死なないよ、と微笑んだ。
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